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灯屋2「夏のSALE」 おすすめ商品のご紹介

いよいよ明日7月12日(土)より、灯屋2「夏のSALE」が始まります。

本日は台風一過ということもあり、銀座店も多くのお客さまにご来店いただいています。
皆さまセールのお品定めということで、いろいろな商品をご覧いただいていますが、お目の高さにスタッフも感心しております。

14日(月)からは通信販売でもご購入いただけますので、おすすめの商品をご紹介。
ぜひこのチャンスをお見逃しなく!

縞宮古上布にアフリカラフィア絞り付帯アフリカラフィア絞り付帯明るい琉球藍が美しい、すっきりとした縞の宮古上布にアフリカのラフィア絞り布で仕立てた帯をのせました。
自然布で出来たこの帯は、紬のお着物にもよく合うお薦めの帯です。
付け帯にお仕立てしてあります。

縞宮古上布 セール価格 235,000円 
アフリカラフィア絞り付帯 セール価格 113,000円



亀甲と十字絣本越後上布に藍色の海を泳ぐ魚達の名古屋帯藍色の海を泳ぐ魚達の名古屋帯軽くなめらかな肌ざわりの細い手績みの苧麻糸は、纏う者を癒してくれるほどのやさしさを持っています。
白地に藍の絣が美しい本越後上布、鈴木苧紡庵の越後上布だと思われます。

亀甲と十字絣本越後上布 (着物14-6-41) お仕立て直し セール価格 136,000円
藍色の海を泳ぐ魚達の名古屋帯 セール価格 26,800円



分銅つなぎの宮古上布に虫たちの図刺繍麻名古屋帯虫たちの図刺繍麻名古屋帯羽衣のように軽い、細く上質な手績みの苧麻で織られた宮古上布に、大麻で織られた美麻に笹舟を漕ぎパーティへ向かう虫たちを手刺繍した、灯屋2の創作名古屋帯を合わせてみました。

分銅つなぎの宮古上布 (着物14-6-47
セール価格 319,000円
虫たちの図刺繍麻名古屋帯 (帯14-6-67
セール価格 82,600円

このほかにもいろいろなお勧め商品がございます。
ホームページの商品につきましても、セール対象の商品かどうかなどお気軽にお問い合わせくださいませ。

磯遊び

サザエの帯に八重山上布を合わせて夏休みも近いですね。
そろそろ海にお出かけの計画も楽しい頃。

水着もいいですが、この夏、着物で浜辺のお散歩デビューは如何でしょう。

元気に転がっている様子がとても素敵なサザエの帯に、南の島で「海ざらし」をして織りを仕上げるという八重山上布を合わせました。
素足のまま裾を翻し、砂浜で遊んで下さいね。
きっとどんなビキニよりも目立つはずです

サザエの麻帯 27000円
八重山上布 172800円
身丈:4尺7分(約154.5cm) 裄:1尺7寸5分(約66.3cm) 袖丈:1尺1寸8分(約44.8㎝)

海老沢

朝顔の帯

微塵格子美麻上布に朝顔と流水名古屋帯利休と秀吉の逸話としてあまりにも有名な「朝顔の茶会」があります。
利休の屋敷の庭一面に朝顔が咲き、たいそう見事であるとの噂を耳にした秀吉が、利休に「明日の朝、そなたの屋敷の朝顔を見にゆくから」と伝えた。
翌朝、利休屋敷をたずねた秀吉は庭を見回したが朝顔などどこにもない、そのまま茶室に向かい躙口を開けて床を見ると、そこに、たった一輪の朝顔が入れてあった。
それを目にした秀吉は、無数に咲く朝顔にはみられない、ただ一輪の美しさに感動したと伝えられる。

写真のこの帯もそんな趣を感じさせる夏帯です。
藍色時に流水と蔓の延びた朝顔が白抜きで描きだされ、花の色が無い分、ピンクや青や紫の花の色を想像させます。
この夏はこんな大人な帯を麻の着物と合わせて着たいものです。
合わせた上布は長野県安曇群の美麻村で作られていた麻布で作られた上布。
現在では生産されていない貴重なものです。

朝顔と流水名古屋帯微塵格子美麻上布

朝顔と流水名古屋帯  32,400円
微塵格子美麻上布 (着物14-6-69) 102,600円 
身丈:4尺1寸7分(約158.5cm) 裄:1尺7寸4分(約66.1cm)

田中

華夏

御所時紋様絽小紋に四季の花々刺繍名古屋帯波頭文の中に桜、菖蒲、萩、鉄線、桔梗、撫子、おみなえしと可憐な花達が、華やかに咲き誇る豪華な刺繍帯。
しっかりとした刺繍を施された糸、多色な上に色糸の配色がモダンで、すっきりと涼を感じさせてくれる名古屋帯です。

涼しげな夏色のお着物は、御所解き紋様の滝壺に向かう真っ直ぐな水の線が気持ち良く、心を軽くさせてくれるような袂の長いおしゃれ着小紋。

少しカジュアルですが、木彫金魚の帯留めを游がせてみたくなりました。

四季の花々刺繍名古屋帯四季の花々刺繍名古屋帯に木彫金魚帯留

四季の花々刺繍名古屋帯 (帯14-6-56) 64800円
御所時紋様絽小紋 39900円
身丈:4尺8分(約155cm)  裄:1尺6寸5分(約62.7cm)
木彫金魚帯留 15000円

白井

てまり花

絽地両面染め万筋着物に銀糸織り波に鳥文様名古屋帯万葉集の歌にもあるように六月は鳴神月とよばれるそうですが、昨日からゴロゴロと誰の足をとどめようとしているのでしょうか?

さて、お稽古事に万筋の絽縮緬の着物に波模様の夏帯をしめて、お稽古におもきをおくコーディネイトにすると無地ものが多くなってさびしくなる時があります。
紫陽花絵羽模様三つ紋単衣羽織を合わせてそんな時は、行き帰りの楽しみに季節の羽織で楽しむことにしています。
紫陽花は今、あちこちで咲き誇り人々の目を楽しませてくれています。
できれば咲く前に粋に先取りで羽織っていたい羽織ですが、こんな素敵な紫陽花柄だったら今月いっぱいは楽しみたいものです。
今年は、ばたばたで紫陽花で有名な鎌倉の明月院まで足をのばせないでいますが、この羽織があれば大満足の気持ちにさせてくれます。
今年は、季節の羽織をプラスしてお着物をさらに楽しんでみませんか?

紫陽花絵羽模様三つ紋単衣羽織を合わせて

絽地両面染め万筋着物 44100円
身丈:4尺5分(約153.5cm) 裄:1尺7寸5分(約66.3cm)
銀糸織り波に鳥文様名古屋帯 (帯14-6-36) 32400円
紫陽花絵羽模様三つ紋単衣羽織 (着物14-6-15) 85000円 
身丈:2尺5寸7分(約97.7cm)  裄:1尺7寸2分(約65.4cm)
帯締め 6800円
絽地帯揚げ 4200円

徳永

小千谷縮の麻着物

小千谷縮 青地に幾何柄に雪の下アールデコ柄名古屋帯小千谷縮は越後上布と共に、国の重要無形文化財に指定されています。
江戸時代の中ごろ撚り糸を作って布にシボ(縮み)という小さなしわを作る方法が考え出され、越後上布に縮みを付けた「小千谷縮」が誕生しました。

シボのある麻織物のさわやかな肌触りは、武士やお金持ちの夏の衣料として人気がでました。

小千谷縮 青地に幾何柄写真の小千谷縮の着物は現代では見ることのできない、青地に大らかな幾何柄の絣が一面に織りだされています。
シボも細かく柔らかな肌触りで、汗をかく今の時期ではさらりと着て頂けます。
また、写真の様な染帯や麻の自然布帯など様々な帯合わせが楽しめます。

合わせた帯びは、雪の下をモチーフにしたアールデコ調の染帯。
こんなコーディネートでご友人とのランチなどにいかがでしょうか。
きっと楽しい時間が過ごせます。

小千谷縮 青地に幾何柄(着物14-6-45) 43,200円
身丈:4尺2寸(約159.6cm) 裄:1尺6寸8分(約63.8cm) 
雪の下アールデコ柄名古屋帯 21,600円

田中

異国風にも、江戸前にも

棒縞麻着物にインドサリー鳥模様名古屋帯帯しだいで、如何ようにも変貌するのがとても面白い、棒縞の麻きもの。

紗織のように透けたインドサリーで仕立てた帯を合わせると、まるで着物ではないような異国の雰囲気。
一方、珍しい海老模様の染帯を合わせると、一気に遊び心ある江戸前風に。
何れにしても、短めにキリッと着付けて素足に下駄で軽々と、麻の夏を楽しみたいですね。

棒縞麻着物に海老文染絽名古屋帯

棒縞麻着物 25000円
身丈:4尺(約152cm) 裄:1尺6寸5分(約62.7cm)
(身丈、裄とも出せます)

インドサリー鳥模様名古屋帯 34000円
海老文染絽名古屋帯 22050円

松田

下町の風物詩

薄藍鉄色地絣綿単衣にサリー半巾帯これからの時期、楽しい下町の夏のお祭りが目白押しです。
7月の6・7・8日は入谷朝顔市が開催されます。
入谷鬼子母神を中心として言問通りに、120軒の朝顔業者と100軒の露天が並び、毎年40万人の人出でにぎわいます。

また、都内最古の浅草寺では7月9、10日にほおずき市が開催されます。
10日に参拝すると、4万6千日お参りしたのと同じご利益があるとされ、古くからこの日の参拝も盛んでした。
境内にはほおずきを売る店が約120軒並び、色とりどりの浴衣姿でそぞろ歩きを楽しむ人々で華やぎます。

こんな、下町のお祭りには汚れを気にせず着られる綿着物がおすすめ。
写真の絣の着物は昼間の太陽の光に映える薄藍鉄色に、モダンな絣模様が施されるています。
半巾帯にはサリーを半巾帯に仕立てた、灯屋オリジナルです。

こんなワンランク上の大人のコーディネートでお出かけしてはいかがですか。

薄藍鉄色地絣綿単衣サリー半巾帯

薄藍鉄色地絣綿単衣 (お仕立て直し) 48,600円  
身丈:4尺5分(約154cm) 裄:1尺7寸5分(約66.5cm)
サリー半巾帯 (帯13-5-46) 23,100円  
長さ: 9尺5寸(約3m60cm)

田中

夏至

四つ雲に流れ文様宮古上布に桔梗絞り絽名古屋帯今週末は夏至。
一年で最も昼の時間が長く、この日を過ぎると本格的な夏が始まります。
暗くなるのが遅い分、お着物での外出もゆったりできます。
昼間の照り返すような陽射しを避けて、夕方からのお出かけも良いものです。
そんな時のコーディネートは上布でも、写真のような優しい色の宮古上布がお薦めです。

四つ雲に流れ文様宮古上布に桔梗絞り絽名古屋帯あえて自然布の帯ではなく、柔らかな絽の染帯をコーディネートしてみました。
納戸色の地に、桔梗の花と葉の輪郭が絞りになったやさしい印象の帯です。
桔梗は秋の七草のひとつで、熱い夏に秋の涼しげな気配を感じさせるモチーフとして、夏の着物や帯によく好ました。
着物はやさしいベージュ地に藍染めで文様を織りだされたすっきりとした宮古上布です。

四つ雲に流れ文様宮古上布 (着物14-6-34) 194,440円 
身丈:4尺2寸(約159.6cm) 裄:1尺6寸8分(約63.8cm)
桔梗絞り絽名古屋帯 21,600円

田中

藍を楽しむ

蚊絣綿薩摩解きにナイジェリアアデュレ絞り名古屋帯6月はまだ単衣の季節ですが、気温に合わせてお召し頂くのがこの頃のきものスタイル。
30℃を越す夏日には、小千谷縮に名古屋帯でのお出掛けを、おしゃれ着で楽しまれる方が増えてきたように思います。
この綿薩摩は、細かな絣と素朴な藍の美しさに心ひかれる、上質の素材。
さらりとしたまるで絹ような肌さわりと軽やかさは、湿度の高い6月にも心地よくお召しいただけます。
これからのお仕立てですので、夏を越した9月にお召しいただくのも、またお楽しみです!
寸法もたっぷりにお仕立て出来ますのでお探しのお客様ぜひ、ごらんください!

薩摩にのせたアフリカナイジェリアアデュレ藍の絞り、昔はどの家の軒下にも藍甕があり、それぞれの家で作っていたほどポピュラーな物だったようですが、今は、カラフルなプリント布にとって変わられ、美術館に行っても貸出し中で見る事が出来ない事もあるほど、希少な布になっているようです。
シンプルで飽きない藍と白の世界、お着物好きの方ならば、藍の色移りをわかっていても、ついつい締めたくなる帯ですね。

蚊絣綿薩摩解きナイジェリアアデュレ絞り名古屋帯

蚊絣綿薩摩解き 単衣仕立て 259,200円 袷仕立て280,800円
身丈:4尺4寸可(約167.2cm) 裄:1尺8寸2分可(約69.2cm)
ナイジェリアアデュレ絞り名古屋帯 59400円

白井