移り行く季節に寄せて


古来からの伝統に深く関わっている、着物というものを販売していると、流れ行く日本の美しい四季の恩恵に預かっているということを、深く実感させられます。

季節の節目毎の商品の入れ替えは、お客様の目にも新鮮で、我々スタッフにも嬉しい仕事です。が、それとともに、灯屋2では、店内のしつらえにも日々趣向を凝らして、季節を一歩先取りして皆さまをお迎えしています。

例えば、入って右手の掛け軸や、カウンターバックの大ノレン、さまざまのお花は、スタッフの自宅の庭から、朝摘みされた草花です。

 

そして季節は,桃の節句。

店内には、ふっくらとしたお顔立ちの木目込み人形のお雛様がならび、お出迎えしています。

立雛御掛物は、蔀關月(しとみせきげつ)の画。

蔀關月は、江戸時代中後期の大阪で活躍した浮世絵師でした。

月岡雪鼎(つきおかせってい)に絵を学び、安永以降は和漢の画法を研鑽し雪舟に法り、安永中期には絵師専業になり、姓を蔀に改め關月と号した。

「伊勢参宮名所図会」、「日本山海名産図会」などの挿絵を描いたことでも知られます。

 

 

※ 灯屋2銀座店はしばらくの間、営業時間を11:00~18:00とさせていただきます。

定休日は毎週水曜日となります。

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灯屋2銀座店

営業時間  AM11:00~PM18:00(水曜日定休)

東京都中央区銀座2-6-5 アサコ銀座ビル2F

TEL/FAX 03-3564-1191

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