晴明

 

 

 

藤は、「紫草」むらさきくさとも呼ばれる古典的な名花、名木であるそうな。

その姿は、まさに妖艶美麗と呼ぶにふさわしく、これからはじまる花たちの宴には、まず登場するにもまた、ふさわしく、貫禄もじゅうぶんである。

花を愛でるとともに藤蔓で衣服や籠を編んだり、昔から、藤と人間には、また、他の花とはちがう繋がりが、あるように思う。

元は、丸帯だった物を開き名古屋に仕立て直したので、帯幅が気持ち細い出来上がりになりましたが、とても質の良い、美しい帯になりました。

藤文様織開き名古屋帯50,000円+税 総丈9尺8寸(3m72)帯幅8寸(30、2ミリ)