アンティーク着物の灯屋2 ブログ
インド仕入れ旅行 その2
- 2009-10-27 (火)
- 灯屋2旅行記

マザーハウス1階にあるマザーのお墓です。
お花で ”TO LOVE AND TO BE LOVED” 「愛しなさい そして 愛されなさい」と書いてあります。
写真だと大型のバースデイケーキのようにもみえます。
いまもなお皆がどれほどマザーを愛しているかを感じずにはいられません。
この日も世界中からいろんな人が訪れていました。私もその中のひとり。

徒歩で約25分 ホテルへ帰る道すがら いろいろな人やお店とすれちがいます。
日本では見られない光景ですが、はじめて来た11年前のコルカタとはずいぶん違っています。
取り残された感じがしていたコルカタですがインド全体が少しづつ経済成長してるんですね。
10:00am いよいよ仕入れ開始です。
ホテルまで迎えにきてくれた車に乗り、1日かけてコルカタまで足をのばしてでも立ち寄りたいお店に向かいます。
布だけではなくインドのアーティスト達を支援育成している女性とスタッフでつくったお店で2007年にはThe weavers studioセンターも設立。
そこでは、紙、ガラス工芸、陶芸、美術、アクセサリー、音楽、演劇またそれに関係する書籍やCDなどもみることができるそうです。

店内には質の良い素敵な布がたくさん並んでいます。テンションが上がりあっという間に3:00pmになってしまいました。
顔なじみのスタッフにすすめられちょっと遅めのランチをいただきます。
とっても美味しいスタッフの手作りランチ (灯屋2のお昼となんだか似てる)と思いつつ、事務所の本棚をみるとたくさん日本版の布に関する書籍がおいてありました。
ここのお店では絞りのテクニックを日本語読みで”しぼり”と呼んでいます。
日本の染色技術はインドでも認められています。

空港までのタクシーに乗り込む時みたアイロン屋さん です。
17:00 コルカタを出発
明日から 2日間デリーでの仕入れです。
次回に続きます…
インド仕入れ旅行 その1
- 2009-10-26 (月)
- 灯屋2旅行記
こんにちは 銀座店白井です。
気持ちのよいこの季節
秋空にお着物でご来店くださるお客さまの美しい笑顔と着こなしにスタッフの心もはずみます。
先日、5日間の日程で店主渋谷と2人でインドに行きました。
今回はこの仕入れ日記を紹介いたします。
この時出会った布達が帯に仕立てられ、お店にたくさん並びはじめました。
ご覧くださった時、ふと思い出してお楽しみいただければうれしいです。
1日目 11:50am 定刻より10分早く成田国際空港を出発
今日の最終目的地コルカタまでほとんど1日かけて行きます。
最初の目的地デリー国際空港までまずは8時間30分の空の旅です。
ちなみにインドと日本は3時間半の時差があるため、日本時間は21時を過ぎていてもデリーはまだまだ夕方です。
16:55 デリー空港到着 ここで国内線に乗り換えます。
コルカタに向かうフライトまでの3時間は空港内で待機です。
椅子にすわりぼんやりしていると、サリーを着た女性達の姿が目にはいりインドに来たんだ…と嬉しくなりました。
空港内にはインド最新の足専用マッサージ機が設置されていて、さっそく体験してみました。
なんとなく得した気分で足どりも軽くコルカタ行きへ乗り込みます。

22:10 コルカタ空港到着
インフルエンザ対策の完全防備の服装で迎えてくれました。入国する人の額に小さなピストルのような物(たぶん体温計)
を当ててピッ! という音が鳴ったらセーフのようです。入国を許可され、タクシーでホテルへ向かいます。
23:55 もうすぐ日が変わります。東京から14時間…
ホテルに無事到着 明日からのワクワクする布との出会いを夢にみながら就寝します。
二度の機内食のカレーはどれもおいしかったなあ
2日目 6:30am 起床
カルカッタ(現在はコルカタ)と聞くと皆さん何を思い浮かべますか?
1946年 ヒンズー、イスラム教徒による宗教対立が起き、また翌年インドはイギリスより独立。
同時にパキスタン国が成立しました。その時、東パキスタンからものすごい数の難民がカルカッタになだれ込み行き場のない人々は路上生活をはじめます。
そのスラムに自らが入り 生活しシスターテレサは奉仕活動をはじめます。
マザーテレサと皆から呼ばれるよなった後も生涯かわらず。

ここコルカタにはマザーテレサ(1910年-1997年)の残したマザーハウスがあります。
今日の仕事は朝10時からスタートの予定。9時からの朝食前にひとりでマザーハウスに行ってきました。
午前7時過ぎにホテルを出ると制服を着たかわいい子供達に会います。コルカタの町はちょうど通学の時間。
日本のように友達と並んで歩く生徒もいますが、父兄が付き添い登校する家庭、そして学校の近くは人力車(リクシャー)の送迎ラッシュで驚きました。

38歳のマザーがたったひとりスラムでの奉仕活動を始めた時 まず最初にスラムの子供達への教育活動として青空学校をつくりました。
現在も子供達みんなが学校に通えるわけではありません。けれど子供達の瞳は希望の光を失ってはいません。
学びたいと願う子供の希望が叶う世界へ、皆が平等に教育を受けられるようにと願います。
可ナル舎5周年大特価セールのお知らせ
- 2009-10-20 (火)
- そのほかのお知らせ
最大50%割引!!
灯屋2の姉妹店、和家具、和箪笥、骨董の可ナル舎が開店5周年を迎えます。
5周年を記念して最大50%offの大特価セールを開催いたします。
店舗は府中市の甲州街道から10mと車でのアクセスには最高のロケーション。
ぜひ、秋の行楽のお帰りにでもお立ち寄りください。
以下、可ナル舎からのお知らせです。
可ナル舎は皆様のご愛顧に支えられ、開店五周年を迎えることが出来ました。
つきましては日頃の感謝の思いをいっぱいにつめ込んだ「大セール感謝祭」を行います。
最大50%の割引!を初め盛り沢山の特典をご用意してお待ちしております。
お誘い合わせの上、是非お越し下さい。
◇ 期間 ~ 10/30(金) 31(土) 11/1(日) 2(月) 3(火)
◇ 会場 ~ 可ナル舎店舗 (駐車場あります)
◇ OPEN ~ 10:00~19:00
詳しくは和家具、和箪笥、骨董の可ナル舎のサイトをご覧ください。
※灯屋2のセールではございません。
秋晴れの日
- 2009-10-13 (火)
- お客様のお写真 | 代々木本店レンタルフロア | 婚礼衣装レンタルのお客様
先日、当店にてお支度をさせていただいたご新婦、ご新郎様です。
髪を日本髪に結い上げて、手の込んだ刺繍が一面に施された貝合わせに貝桶文様の花嫁衣裳を纏われると、その姿はまるで昔の美人画からそのまま抜け出してきたようでした。
小さなお顔にきりっと涼しげな目元が印象的で、日本髪が本当によくお似合いでした。
とても美しい「日本の花嫁さん」をお支度させていただき、スタッフ一同もうっとりと幸せなひとときとなりました。
末永いお幸せを心よりお祈り申し上げます。
レンタルフロア 北島 着付け 松田
カメラマン 島田麻未さま
囲碁フェスティバル
- 2009-10-11 (日)
- そのほかのお知らせ
明日、10月12日(日)六本木ヒルズで行われる「IGO FESTIVAL~囲碁のある生活~」というイベントに灯屋2が衣装協力で参加いたします。六本木ヒルズの広大なアリーナを舞台に、いろいろな催しが開催されます。
ご興味のある方は是非ご来場ください。
囲碁フェスティバル 公式ページより
2009年は碁界を彩る4名の女流棋士に、男性棋士2名を加え、トーナメント形式で優勝を争います。2手10秒のスリリングな展開のなか、プロ棋士の研ぎ澄まされた頭脳と洗練された感性を皆様にご披露します。
妙花はメインステージにて開催いたします。
詳細はこちらをご覧ください。 http://www.igoamigo.com/igofes/index2.php
小宮染色工場訪問記
- 2009-09-21 (月)
- 灯屋2旅行記
先日、小宮染色工場を見学させていただいた時の様子をご紹介したいと思います。
灯屋2では小宮さんの江戸小紋を扱う事もあり、シミ抜きや洗張をお願いするうちにご縁が出来まして見学をさせていただける事になりました。
工房は昔ながらの土間の作業場で、天井には張り板が整然と並べられています。
正に、職人さんの聖域という感じです。私たちが見学したときはクーラーも入れていただいて、窓からの光も差し込む快適な工房といった感じでしたが、実際は湿度90%、真っ暗の工房内で裸電球の灯で手元だけを照らし、夏は噴き出す汗と闘いながら作業をなさっているそうです。
主に説明していただいたのは小宮康正さん。
江戸小紋の型を合わせていく事が難しいのかと思いがちですが、型を合わせていくのはそれほど難しいわけではないそうです。
それよりも1反(約13m)を長さを力加減を均等に型づけしていく方が難しいそうです。
江戸小紋というと、型づけのイメージが強いのですが、それだけではない作業が沢山ある事に驚きました。
今では染めの技術は科学的に証明できると思いますが、昔は経験と感覚、それこそ五感やそれ以外の感覚を研ぎ澄まして行われる作業なのでしょう。
その後、小宮康孝さんの染めに関するお話を伺いました。
染料の研究を長年重ねてきて、色ヤケしない、色落ちしない染料に辿りついたそうです。
小宮さんの江戸小紋は染めが良いのでシミなどがついてシミ抜きをしても、元々の江戸小紋の染めは落ちないという事です。
たとえて言うと、腕の悪いシミ抜き屋さんが作業してもシミだけが落ちるそうです。
色々な布を見せて説明をしていただきましたが、どれも美しく素晴らしいものでした。
越後上布に染めた布は本当に美しく、皆写真を撮ったほど。
小宮さんは、職人である以前に、物を見る目が素晴らしいのでしょう。
自然界の中の美しい物、それも人が気に留めない物でも見出す力のある方なのだと思います。
物の中に存在する美しさを見いだし、それを美しいと思える心のある方なのだと思います。
小宮さん曰く、「美しい物は自ら輝いている。」と。
小宮さん自身が輝いているのだとスタッフ一同思ったに違いありません。
工房の片隅にオードリーへップバーンがこちらの工房を訪れた時のお写真がありました。
奥さん以外に手を握ったのは彼女だけだと言った笑顔も輝いていました。
小宮さんは後世になっても価値が下がらない物を残していきたいとおっしゃっていました。
着物は新品でない限りは“古着”という扱いになってしまします。
そのためにも、色落ち、色ヤケしない江戸小紋を作りだしたのでしょう。
いつまでも美しい色を放っている着物なんて本当に素敵ですね。
最後になりましたが、お忙しい中お時間を作っていただいた小宮染色工場の方々に御礼を申し上げます。
訪れたスタッフにとって、とても思いで深い1日となりました。
アトリエ担当 上杉
成人式☆振袖レンタル&販売 ご予約好評受付中!
- 2009-09-20 (日)
- 代々木本店レンタルフロア
2010年度成人式振袖レンタルならびに販売用振袖、ご予約受付中です。
近頃、「他店にていろいろ試着してみたけど気に入るものが見つからない」、「アンティークの振袖を着てみたいけど着物のことが全然分からない」、「レンタルはまだ間に合うでしょうか…」というようなご相談を多く受けます。
9月も半ばを過ぎ涼しくなり、新春にお召しになる着物のイメージが湧きやすい季節になってきましたので、振袖レンタルをご検討中の方は是非一度、灯屋2へご来店ください。
新入荷の振袖も多数入り、約80点の商品の中からお好きなものをお選びいただけます。
まずはお好きな振袖をお選び頂き、ご希望のイメージで帯と帯揚げ・半襟などの小物をイメージに合わせてコーディネート!ビーズバッグや草履もお好きな物をお選びいただけます。
成人式当日の着付け&ヘアメイクもまだ若干名様のご予約が可能となっておりますので、ご希望の場合はお早めにお問い合わせくださいませ。
写真の振袖 販売価格157,500円
振袖レンタルはこちらのページをご覧ください。
新商品を加え、現在50着ほどの振袖を紹介しています。
今ならなんと、メダカ付き!| 灯屋 可ナル舎
- 2009-09-18 (金)
- そのほかのお知らせ
先日灯屋2の姉妹店、時代箪笥・和箪笥のお店、可ナル舎へ行ってきました。
車で甲州街道を一直線、府中の手前「白糸台交番前」の交差点を右折してすぐ。
新宿から約30分程で到着します。
多磨霊園へと続く参道沿いに、庭のある広々とした店舗を持ち、都内から30分とは思えないほどゆとりのある空間がつくられています。
今回は店で使う衣装箪笥を下見に行ったのですが、あまりにたくさんの箪笥のストックに圧倒され決断には至らなかったので、他のものを物色。
自分の自宅用に陶製の器を気に入って購入しました。
その後スタッフとの会話の中で「庭の水瓶でメダカが繁殖して増えすぎているんだよなぁ~」という話を聞いて、突如メダカを頂戴することに。
買ったばかりの陶器にメダカ数匹と水草を入れてもらい、予定外のおみやげをもって帰宅となりました。
今では私の自宅の出窓が居場所となり、近づくとエサをもらえると思って水面に上がってきます。
なかなかかわいいもので、起床後のエサやりが毎日の日課に。
メダカ飼育を検討中の方(あまりいないとは思いますが…)、今ならメダカを水草付きでお分けしているそうなので、是非お出かけしてみてはいかがでしょうか?
本日より可ナル舎は平和島での「平和島全国古民具骨董まつり」に出店いたします。
すがすがしい秋の日のお出かけに、ぜひお立ち寄りください。
第130回「平和島全国古民具骨董まつり」
会場:東京流通センター(東京モノレール 流通センター駅より徒歩1分)
日時:9月18日(金)~9月20(日)
AM10:00~PM5:00(最終日はPM4:00まで)
灯屋可ナル舎は81・82番ブースに出展します。
みさやま紬
- 2009-09-14 (月)
- 銀座店ギャラリー
こんにちは、灯屋2銀座店です。
アンティークモール銀座8周年大感謝祭・灯屋2 秋の新作展へのたくさんのお客様のご来店、心より感謝いたします。
開店30分前から何人ものお客様に並んでお待ち頂き、心よりうれしくお礼申し上げます。
最初にご紹介いたしました品物もおかげさまで多数売約済となりましたが、まだまだ秋は始まったばかり、季節を楽しむ美しい着物と帯を続けてご紹介してゆきますのでご期待ください。(HPの商品更新は今週金曜日の予定です。)
大感謝祭も9月22日まで開催しております。灯屋2も期間中は19:30まで営業、定休日なしでお買い上げ金額10%の商品券を進呈しております。
どうぞ2度も3度もご来店ください。
<時代とともに…>
日本人の服装が着物から洋服に変わったのはやはり戦争を境目としているようです。
人々が着物で暮らしていた頃の日本には6月、9月の単衣時期には単衣用の反物が織られていたそうです。
錦紗という織物もそうです。とても細い糸で織られているため、現在ではもう織られていないようです。
しなやかな肌ざわりや地紋織りの美しさは古き良き美しい日本の風景を映し出しているかのようです。
アンティーク着物をお好きな方は、皆さんご存じでしょう。
今回ご紹介のみさやま紬は信州松本の三才山で作られています。
山野に自生する草木によって何度も染められた糸を使い丹念に織りだされた紬です。
特徴としては100%草木染で主に玉葱、漆、栗、桜、山胡桃、蘇芳などで染め、
糸は経糸に絹の生糸、緯糸に真綿の紬糸を使い、柄は信州紬の持ち味でもある縞、格子を主としたシンプルなものが多いようです。
ご覧頂いている着物も美しい金茶色にところどころにベージュ色の横段が入り、
草木染の透明な美しさが存分に出ているお着物です。
このお着物は単衣仕立てです。
本来単衣は9月までとされていますが、袷のお仕立てに直せば袷の時期にも着ていただけます。
4月中旬頃から、または10月頃の袷の時期もむしろ単衣の方が軽快に過ごせます。
皆様の着物まわりにも一枚加えてみてはいかがでしょうか。
みさやま紬
裄:1尺7寸8分(約67.6cm)
身丈:4尺1寸(約155.8cm)
68250円合わせた帯:インドカンタワーク名古屋帯 67200円
ウズベキスタンアドラス名古屋帯 48300円
灯屋2の姉妹店 和箪笥、和骨董の可ナル舎では、9月18日(金)~20日(日)の期間、平和島、東京流通センターでの第130回「平和島全国古民具骨董まつり」に出店いたします。
けやきの木目が美しく状態が極上の米沢衣裳箪笥2竿など必見の目玉商品もございますので、さわやかな秋の日のお出かけにいかがでしょうか。
単衣の季節
- 2009-08-25 (火)
- 代々木本店2階ギャラリー
夕暮れ時の風も少しずつ涼しくなり着物の衣替えも、もうじきです。
9月を前に今回は単衣の着物をご紹介いたします。
深い藍に生前と細かな亀甲絣が並んでいます。
その布の名前は綿薩摩。
木綿の中でも特に細い糸を使い、一反を織るには半年を費やすそうです。
大島紬や結城紬を着尽くした方が最後に求める綿織物とも言われます。
このような品格のある着物にも、気負うことなく、さり気なく帯を合わせたいものです。
昔から人々に愛されている文鳥。
江戸時代の絵画や浮世絵にも見られる鳥です。何羽いるのか。
今にもチイチイとさえずりも聞こえてきそうです。
蒔絵風の台が付いた豪華な鳥籠も描かれ、どんなに大事にされていたかと思います。
手乗り文鳥を飼っている方もいらっしゃるのでは…。
代々木店 斎藤
綿薩摩単衣 241,500円
文鳥柄染縮緬名古屋帯 65,100円
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