岸本景春作 吉祥唐草文様刺繍袋帯
帯22-03-15
ご売約済
縦浮き織りで菱紋を織り出した帯地の上に、極楽浄土の世界観が表現されています。
金銀泊やモール糸、刺繍糸にそれらを絡ませたものなど色々な糸を用いて、あらゆる技法を駆使して、刺繍が施されています。
作者は、大正から昭和初、中期にかけて、日本の伝統に西洋の美を加え、世界的な流行の畝りの中で、自身の作風を追求して行き、刺繍を芸術の高みまで押し上げていきました。
いくら眺めても尽きない魅力を秘めた作品です。
丈のタップリある袋帯です。