正藍冷染(しょうあいひやしそめ)名古屋帯
帯21-06-36
長さ:9尺5寸(約361cm)
帯巾:8寸2分(約31.2cm)
ご売約済
「正藍冷染」は、熱を加える事なく自然のままに発酵を促す為、染めの出来るのは、初夏のごくわずかな期間。
藍を種から育て、藍玉をつくる、現存するこの日本最古の染色技法は、昭和20年代には、千葉家を残すのみとなりました。
白地の上にやさしく、清らかなる藍染め。
自ら、麻を栽培し、機織りをした布に藍染めをした初代千葉あやのは、昭和30年に国の重要無形文化財技術保持者、藍染めの世界では、唯一の人間国宝に指定されました。
この帯は、作名はなく、糸も少しちがうようですが、その技術は、2代目よしの、現在のまつ江さん受け継がれ大切に守られています。
心に響く美しい名古屋帯です。