麻地小鼓御所解き文様刺繍開き名古屋帯
ご売約済
帯18-6-37
おそらく明治時代初期のものだと思いますが、刺繍が施された古い麻地から仕立てた開き名古屋帯です。
黄朽葉色(きくちばいろ)の大変珍しい染織品です。
紅花染めの桜の花が優しく、白波や雲取りの染め抜き文様が上品さを漂わせます。
落ち着いた地色に友禅染めの文様と刺繍が相まって、華やかさと美しさを滲ませ、着物好きな方はもちろん、古布好きの方にもご納得頂ける逸品です。
宮古上布や越後上布など、糸味のよい上質な上布と組合わせるととてよく合い、藍地、白地どちらの着物にも綺麗にお使い頂けます。
今回の展示会でお勧めしたいとても素敵な帯です。