帯16-12-29
ご売約済
山鹿精華は、京都で、大正から昭和40年代まで、手織錦と称して独自の織物を数多く手掛けていました。
パリ万博出品の「孔雀」でグランプリに輝き、一気に名声が高まりました。
この帯は、お太鼓柄が2つある2通りの2重太皷に対応できる帯として織らていて、当時のものとしては珍しく、1丈2尺(約456cm)で織られています。
垂れ先にかわいい飾りが付いていて、左手に精華の文字が読み取れます。
少し使用感はありますが、巾も8寸2分(約31.2cm)あります。
「宝石のような瑠璃の名器、切子文様が光り輝き、飾る麗花も又、氷るような相対的美を表現しようとしている」といった、手書きの推薦文も付いています。