御売約済
帯14-6-54
京都の染屋「吉岡」の主人であり、大阪芸術大学の教授でもあった染織作家、吉岡常雄氏。
ローマ帝国やインカ帝国の皇帝の紫色のマントを染めていた古代染織「貝紫」や、天平時代の赤の再現など、日本の染色帆に多大な功績を残されました。
貝紫を求める旅の中で、南米、地中海に幾度となく足を運び、その土地にまつわるものなど、多くのユニークな作品を作られています。
この帯は北米から南米の高地に生息するピューマ(南米のペルーやエクアドルの先住民族ケチュア族の言葉でプーマ)をモチーフに選んだもので、貝紫によりプーマが染められています。