この時期、代々木は夏休みを頂いています。
渋谷はこの5年、新潟村上市の北の山懐、街道の終わる所の小さな集落の中の古民家で避暑。
愛犬のラブラドルレトリバーも一緒、草取りの邪魔をしながら田舎を味わっています。
彼女は涼を求め、1日中家の前の沢に浸かりきり…
田舎家を管理して行く苦労(五行苦と呼んでます)を楽しみに替えて、美味しいビールを飲みながら夏を過ごしています。
銀座から届く、皆様のご来店の様子の連絡もとても楽しみ。
まだまだ続く極暑の中、ご自愛くださいね。
渋谷
チィチィ、ミンミン、ツクツクとせみの声が、季節の移ろいをおしえてくれています。
自然の恵みをいただき、健康で笑顔の毎日を送れる事に感謝し、日本が平和な国であるようにと心から祈ります。
お着物のきまり事としては、9月中旬くらいから単衣にかわります。(正式なお茶席も、お昼間なら9月15日までは絽で構いません。)
ただ、この時期の残暑は厳しく、いつまで夏物を活かして過ごすかは着物ライフの課題です!
9月になったから、単衣じゃなくては!と生真面目に思い込まず、普段のお出掛けならば、お着物の素材は気温に合わせてお選びになり、図柄、小物、お襦袢の色などで季節を取り入れた着こなしで良いかと思います。
四季のある日本だからこそ、先人達がどんな風に着物を着る物として生活の中に取り入れていたのかも体感出来、今まで気にとめなかった事に出会ったりと着てみるとお特があるかも…
暑いからと思わず、愉しみ事としてお召しになってみてください。
錦紗の単衣が、おすすめというのは以前よりお話していましたが、このお着物と帯はまた不思議な魅力。
灰緑の濃淡が、川底と光を映す水のように染められた上に流水文と鯉がいるモダンな単衣。
いたずら描きのような細い銀線で水面のきらめきが、表現されている繊細さは、現代にはない感覚でしょう。
渓谷の滝から水が落ち、木樹の茂る風景、連なる山々そして貝と波、これらの模様それぞれが、色紙つぎの文様に織られている帯。
まさしく、森と川と海はつながっているというメッセージのよう。
海の豊かさと森林の大切な関係。
人間は自然の中で生かされているという事を昔の人は、ちゃんとわかっていたのですね。
日本の自然を心から大切にしたい、そして感謝を込めてありがとう。
流水と鯉錦紗単衣 78000円
身丈:4尺1寸2分(約156.6cm) 裄:1尺7寸5分(約66.5cm)
山の風景、貝と波の色紙つぎ丸帯 22500円
白井
暦の上では、「立秋」涼しい風が立ち始める時節とあります。
そういえば、ふと、顔を撫でる風の事でしょうか・・こんなに暑いけど、秋もそこまで来ています。
銀座店内も9月になると、夏小物は単衣の素材へとかわります。
毎年、夏に向かう季節のはじめ、絽の帯揚げをお探しに見える方が、必ずご来店されます。
麻の半衿は、簡単に手洗い出来るので、単衣の時期にも重宝します。
8月いっぱいは、感謝を込めてお買上商品価格10%の商品券進呈させていただいております。
夏小物、お求め忘れは、ございませんか~
八重山上布 189000円 身丈:4尺3寸5分(約165.3cm) 裄:1尺8寸(約68.4cm)
対馬木綿名古屋帯 68250円
トンボ玉帯留 8400円 絽帯揚げ 2500円、4200円
トンボ玉根付け 9775円 芭蕉布かご巾着 22000円
白井
芝山細工の芦雪作の帯留です。
茶褐色にお椀をかむったような団栗。
ふっくらとした実がくりくりした眼にも似て、団栗まなこと表したりします。
素材は黒サンゴ。
このサンゴは松のような姿で生息しているところから「海松(うみまつ)」といわれています。
植物が色替わりする秋。
サンゴの粒が並ぶ帯留は、山地に自生する「うめもどき」など秋の実色にも似ています。
8月10日付ブログにて、きものと帯とでコーディネイト使用しています。
もう1点は夏の小蕪。
黄銅でできた帯留の葉の部分の折り重なり具合もほれぼれするような精巧な造りになっています。
あわせる帯選びも楽しめそうな品ですね。
団栗帯留 47,250円
小玉サンゴ帯留 12,600円
蕪帯留 89,250円
斉藤
夕暮れ時、家路へと急ぐ海鳥の群れでしょうか。
アンティークのきものや帯の柄にはストーリーがあり、この着物の空の色ひとつとってもいろいろな情景が想像できます。
この着物をスタッフ皆で見ていても、「きれいな青空」「夕暮れ時の海」「夕立前の急な雨雲に鳥達が慌てている」など、とらえかたが違っていて、それぞれが心に描く空想の世界を言葉にするのも、新鮮で面白いねと話したのでした。
生地は、透け感が涼しげな縦絽の小紋。
9月頃までお召しいただけます。
海鳥の文様縦絽小紋 72,000円
身丈:4尺2寸(159㎝) 裄:1尺8寸(68㎝)
松に貝の色紙文様絽丸帯 22,500円
黄水晶帯留 17,850円
北島
今回も虫の帯をご紹介します。
鉄紺の葦の織柄紗地に籠の縁取りの黄赤が映え、まだ残暑が残る季節なので明るい薄鼠色の鮫絽小紋とあわせてみました。
秋も近づくと虫の鳴きも増えてきます。
虫聴の文化は、他国にはあまりみられない文化かもしれません。
お隣り中国では、小さな鳴く虫を小箱に入れポケットなどに入れ持ち歩きながら声を楽しむ習慣があったそうです。
自然や四季の変化があるから育てた文化ですね。
子供達にとってはカブトムシのほうが人気ですが、年を重ねると耳に響く虫のほうに惹かれます。
このむわっとした熱気の暑さが少し収まる夜に鳴くからこそ、余計に涼しさを感じるのでしょうか。
絽江戸小紋 48,300円
身丈:4尺2寸(約159.6㎝) 裄:1尺6寸8分(約63.8㎝)
虫籠の図紗名古屋帯 35,700円
*総寸法 338㎝と短めで、前柄は関西巻きとなっております。
斉藤
立秋を迎え、灯屋2の店内も少しずつ秋色に変わりつつありますが、今から9月の単衣の頃に向けての夏物もまだまだ入荷しております。
こちらは、ヨットの風景模様の絽の開き名古屋帯です。
大正時代の後期から昭和の初期にかけて、こういったヨーロッパの静物画のようなものを日本的な表現で真似、模様にしていたそうです。
大正時代になると、西洋への憧れや親しみが人々へ広く行き渡ったことで流行したのだとか。
自由に大胆にきものを楽しんでいたのでしょうね。
ヨット風景模様絽の開き名古屋帯 54,000円
只今、8月31日まで「お買上商品価格10%の灯屋2クーポン進呈!!」のキャンペーン中です。この機会に是非お越し下さいませ。
*お直し代金など一部対象外もございます。ご了承ください。
北島