夏の着物ライフ

夏の着物ライフチィチィ、ミンミン、ツクツクとせみの声が、季節の移ろいをおしえてくれています。
自然の恵みをいただき、健康で笑顔の毎日を送れる事に感謝し、日本が平和な国であるようにと心から祈ります。
お着物のきまり事としては、9月中旬くらいから単衣にかわります。(正式なお茶席も、お昼間なら9月15日までは絽で構いません。)
ただ、この時期の残暑は厳しく、いつまで夏物を活かして過ごすかは着物ライフの課題です!

9月になったから、単衣じゃなくては!と生真面目に思い込まず、普段のお出掛けならば、お着物の素材は気温に合わせてお選びになり、図柄、小物、お襦袢の色などで季節を取り入れた着こなしで良いかと思います。

夏の着物ライフ四季のある日本だからこそ、先人達がどんな風に着物を着る物として生活の中に取り入れていたのかも体感出来、今まで気にとめなかった事に出会ったりと着てみるとお特があるかも…
暑いからと思わず、愉しみ事としてお召しになってみてください。

錦紗の単衣が、おすすめというのは以前よりお話していましたが、このお着物と帯はまた不思議な魅力。
灰緑の濃淡が、川底と光を映す水のように染められた上に流水文と鯉がいるモダンな単衣。
いたずら描きのような細い銀線で水面のきらめきが、表現されている繊細さは、現代にはない感覚でしょう。

夏の着物ライフ渓谷の滝から水が落ち、木樹の茂る風景、連なる山々そして貝と波、これらの模様それぞれが、色紙つぎの文様に織られている帯。
まさしく、森と川と海はつながっているというメッセージのよう。
海の豊かさと森林の大切な関係。
人間は自然の中で生かされているという事を昔の人は、ちゃんとわかっていたのですね。
日本の自然を心から大切にしたい、そして感謝を込めてありがとう。

流水と鯉錦紗単衣 78000円
身丈:4尺1寸2分(約156.6cm) 裄:1尺7寸5分(約66.5cm)  
山の風景、貝と波の色紙つぎ丸帯 22500円

白井

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