きもの小物、いろいろ

野遊びの小鳥や網干の貝がら、カラフルなストライプ。
アンティークのきものや襦袢からとった、帯揚げの数々です。身に着けて、柄が見えなくなってしまったとしても、またほどいて拡げたときに、自分の好きな模様であったり、手触りの良い布地であったりするだけで、とても嬉しい気持ちになるものです。
これからの季節に、縦絽や絽縮緬のアンティークの刺繍半衿や、かわいらしい帯留などもご用意しております。

帯揚各種 刺繍半衿各種 帯留各種

帯揚各種(短めのものも含まれます) ¥2,000~¥5,000
刺繍半衿各種 ¥5,000~¥8,000

帯留 上から
珊瑚細工梅 39,900円 琥珀アールデコ風 8,400円 貝細工小菊 8,400円
金細工仔犬 18,000円 柘植細工眠り猫 16,000円

松田

柿図帯

秋果のものは、果物店でもにわかに色彩そして匂いに満ち賑やかなもの。
まわりの草木の紅葉と同様に熟れた赤みが秋らしいです。
黒地と鮮やかな紺藍色の帯は染め帯に、渋めの枯色のベージュの帯は、絣柄となっています。
3点共に薄地ですので、単衣からご着用いただけます。
枝ぶりの力強い節々や曲がり具合、あんぽ柿のようなちょっと熟した色目、果肉の甘い香りに誘われ高枝に停まる鳥。
同じモチーフの題材でも、表現の仕方で三種三様で楽しめます。
野生的な自然の柄ですので、素朴なタッサ―シルクのきものとあわせてみました。

タッサーシルク単衣と黒地柿の図染名古屋帯 柿図帯 柿図帯

タッサーシルク単衣 89,250円(着物10-9-5)
身丈:4尺4寸(約167.2㎝) 裄:1尺8寸2分(約69.2㎝)

黒地柿の図染名古屋帯 79,800円(帯12-10-8)
柿の図絣名古屋帯 29,400円
柿に鳥の図染名古屋帯 21,000円

斉藤

あざみと葛の花

ピンクのあざみが一面に咲いた絽縮緬の小紋です。
あざみは夏から秋にかけて咲く花。夏あざみ、秋あざみと見たてて、6月から9月までお召しいただけます。
秋に向かう今時期は、群青の板締絞りのような錦紗地は個性的ですが、細筆で控えめに描かれた葛の花があくまで上品な名古屋帯をあわせました。
あざみの葉の色のような瑪瑙の帯留をアクセントに、秋めく気配を楽しめる、おすすめのひとそろいです。

あざみ絽縮緬小紋と葛模様錦紗縮緬染名古屋帯 あざみ絽縮緬小紋と葛模様錦紗縮緬染名古屋帯

あざみ絽縮緬小紋 78,000円
身丈:4尺7分(約154.6㎝) 裄:1尺7寸5分(約66.5㎝)
葛模様錦紗縮緬染名古屋帯 25,200円

松田

-秋はすぐそこまで-

-秋はすぐそこまで-夏休みやお盆休みが終わり、また今週からお仕事に向かう日々が始まった方も多いのではないでしょうか。

立秋を過ぎ、処暑を過ぎ、と少しずつですが確実に秋に近付いてきています。
午前中から30度、最高気温が35度を超える猛暑から解放されるだけでホッとしてしまうのは私達だけではないはずです。

銀座店では少し暑さのおさまった夕方からのご来店が多いと聞きます。
この暑さでもお客様がいらしてくださる事に、アトリエからも御礼申し上げます。

処暑になると、秋の支度を始める頃とありますがまだまだこの暑さ!
少し涼しくなってくると、(もしかしたら)この暑さで冷めていた着物熱もグッと盛り上がってくるのではないでしょうか。
アトリエでは、まさに季節の先取りで7月後半から秋物の製作に取り掛かり、もう既に出来上がっている着物、帯が沢山あります。

アトリエの窓から見える銀杏並木もほんのりと色づいてきました。
虫の音と共に、皆様にご紹介できると思いますので楽しみにお待ち下さい。

アトリエより 森・柳

秋の訪れ

今朝、銀座の中央通りで大きな大きな蜻蛉が飛んでいるのを目にしました。
オニヤンマでしょうか、一瞬のことでまさか銀座にと目を疑いましたが・・・
少し感じられるようになった涼風とともに、ひそかに秋の訪れを告げてくれたかのようです。
灯屋2の店内も、少しずつ秋色めいてまいりました。
萩に秋草、雲取りと今頃から9月にかけてお締めいただける名古屋帯です。
どちらもお着物からお仕立て直しいたしました。
ぜひ、店頭にてご覧ください。

花丸文と雲取り秋草の図錦紗名古屋帯 萩の図絽縮緬名古屋帯 花丸文と雲取り秋草の図錦紗名古屋帯と萩の図絽縮緬名古屋帯

花丸文と雲取り秋草の図錦紗名古屋帯 39,900円
萩の図絽縮緬名古屋帯 35,000円

北島

残暑お見舞い申し上げます。その2、銀座店より。

貴重な夏休みを使って本当に暑い中をご来店下さり、スタッフ一同感謝申し上げます。
他にもご紹介したいお客様は、もちろん大勢いらっしゃるのですが、猛暑の中、お着物姿・笑顔でご来店いただいたので、思わずお写真を撮らせていただきました。
お盆休み中はいつもと少しちがい、ご主人様もご一緒に家族全員でご来店くださったり、ご遠方より「いつか必ず来たかったの~」と飛び込んで来ていただいたり、スタッフにとってもドラマティックに感じる出来事ありと、いつもと少しちがった時間がお店に流れているようでした。
8月もあと10日ほどになりましたが、まだまだ残暑厳しき折、皆様どうぞご自愛くださいますよう。
今年は、暑くて、夏着物の出番が足りなかったなあ…と思ってらっしゃる方は、まだまだ間にあいます!
どうぞ銀座にお出掛けください。

残暑お見舞い申し上げます 残暑お見舞い申し上げます 残暑お見舞い申し上げます

白井

兎の帯

空が澄みわたり月が明るく見える九月の月。
仲秋の名月と呼ばれる時期。
実際暑く、まだまだちいさな秋というところでしょうか。
月の海を兎に見たてるところは、古来月に思いを寄せる日本人ならでは。
次の夕刻に見られるのは、9月19日(木)。
兎の帯でお月見もいかがでしょうか。
塩瀬地の手描き帯は、オリジナル。
秋草の羽織ものを着た兎達。
臼を運び興じた姿がリズミカルに楽しい帯です。
黒紗地の帯は銀糸の扇面に白兎、織り模様となっています。

兎図塩瀬染名古屋帯と兎図紗織名古屋帯 兎図塩瀬染名古屋帯と兎図紗織名古屋帯

兎図塩瀬染名古屋帯 81,900円
兎図紗織名古屋帯 48,000円

斉藤

まだ暑い秋の礼装に

ブルーのグラデーションは夕闇に沈む空の色、野の花は昇りゆく月に白く照らされているようです。
まだまだ陽射しの照りつける9月の列席などに、おすすめしたい訪問着。
日中は日に透けて涼しげに、夜になれば透け感は影をひそめ、深い青が冴えます。
絹地は、地紋を立涌模様に浮き上がらせた織りが大変珍しく、縦に走る漆糸のラインがきらめいています。
帯は名古屋仕立てですが、銀糸で織られた格調高いもの。
暑い時期は、無理に袋帯で二重太鼓を締めなくても、しっかりした織りのものであれば問題ありません。
昼のお式と夜の2次会、それぞれで違う顔を見せてくれそうなきものです。

秋の花々模様単衣訪問着に秋草模様織名古屋帯 秋の花々模様単衣訪問着 秋の花々模様単衣訪問着

秋の花々模様単衣訪問着 86,000円
身丈:4尺(約152㎝) 裄:1尺6寸5分(約62.7㎝)
秋草模様織名古屋帯 44,100円

松田

白粉花|帯

三秋の花。
夏から秋にかけての夕暮れに花開くので、「夕化粧」という別名もあります。
フランスでは「夜の美人」とも呼ばれ画像では渋い色めに映ってしまいましたが、緑みを帯びたきれいな納戸色のブルーがまさに日が暮れた時刻を感じさせ、絞り染めの1輪の白い花がより映えて美しいです。
画像ではほんのりぼかしの白雪のような水玉のあるやさしいベビーピンクの着物にあわせ可愛らしく。
グレーの紗着物などとコーディネートすると大人の装いにも変化しそうです。

水玉柄絽小紋に白粉花図染絽名古屋帯 水玉柄絽小紋に白粉花図染絽名古屋帯

水玉柄絽小紋 48,300円
身丈:4尺1寸(約155.8㎝)裄:1尺7寸5分(約66.5㎝)
袖丈:1尺2寸6分(約47.8㎝)
白粉花図染絽名古屋帯 34,000円

斉藤

矢羽根模様への想い

大きなの赤い矢羽根模様に、色とりどりの秋草が咲き乱れるアンティークの単衣。
薄手の絹に、一面銀糸が絽目のように織り込まれ、よく見るとそれは紗綾型の地紋のように形取られており、とても凝ったつくりになっています。
日本の景気が上がり、作る端からきものが売れていったこの時代は、呉服屋も職人もそしてもちろん着る本人も、従来のものでは飽き足らず、同じ技法であっても何かしらの新しい趣向を凝らしてきものが作られたそうです。

大ぶりの矢羽根模様に草花を散らした図案自体は、この時代のモチーフとしてはよく見られます。時代劇の女中姿でもおなじみのように、矢羽根模様は江戸時代からの定番で、魔を除ける、または一度放つと戻ってこないことから結婚の時にこの文様のきものを持たせるなど、数多く用いられてきましたが、相手の心を射抜くということにも通じることから恋愛成就に担がれることもあったようです。
この時代の女の子たちも、そんな自分の想いを秘めてきものを作ることもあったのかもしれません。
異国の目新しいものを輝くまなざしで見つめた大正、昭和初期の華やかな少女たちをイメージして、アールデコ風の刺繍帯を合わせてみました。

矢羽根に秋草単衣小紋 矢羽根に秋草単衣小紋にアールデコ草花刺繍名古屋帯

矢羽根に秋草単衣小紋 64,000円
身丈:4尺5分(約153.9㎝) 裄:1尺7寸5分(約66.5㎝)
アールデコ草花刺繍名古屋帯 126,000円

松田