下町の風物詩

薄藍鉄色地絣綿単衣にサリー半巾帯これからの時期、楽しい下町の夏のお祭りが目白押しです。
7月の6・7・8日は入谷朝顔市が開催されます。
入谷鬼子母神を中心として言問通りに、120軒の朝顔業者と100軒の露天が並び、毎年40万人の人出でにぎわいます。

また、都内最古の浅草寺では7月9、10日にほおずき市が開催されます。
10日に参拝すると、4万6千日お参りしたのと同じご利益があるとされ、古くからこの日の参拝も盛んでした。
境内にはほおずきを売る店が約120軒並び、色とりどりの浴衣姿でそぞろ歩きを楽しむ人々で華やぎます。

こんな、下町のお祭りには汚れを気にせず着られる綿着物がおすすめ。
写真の絣の着物は昼間の太陽の光に映える薄藍鉄色に、モダンな絣模様が施されるています。
半巾帯にはサリーを半巾帯に仕立てた、灯屋オリジナルです。

こんなワンランク上の大人のコーディネートでお出かけしてはいかがですか。

薄藍鉄色地絣綿単衣サリー半巾帯

薄藍鉄色地絣綿単衣 (お仕立て直し) 48,600円  
身丈:4尺5分(約154cm) 裄:1尺7寸5分(約66.5cm)
サリー半巾帯 (帯13-5-46) 23,100円  
長さ: 9尺5寸(約3m60cm)

田中

スタッフの休日…ではなく銀座の休日

銀座の休日先週末、山王祭りが銀座でありました。
山王祭りは、日本三大祭りのひとつに数えられるほどの大きなお祭り。
赤坂と銀座での1年交代で、今年は銀座の番。
赤阪:日枝神社のお神輿さんが、銀座にいらしてお練りを行い、銀座界隈を清めて下さいます。
中央通りの一車線が通行止めになり、日本橋から新橋に向かって長いお練りが続きます。
江戸時代から続いたお祭りらしく、着物の文様で目にするような姿が見られました。
銀座の休日隠れ傘を付けた年配女性達、裃を付けた男達、葵のご紋の目隠し布、さんばそうの鈴を鳴らす若い女性達、そして天狗さん。
列の最後には、子供達のわっしょい!の声が銀座通りに響き、沿道の笑顔をさそいます。
おごそかで和やかな…まるで銀座の休日のようでした。
8月には、浴衣でお楽しみいただけるイベントもございます。
ぜひ、夏のお着物でお出かけ下さい!

白井

夏至

四つ雲に流れ文様宮古上布に桔梗絞り絽名古屋帯今週末は夏至。
一年で最も昼の時間が長く、この日を過ぎると本格的な夏が始まります。
暗くなるのが遅い分、お着物での外出もゆったりできます。
昼間の照り返すような陽射しを避けて、夕方からのお出かけも良いものです。
そんな時のコーディネートは上布でも、写真のような優しい色の宮古上布がお薦めです。

四つ雲に流れ文様宮古上布に桔梗絞り絽名古屋帯あえて自然布の帯ではなく、柔らかな絽の染帯をコーディネートしてみました。
納戸色の地に、桔梗の花と葉の輪郭が絞りになったやさしい印象の帯です。
桔梗は秋の七草のひとつで、熱い夏に秋の涼しげな気配を感じさせるモチーフとして、夏の着物や帯によく好ました。
着物はやさしいベージュ地に藍染めで文様を織りだされたすっきりとした宮古上布です。

四つ雲に流れ文様宮古上布 (着物14-6-34) 194,440円 
身丈:4尺2寸(約159.6cm) 裄:1尺6寸8分(約63.8cm)
桔梗絞り絽名古屋帯 21,600円

田中

藍を楽しむ

蚊絣綿薩摩解きにナイジェリアアデュレ絞り名古屋帯6月はまだ単衣の季節ですが、気温に合わせてお召し頂くのがこの頃のきものスタイル。
30℃を越す夏日には、小千谷縮に名古屋帯でのお出掛けを、おしゃれ着で楽しまれる方が増えてきたように思います。
この綿薩摩は、細かな絣と素朴な藍の美しさに心ひかれる、上質の素材。
さらりとしたまるで絹ような肌さわりと軽やかさは、湿度の高い6月にも心地よくお召しいただけます。
これからのお仕立てですので、夏を越した9月にお召しいただくのも、またお楽しみです!
寸法もたっぷりにお仕立て出来ますのでお探しのお客様ぜひ、ごらんください!

薩摩にのせたアフリカナイジェリアアデュレ藍の絞り、昔はどの家の軒下にも藍甕があり、それぞれの家で作っていたほどポピュラーな物だったようですが、今は、カラフルなプリント布にとって変わられ、美術館に行っても貸出し中で見る事が出来ない事もあるほど、希少な布になっているようです。
シンプルで飽きない藍と白の世界、お着物好きの方ならば、藍の色移りをわかっていても、ついつい締めたくなる帯ですね。

蚊絣綿薩摩解きナイジェリアアデュレ絞り名古屋帯

蚊絣綿薩摩解き 単衣仕立て 259,200円 袷仕立て280,800円
身丈:4尺4寸可(約167.2cm) 裄:1尺8寸2分可(約69.2cm)
ナイジェリアアデュレ絞り名古屋帯 59400円

白井

夏は金魚

琉金の図絽小紋に朝顔に波千鳥刺繍紋紗開き名古屋帯梅雨の晴れ間に覗く太陽は、すでに真夏の輝き。
湿気を含んだ葉が熱にさらされて緑はより濃く香り、アスファルトから立ち昇る匂いと混じり合うと、銀座に夏がやってくる、と、なんとなくわくわくとした心持ちになります。
13日には、山王まつりの祭礼行列が銀座を練り歩き、夏祭り気分も、次第に高まってきました。

これからの季節、冴えわたるブルーの中を泳ぐ琉金のきものが、いっそう涼しそうに見えます。
鮮やかな青には、白い紋紗の華やかな朝顔の刺繍帯を合わせて、目に涼を与える夏がやってきます。

琉金の図絽小紋に朝顔に波千鳥刺繍紋紗開き名古屋帯
琉金の図絽小紋(着物13-5-13) 86400円
身丈:4尺7分(約154.7cm) 裄:1尺7寸7分(約67.7cm)
朝顔に波千鳥刺繍紋紗開き名古屋帯 68250円

松田

夏の花ざかり

アールデコ文様絽小紋に萩模様名古屋帯織りの着物につい目が向いてしまうこの頃ですが、染めの着物も充実しております。

色とりどりに染められた絽ははなやかで本当にかわいい。
帯も夏らしくぱっと華やかです。
どの着物とどの帯があうかしら…と悩むのも楽しみのひとつ。

今日は気持ちを明るくするような組み合わせにしてみました。
いかがでしょう。

流線に水玉文絽小紋に石榴綴れ名古屋帯アールデコ文様絽小紋(着物14-6-10)70,200円 
身丈:4尺2寸(約159.6cm) 裄:1尺7寸5分(約66.5cm)
萩模様名古屋帯 32,400円

流線に水玉文絽小紋(着物13-5-11) 48,000円
身丈:4尺2寸(約159.6cm) 裄:1尺7寸3分(約65.7cm)
石榴綴れ名古屋帯(帯13-5-23) 30,000円

海老沢

さらり上布

さらり上布全国的に梅雨入りし、じめじめした季節が続いています。
お店では夏展は終わりましたが、まだまだ素敵な上布や小千谷縮など、これからの季節を涼しく快適に過ごせる着物が沢山揃っています。
なかでも上布は宮古上布、越後上布、八重山上布、能登上布とそれぞれの特徴のある細密な図柄美しく、目を見張るような精緻な技術で織りあげられています。
写真のような自然布と合わせるとぐっと着こなしがアップします。
まだまだ、大きなサイズもありますので、是非手仕事の美しさを肌で感じて下さい。

八重山上布 宮古上布 越後上布 


八重山上布 147,000円
身丈:3尺9寸5分(約149.5cm) 裄:1尺6寸8分(約63.6cm) 

中央
宮古上布 399,000円
身丈:4尺2寸8分(約162cm) 裄:1尺7寸8分(約67.4cm)


越後上布 151,200円
身丈:4尺2分(約152.3cm) 裄:1尺7寸3分(約65.5cm)

田中

半衿で気分転換

半衿で気分転換梅雨入りを迎え、毎日、蒸し暑い日が続いております。
そんな時は、半衿で気分転換はいかがですか?
ご紹介します半衿は、露芝に撫子と桔梗の華やかなアンティーク半衿です。
露芝文様は、日本画家・鏑木清方も愛好した儚さをあらわした柄だそうです。

「脆いもののもつ美しさも、色々取り上げられるが、露をこすものはなかろう」と述べたほど。
その上に秋の七草である可憐で優美な撫子と桔梗を華やかに配してあります。
日本の情緒を、この一枚で充分楽しめる一枚です。

徳永

物語のように着こなす

宮古上布に絽名古屋帯梅雨空の毎日ですね、いかがおすごしですか。
こんな時期にはお部屋で読書もいいものです。
本棚に並んでいる日本文学の中に、着物が描かれているのをお探しになってみませんか?

例えば先ほどの夏きもの展でも、皆様をとりこにしていた宮古上布。
まえは薩摩上布と呼ばれていました。
ご存知のように、かつては税として厳しい管理下の元に織られていたものです。
明治末期になると締機が導入され今日の製法が確立して生産量が増えました。
その美しさは、世の女性ばかりでなく文豪といわれる作家たちの心をも捉えたようです。
夏目漱石、菊地寛、織田作之助など、名作のなかの登場人物とともに薩摩上布は描かれています。

「白い面長な顔に、黒い長髪を獅子の立髪か何かのやうに、振り乱してゐた。が、頭は極端に奔放であるにも拘はらず、薩摩上布の軸物に、鉄無地の組の薄羽織を着た姿は、可なり流洒たるものたった」
菊地寛『真珠夫人』より
さてさて、物語の世界から目をあげると外の景色は
紫陽花や緑の色がにじむように美しいです。
時には小説の主人公のように着こなしてみたくなりませんか。

たとえば、こんな取りあわせはいかがでしょう。
粋な黒の男縞の宮古上布に、刺繍も華やかな川景色の名古屋帯・・・
しっとりしたこの時節、私の中のとっておきのヒロインが立ちあがります。

宮古上布 97,200円
身丈:4尺1寸3分(約156,5cm) 裄:1尺7寸5分(約66,3cm)  
絽名古屋帯 59,400円
丸ぐけ 3,990円
絽帯揚げ 2,310円
露芝刺繍柄絽半衿 9,450円

海老沢

「夏きもの」展’14、終了いたしました!

モスグリーン無地小千谷縮5月31日(土)~6月8日(日)までの「夏きもの」展’14にご来場いただきありがとうございました。
初日の早い時間から、また、週末は大雨にもかかわらずお着物姿で大勢のお客様にいらしていただき、スタッフ一同心より御礼申し上げます。
皆様、ありがとうございます。
会期は終了いたしましたが、季節の染や刺繍帯、宮古、越後の上布、芭蕉布、また、夏の羽織など取揃えております。
どうぞご来店ください。
梅雨入りし、日本列島これから雨のシーズンですね!

モスグリーン無地小千谷縮に笹と蛍名古屋帯自然の恵みを受け、四季のある国に生まれたしあわせに感謝して、夏への前奏曲を心静かに楽しみたいものです。

夏着物をよりお気軽に楽しみたいというお客様へのご提案!小千谷縮と絽名古屋帯。
夏のお襦袢をしっかり着こまずとも、衿付の半襦袢と麻縮の裾除けをつけて、浴衣を着る風にお召しください。
お家での水洗いもできますので、少々の汗も心配ありません。

お手頃価格の麻着物、夏の名古屋、半幅帯も取揃えてございますので、どうぞご来店ください。

モスグリーン無地小千谷縮 お仕立て直し 59,400円
身丈:4尺1寸5分(約157.7cm) 裄:1尺7寸5分(約66.5cm) 袖丈:1尺2寸(約45.6cm)
笹と蛍名古屋帯 46,000円
蜻蛉玉帯留 8,640円