朝顔の帯

微塵格子美麻上布に朝顔と流水名古屋帯利休と秀吉の逸話としてあまりにも有名な「朝顔の茶会」があります。
利休の屋敷の庭一面に朝顔が咲き、たいそう見事であるとの噂を耳にした秀吉が、利休に「明日の朝、そなたの屋敷の朝顔を見にゆくから」と伝えた。
翌朝、利休屋敷をたずねた秀吉は庭を見回したが朝顔などどこにもない、そのまま茶室に向かい躙口を開けて床を見ると、そこに、たった一輪の朝顔が入れてあった。
それを目にした秀吉は、無数に咲く朝顔にはみられない、ただ一輪の美しさに感動したと伝えられる。

写真のこの帯もそんな趣を感じさせる夏帯です。
藍色時に流水と蔓の延びた朝顔が白抜きで描きだされ、花の色が無い分、ピンクや青や紫の花の色を想像させます。
この夏はこんな大人な帯を麻の着物と合わせて着たいものです。
合わせた上布は長野県安曇群の美麻村で作られていた麻布で作られた上布。
現在では生産されていない貴重なものです。

朝顔と流水名古屋帯微塵格子美麻上布

朝顔と流水名古屋帯  32,400円
微塵格子美麻上布 (着物14-6-69) 102,600円 
身丈:4尺1寸7分(約158.5cm) 裄:1尺7寸4分(約66.1cm)

田中

七夕

七夕七月になりました。
銀座の中央通りには七夕飾りが並んでいます。
そして下げられた短冊には沢山の願い事が。

皆さんもご存知のように七夕は、中国の伝説、牽牛と織女のお話からきています。
なんでも、結婚したばかりの二人は仲が良すぎて牛の世話と織物の仕事をしなくなり、天帝の怒りをかい、離れ離れ、年に一度の逢瀬しか許されなくなったとか。
・・・・・もうすこしたてばベタベタするのにも飽きて、仕事に向かうようになったのは?
なんてつぶやく私は夢がないですね、すみません。

七月に降る雨の事を催涙雨というのは、2人が逢えずに流す涙とも、逢えて嬉しい涙とも言うようです。
ゲリラ豪雨が多いこの頃ですが、たまには現実を忘れ、雨の量に愛の深さを推しはかってみることも必要かもしれません。

私も短冊に願いを書きたくなりました。

海老沢

華夏

御所時紋様絽小紋に四季の花々刺繍名古屋帯波頭文の中に桜、菖蒲、萩、鉄線、桔梗、撫子、おみなえしと可憐な花達が、華やかに咲き誇る豪華な刺繍帯。
しっかりとした刺繍を施された糸、多色な上に色糸の配色がモダンで、すっきりと涼を感じさせてくれる名古屋帯です。

涼しげな夏色のお着物は、御所解き紋様の滝壺に向かう真っ直ぐな水の線が気持ち良く、心を軽くさせてくれるような袂の長いおしゃれ着小紋。

少しカジュアルですが、木彫金魚の帯留めを游がせてみたくなりました。

四季の花々刺繍名古屋帯四季の花々刺繍名古屋帯に木彫金魚帯留

四季の花々刺繍名古屋帯 (帯14-6-56) 64800円
御所時紋様絽小紋 39900円
身丈:4尺8分(約155cm)  裄:1尺6寸5分(約62.7cm)
木彫金魚帯留 15000円

白井

夏の帯留

夏らしい帯留が入荷しています。

本物と見間違えそうなシジミですが、鼈甲ですからくれぐれもお味噌汁の中には入れないで下さいね。
小さな珊瑚のサザエはとても愛らしいです。
そしてやっぱり金魚、帯の間を留まらずに、すいすい泳ぐようで涼を呼びます。

シジミの帯留(鼈甲)サザエの帯留(珊瑚)金魚の帯留(鼈甲)

帯留
シジミ(鼈甲) 全長3.5cm  37800円
サザエ(珊瑚) 全長1.3cm  16270円
金魚(鼈甲)  全長 6cm  46000円

海老沢

てまり花

絽地両面染め万筋着物に銀糸織り波に鳥文様名古屋帯万葉集の歌にもあるように六月は鳴神月とよばれるそうですが、昨日からゴロゴロと誰の足をとどめようとしているのでしょうか?

さて、お稽古事に万筋の絽縮緬の着物に波模様の夏帯をしめて、お稽古におもきをおくコーディネイトにすると無地ものが多くなってさびしくなる時があります。
紫陽花絵羽模様三つ紋単衣羽織を合わせてそんな時は、行き帰りの楽しみに季節の羽織で楽しむことにしています。
紫陽花は今、あちこちで咲き誇り人々の目を楽しませてくれています。
できれば咲く前に粋に先取りで羽織っていたい羽織ですが、こんな素敵な紫陽花柄だったら今月いっぱいは楽しみたいものです。
今年は、ばたばたで紫陽花で有名な鎌倉の明月院まで足をのばせないでいますが、この羽織があれば大満足の気持ちにさせてくれます。
今年は、季節の羽織をプラスしてお着物をさらに楽しんでみませんか?

紫陽花絵羽模様三つ紋単衣羽織を合わせて

絽地両面染め万筋着物 44100円
身丈:4尺5分(約153.5cm) 裄:1尺7寸5分(約66.3cm)
銀糸織り波に鳥文様名古屋帯 (帯14-6-36) 32400円
紫陽花絵羽模様三つ紋単衣羽織 (着物14-6-15) 85000円 
身丈:2尺5寸7分(約97.7cm)  裄:1尺7寸2分(約65.4cm)
帯締め 6800円
絽地帯揚げ 4200円

徳永

自然布

自然布着物に触れて常日頃思うのは、素晴らしい染織技術を失いたくはないという事。
皆様も同様に感じていらっしゃることでしょう。
長い時間をかけて培われてきた、この国の手仕事の素晴らしさは、大量生産の洋服では味わえないものです。
着物を着ないかたにとっては、ひとくちに絹といっても沢山の種類の絹織物がある事、驚きだと思います。
先日富岡製糸場がめでたく世界遺産に登録されたのは、かつての日本の繊維業の豊かさも認められたこと。
これからは世界の目が、機械織りだけでなく手機の伝統的織物にも向いてほしい。
そして伝承してほしい。それを願ってやみません。

ところで、古くから絹より木綿より衣として多用されていたのが、生活の場で身近に繁茂していた植物。
夏の素材として欠かせない麻布や芭蕉布が代表的ですが、樹木の皮から繊維をとって織った科布(しなふ)も古代織物として大変味わい深いです。
残念なことに織りの存続は厳しい現状だそうです。
貴重なものになってしまいました。
こうして現代でも衣類として楽しめるのは、着物の帯だからこそでしょう。
自然布の魅力、若いかたにも是非見て知っていただきたいものです。

左 科布名古屋帯  126000円
右 科布魚柄開き名古屋帯 (帯12-7-4)126000円
上 山葡萄籠バッグ 39900円
布(麻、芭蕉、綿) 3150円~

海老沢

旬ですよ~

「おべべとにゃんこ」主宰 佐川さんお着物がいつもよくお似合いの佐川さんとは、長年のお付き合い、着付け教室「おべべとにゃんこ」を主宰されています。
今日は、人気の着物季刊誌「七緒」の旬なスタイリストさんとして、掲載商品を選びにご来店。

灯屋2も七緒さんとは、「着物はじめ」より創刊以来のお付き合い。
お着物愛好家の皆さまに楽しんでいただきたいと願いを込めて、協力させていただいております!

アーバンノマド 大倉さんもうおひと方は、アーバンノマドの大倉さん。
クロワッサン最新号No.879「着物の時間」に灯屋2の帯をご着用なさって取材掲載されていらっしゃいます。
いつもおしゃれな大倉さんの洋服姿は、エスプリを感じさせてくれる小粋なスタイル。
今日は、インドの絞り布をショールに楽しまれています。

装いは、生きる心持ち、生きる喜びを表現出来るものだと思います。
幸せを感じていただける装いに出会いに、どうぞお立ち寄り下さいませ。
皆さまのご来店、心よりお待ち申し上げます。

白井

小千谷縮の麻着物

小千谷縮 青地に幾何柄に雪の下アールデコ柄名古屋帯小千谷縮は越後上布と共に、国の重要無形文化財に指定されています。
江戸時代の中ごろ撚り糸を作って布にシボ(縮み)という小さなしわを作る方法が考え出され、越後上布に縮みを付けた「小千谷縮」が誕生しました。

シボのある麻織物のさわやかな肌触りは、武士やお金持ちの夏の衣料として人気がでました。

小千谷縮 青地に幾何柄写真の小千谷縮の着物は現代では見ることのできない、青地に大らかな幾何柄の絣が一面に織りだされています。
シボも細かく柔らかな肌触りで、汗をかく今の時期ではさらりと着て頂けます。
また、写真の様な染帯や麻の自然布帯など様々な帯合わせが楽しめます。

合わせた帯びは、雪の下をモチーフにしたアールデコ調の染帯。
こんなコーディネートでご友人とのランチなどにいかがでしょうか。
きっと楽しい時間が過ごせます。

小千谷縮 青地に幾何柄(着物14-6-45) 43,200円
身丈:4尺2寸(約159.6cm) 裄:1尺6寸8分(約63.8cm) 
雪の下アールデコ柄名古屋帯 21,600円

田中

異国風にも、江戸前にも

棒縞麻着物にインドサリー鳥模様名古屋帯帯しだいで、如何ようにも変貌するのがとても面白い、棒縞の麻きもの。

紗織のように透けたインドサリーで仕立てた帯を合わせると、まるで着物ではないような異国の雰囲気。
一方、珍しい海老模様の染帯を合わせると、一気に遊び心ある江戸前風に。
何れにしても、短めにキリッと着付けて素足に下駄で軽々と、麻の夏を楽しみたいですね。

棒縞麻着物に海老文染絽名古屋帯

棒縞麻着物 25000円
身丈:4尺(約152cm) 裄:1尺6寸5分(約62.7cm)
(身丈、裄とも出せます)

インドサリー鳥模様名古屋帯 34000円
海老文染絽名古屋帯 22050円

松田

トキメキの二部式襦袢

トキメキの二部式襦袢盛夏も近くなってきました。
お着物の下着のご準備は整っておりますか?
お手入れが簡単な麻の二部式長襦袢も入荷いたしますので、是非お求めくださいませ。

また、時にはとびきりお洒落なものも如何でしょう。
白の絹絽に秋草花とトンボが描かれています。
こんな美しい襦袢は隠すのがもったいないような…
といって見えすぎても…
貴女ならどんなふうにお召しになりますか?

そういえば勝負下着という言葉を聞いた事がありますが…
ああ、想像するだけで胸がドキドキしてきました。
そんな二部式長襦袢です!

二部式長襦袢 31,800円
裾除け丈:2尺6寸(約98.5cm) 身幅L寸 
袖丈:1尺2寸8分(約48.5cm) 袖巾:8寸8分(約33.3cm)

海老沢