気持ちまで浮き立つような華やかな染めと刺繍の名古屋帯です。
紬から付け下げまで幅広くお召しいただけます。
20-03-29束ねの菖蒲名古屋帯 ご売約済
凛としたたたずまいが、美しい花菖蒲。
古くはあやめと呼ばれ菖蒲の字を当ててのち、しょうぶの呼び名が生まれたようです。
花菖蒲は、アヤメ科アヤメ属の多年草でアヤメやカキツバタの仲間、6月ごろ、旧暦で端午の節句の頃に花の盛りをむかえます。
お着物や帯には、袷から単衣、絽の素材に染められて、季節を楽しめる物もございます。
菖蒲湯に入れる菖蒲と花菖蒲は、異なる植物だそうです。
菖蒲は、サトイモ科の多年草で水辺に群生し、葉や根には薬効があり、漢方薬として使われています。古代中国から平安時代に伝わり、薬玉(魔除けの飾り)として邪気払いをしていた菖蒲は、鎌倉時代の武家中心の社会で菖蒲は、勝負、尚武(武事を重んじる)と音が同じで、葉の形が、剣に似ていることから、端午の節句、男の子のお祭りにふさわしいとされ、江戸時代からは、季節の変わり目の体調を崩しやすい節句の日には、この薬湯に入って病気を退散させようとしたのが、今に伝わっているようです。
着物や帯の文様にも吉祥文として現代まで用いられています。
最初の帯 水の青さと空抜けるような美しさを感じる藍色の帯。
流水の心地良い曲線が、手で防染されて、菖蒲の花と菱紋様が、手絞りで丁寧に表現された、季節を楽しめる名古屋帯。
先のブログ、絞りの所にもありましたが、手で絞りをして藍、赤、黄色と3色使われている物は、現代では、稀少な帯です。
帯20-3-2流水と菖蒲の名古屋帯35,000円+税
2番目 の帯は、鮮やかな色使いの刺繍糸で可愛い菖蒲の帯になりました。
伊勢物語の一節が、思い浮かぶ華やかな帯になりました。
帯19-5-12杜若刺繍名古屋帯60,000円+税
軽やかな羽衣のように美しい布、それが、アンティーク単衣が、持っている特徴といえます。昔は、小柄な方も多かったので反物の幅が狭くても、皆さんお召しになれましたが、現代、裄が、短いのはアンティーク着物の弱点です。
今回は、ラッキーにも裄丈が、長くお仕立てできたものをご紹介させていただきます。
裄が、1尺7寸5分以上に仕立てられる羽織は、かなり数が少なく希少です。
図柄が良く、裄が長く出せて、状態も良く(もちろん、灯屋2で悉皆屋さんにも出しております)
当店のお仕立ては、長年信頼関係にある日本の和裁師さんに直接お仕立てを依頼しております。
そんな中でお仕立て直された、美しい単衣羽織をご覧ください。
黒の暈しに華やかな牡丹の上を鴨つがいゆうゆうと飛んでいます。
無双羽織の裏地を単衣にお仕立て直しました。
着物20-04-15牡丹に鴨文様紗羽織(お仕立て直し)100,000円+税
身丈2尺7寸 裄1尺8寸2分
風かおる五月、気温も上昇してきたので、袷時期ではありますが、羽織物は、そろそろ単衣でちょうど良い!と素敵な萩の単衣羽織をご紹介させていただきます。
丸い葉の緑とぼかしの墨色が、なんとも美しく。
観世水や御所車、御簾の地紋様に重なって、源氏物語を連想させる素敵な萩の単衣羽織をご紹介いたします。
着物が、日常に着る物とされていた昭和の初期頃までは、単衣時期には、袷用の布より細い糸で織られた単衣用の布、反物が、存在しておりました。
もちろん、袷用の布にも、細く上質な絹糸で織られたしなやかなものがある事をご存知の方も多いかと。
昔は、どこにどんな風に着ていくかを想定して、お着物の図柄を考えて、デザインして、職人さんが腕を振るったと言われています。
染めの美しさもさる事ながら、それをささえる、盛り上げる、いい仕事してるね!の地紋様たちです。
裄は、後少し3分(1センチ)ほどなら長く出来ます。
20-04-20萩の単衣羽織70,000円+税 身丈2尺6寸 裄1尺7寸 袖丈1尺4寸4分