「アフリカ布の帯」

「アフリカ布の帯」暑き7月にあう、赤道直下の中央アフリカの裂よりお仕立てした帯をご紹介致します。
前回のブログに載せましたヨーロッパ旅行にて仕入れた裂です。
「ンチャク」というブジョング族の手によるアップリケです。
布を柔らかくする為、槌で叩き出来る穴を補修した事が始まりとのこと。
6~7mのこの腰布を幾重にも巻くとは驚きです。
一生の間に数着しか完成することができず、どれほど重要な布かと思いさせられます。
その斬新なデザインは、パウル・クレーなど近代美術にも影響を与えたそう。
ラフィア椰子の繊維ですので、麻の着物との相性も相応しいものです。
右手の帯は、無地の麻地にアフリカの布の一部をアトリエにて縫い合わせてみました。
それぞれのピースが積み木にも見え、アフリカの大地の色を思わせます。

アフリカブジョング族アップリケ付帯  126000円
麻無地にコラージュ名古屋帯    71400円

銀座店  斎藤

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