映画で着物を楽しむ

『洲崎パラダイス赤信号』古い映画を見ていると、素敵な着こなしにハッとすることがあります。
『洲崎パラダイス赤信号』 (1956年 川島雄三監督)
新珠三千代さんの着物姿は、演じた女性の境遇からいくと華やかでも上品でもありませんが、とても魅力的でした。
替えもなく着たきり雀の麻の着物が、モノクロ画面の中にすっと現れます。
漂う男女のありようが、哀しくもあり美しくもあり、なんともいえず忘れられない名作です。
機会がありましたら、是非DVDでご覧下さい。
女将役の轟夕起子さんも、しみじみとしたかっぽう着姿がお似合いです。

小千谷麻着物に鉄線の麻名古屋帯さて、映画の主人公のイメージで麻の着物を選んでみました。
カジュアルでありながら、女性らしさが匂い立つような装いはいかがでしょうか。
細かい赤と黒の縞が、すっきりと涼しげ。
反物よりお仕立てしたものなので、寸法も充分にあります。
帯も麻で、お太鼓にごく薄い芯が入っているだけの軽いもので、鉄線の花が風情を醸し出します。

小千谷麻着物 証紙小千谷麻着物 70,200円
身丈:4尺3寸(約162.9㎝) 裄:1尺8寸(約68.2㎝)
鉄線の麻名古屋帯 27,000円
長さ:9尺3寸(約3m52㎝)