ソメイヨシノ

蚊絣結城紬に幔幕に桜文様名古屋帯そろそろ桜の季節が近づきました。
この時期の花の図柄の帯や着物は、時を逃さず粋に着こなしたいものです。
今回は、春らしく生成りの糸をベースに藍や黒の糸で絣を織りだした結城紬に、幔幕と桜、源氏香が描かれた、源氏物語「花の宴」と見受けられる帯を合わせました。
明治中ごろの振袖を仕立て直した品のある帯です。
あえて白っぽいトーンで、明るくコーディネイトして春の陽射しの中を歩きたい気分です。

桜の開花宣言の基準とされるソメイヨシノは、種子では増えないそうです。
各地にある樹は、すべて人の手で接ぎ木などで増やして今に至るそう。
美しい桜を楽しめるのも、手をかけて育ててくださる方のお掛けと思うと、また、桜を楽しむ気持ちも変わってきそうです。

蚊絣結城紬  126,000円
身丈:4尺1寸5分(約157.7cm) 裄:1尺7寸8分(約67.5cm)  
幔幕に桜文様名古屋帯 (帯14-2-1) 98,000円  
丸ぐけ 3,990円 帯あげ 2,625円

蚊絣結城紬幔幕に桜文様名古屋帯

徳永

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