月別アーカイブ: 2020年12月

行く年来る年

今年もいよいよ終わりが近づきました。コロナとサヨナラして新年を迎えたかったのですが、そうはさせてくれませんでした。

振り返ってみれば、長いコロナ禍、困難な時もありましたが、そんな時こそお客様の熱いエールをいただいて、灯屋2は乗り越えてきました。

そして、11月には、雑誌「目の眼」でギタリストの村治香織さん取材で、当店の仕事の理念ともなるものをご紹介して頂きました。続いて、6年越しの準備をしていたイベント「継ぎ着物」展を、無事に開催することができ、多くのお客さまに楽しんで頂くことができました。

つまりこの一年は、灯屋2にとって忘れることのできない年になりそうです。

2020年もご愛顧頂き誠にありがとうございました。

どうぞ佳いお年をお迎えください。

元旦は、1月3日(日)11時から18時までのお正月営業いたします。

 

「継ぎ裂」展その後

山田英幸さんのインスタをご覧になった方は、既にご存知と思いますがこちらでも、そのまま引用させていただきます。

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「継ぎ裂」展11月に開催された灯屋2の展示会、浦野理一の裂を継ぐー「継ぎ裂展」。
大勢のかたたちにおいでいただき、ありがとうございました。

渾身の継ぎ着物たちはほぼすべてお嫁入りが決まったそうです。
仮絵羽だったものは、その後お客様のサイズに仕立てられ、ようやくお手元に届けられるようになりつつあります。
そこで店主Kimiko Shibuya ハムさんの発案で、それぞれの着物の「銘」を畳紙に書くことに。
今日(ブログ注・25日)、灯屋2銀座店で書いてきました。

書道用紙でもない紙にイッパツ勝負で書くのはなかなかたいへん、かつ、書き上りも拙いものですが、灯屋2のホスピタリティのあらわれとして、ご笑納いただけると信じています。
喜んでもらうといいな、、、。

それにしても、11月の開催時、コロナもいまほどでなくてホントに良かった。
つくづく感謝です。

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「銘」はまだ全部ではないですが、ここに載せさせていただきます。

山田さん、ありがとうございました。

 

 

新春に向けて~裄のある羽織

新春に向けて羽織りのご用意はいかがでしょうか?

絹の質感の良さはアンティークならではの着心地です。

きっとお召しになるとその軽さに驚かれることと思います。

その中でも裄のあるものは大変貴重なものとなります。

まずご紹介するのは、お正月のおでかけにぴったりの若松模様の羽織。

金糸、銀糸が入った上品な柄行きで少し改まった席にも対応できますね。

次に大きな梅模様の羽織

よく見ると大きな梅の中に牡丹の花が見えます

地色の小豆色、とても感じが良いです。

そして最後は匹田文様に春の花の刺繍が入った本当に豪華な羽織

こちらも華やかですが絞りの紫色が落ち着いています

 

どれももちろん一点物ですよ!

お急ぎ下さい!

 

若松の羽織  20-10-04

身丈:2尺5寸5分(約96.9cm) 裄:1尺7寸8分(約67.6cm)

梅に牡丹の羽織 80000円+税 20-12-02

身丈:2尺7寸5分(約104.5cm) 裄:1尺7寸3分(約65.7cm)

疋田に春花の刺繍羽織 90,000+税 20-03-17

身丈:2尺5寸5分(約96.9cm) 裄:1尺8寸2分(約69cm)

 

メリークリスマス

クリスマスイヴの今夜

光る星を眺めていると遠くはなれた誰かを想いだす。

19世紀初めころ織られたと思われる、縦横絣の王様パトラの帯。

丁寧な刺し子で直された傷みの部分が、まるでアートしているように美しいです。

ヴィンテージを優しくお使い頂けるように付け帯にしました。

大切にしたい気持ちを込めてメリークリスマス🎄

世界中で笑顔とあたたかい心が触れ合うイヴでありますように✨

19-2-19伊兵衛織格子単衣190,000円+税 身丈4尺3寸 裄1尺8寸

20-12-17パトラ付帯140,000円+税

 

華やかな半幅帯

年末年始、何かと忙しいですよね。

でも着物、着たいですよね!

そんな時の救世主、華やかな半幅帯はいかがですか?

元は丸帯等だったものを灯屋2で半幅帯に仕立て直ししたもので、存在感抜群ですよ。

まずは金糸、銀糸の豪華な半幅帯。深いオレンジが大人の方にも素敵です。

 

次に唐織りの半幅帯。

ベージュに桐竹文様が上品です。

 

そして龍村平蔵カピタン間道を半幅に。

とても印象的な帯ですね。

小紋にでも、紬にでも。さらに羽織をプラスすればきちっとした印象に。

気軽に、でも華やかにお着物をお召し下さい!

 

金糸銀糸丸文様半幅帯   30,000円+税

ベージュ桐竹文様半幅帯  20,000円+税

龍村平蔵カピタン間道半幅 80,000円+税

 

 

 

 

浦野綿唐桟の継ぎ帯

藍や茶のオーソドックスな紬に合わせると最高に素敵な装いが、約束される浦野綿唐桟の継ぎ名古屋帯です。

もちろん、そりゃあ、綿薩摩にも抜群な相性です。

優しい色が交差して、きれいな色が生まれてるたまらない魅力の帯になりました。

裏も藍の唐桟縞をお楽しみ頂けます。

26日頃から、継ぎ裂帯をHPでもご紹介していきますので乞うご期待ください。

浦野染織工房綿唐桟継ぎ名古屋帯

 

冬至

 

冬至南瓜や冬至粥をいただき、香り高き柚子湯に入る。

古来よりの習わしは、四季のある日本だからこそ、これからの厳寒期を無事、健康にこえて行くおまじないのようなもの。

皆揃って、元気に春を迎えようと互いを想う真心が、湯気の向こうに浮んでくる。

浦野染織工房で誕生した本当に沢山の数知れず布達が、継がれた帯の中でも藍の型染めを中心に継いだこの名古屋帯。

図録には、いくつかの型染めの帯を掲載いたしましたが、現在、銀座店にあるのは、この1本になりました。

すっきりとやさしい藍が、心に沁みるような美しい名古屋帯です。

絹紬型染め名古屋帯160,000円+税

⭐️明日からも浦野理一作経節紬の無地帯、格子や縞、唐山、縮緬の継ぎ帯をご紹介させて頂きます。

 

浦野トートバッグ残りわずか!

浦野のトートバッグも、おかげさまで残りわずかとなりました。

皆様のお手元にはつらつと色を添える継ぎ裂の愉しさ。

たっぷりサイズは男性にも人気です。

お気になってるかたは、どうぞお見逃し無く!

サイズはMが高さ32㎝で横が33㎝、Lが高さ34㎝で横36㎝となっています(持ち手含まず)。

(写真は裏表2枚で一つとなっております。)

サイズL 30,000円+税

 

 

サイズM 28,000円+税

 

 

サイズM 28,000円+税

 

 

サイズL 30,000円+税

 

 

サイズM 28,000円+税

 

 

サイズL 30,000円+税

 

浦野バッグ色とりどり

皆様に大人気の浦野継ぎ裂バッグ、只今店内に揃っております。

こちらは持ち手が縮緬のやさしい手触り。

サイズは横が36㎝、高さが21㎝(持ち手部分を含まない)のお手頃な大きさです。

(写真は裏と表2枚で一つとなっております)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

持ち手縮緬の浦野バッグ  各種24,000円+税

 

 

 

新春

お客様よりリクエスト頂きました。

いつも、ありがとうございます

浦野理一作の友禅染めの帯をご紹介させていただきます。

 

 

 

 

 

 

 

黄に赤みを帯びた萱草色(かんぞういろ)の縮緬地にお太鼓には、若松と紅白梅。

垂れ先には、竹が友禅された品格ある美しい染めの名古屋帯です。

萱草(かんぞう)の花色は、身につけると憂さを忘れると古来より考えられていたそうです。

新春より幸先のよい明るい色をどうぞ、お楽しみください。

浦野理一作萱草色に松竹梅の名古屋帯