日別アーカイブ: 2017年11月25日

雪の便り

憲房色結城縮に羽兎の刺繍袷にカシミール織付帯北国では雪の便りも聞かれるようになりました。
二十四節気の小雪(小雪)も過ぎ、いよいよ冬の扉が開いたようです。
あたたかいお召し物のご用意をなさって下さい。

ご紹介するのは、なんといっても心強い結城縮の袷。
あらまあ、胸元に雪うさぎが刺繍されています。
帯はカシミール織の名古屋帯。

付け帯で仕立てられているので、すっきりと締められます。
ヒイラギのような模様がこの時期にぴったりです。

こんな装いなら、風邪やウィルスもよせつけないでしょう。
まだまだお楽しみはこれから!ですよ。


憲房色結城縮に羽兎の刺繍袷 カシミール織付帯

憲房色結城縮に羽兎の刺繍袷 (着物17-4-9) 120,000円+税
身丈:4尺1寸(約155.8cm) 裄:1尺7寸3分(約65.7cm) お仕立て直し

カシミール織付帯 (帯13-2-24) 90,000円+税

海老沢

一年の締めくくりの着物

滝縞に菊散らし小紋に雪輪紋に菊と笹刺繍帯菊の名前は、「窮まる(きわまる)」が語源と言われ、「一年の最後に咲く花」という意味であるともいわれています。
一年の締めくくりのお着物としてぜひ、菊を取りいれたコーディネートを楽しんでいただきたいですね。

写真の着物は、何色もの色を使った滝のような縞に重ねるように白菊を描いた小紋。
透けるような菊が繊細で可憐な雰囲気を醸し出しています。

ぼかした柿渋の縞が小粋な雰囲気。
合わせた帯は、ベージュと黒が配色のように表現された刺繍帯です。
帯を締めた時の構図の美しさに驚かされます。
源氏車の刺繍半衿を合わせてみました。

滝縞に菊散らし小紋に雪輪紋に菊と笹刺繍帯 滝縞に菊散らし小紋に雪輪紋に菊と笹刺繍帯

滝縞に菊散らし小紋 (着物16-10-10) 120,000円+税
身丈:4尺2寸5分(約161.5㎝) 裄:1尺7寸2分(約65.4㎝) お仕立て直し
雪輪紋に菊と笹刺繍帯 80,000円+税
源氏車刺繍半衿 8,000円+税

田中