絵のように可愛らしい帯。
アヒルの羽毛は切りビロードでふんわり起毛しています。
たんぽぽも柔らかい切りビロードです。
野をお散歩しているつがいは、ほのぼのと幸せ。
アヒルは春にたくさんの卵を産むとか。
やわらかな若草色に染め分けられた繻子地。
両脇にあしらった黄八丈が、どこか掛け軸の表装のような雰囲気をかもしだしています。
帯もいいですが、いっそ壁にかけて眺めたくなるほどの美しい情景です。
あひるとたんぽぽ帯 (布が少々弱いです)
海老沢
春駒は張り子などで馬の形をつくり竹に刺し、下端に車をつけ子供が蹴って遊ぶ玩具です。
正月には獅子舞と同じように春駒をもってお目出度たい言葉をいいながら家々を廻る風習のある地域もあることから、縁起物の飾りとして浮世絵や歌舞伎の演目などにも登場します。
写真の帯は辛子地の紬に、春駒と可憐な梅を刺繍した帯。
灯屋のオリジナルです。
昔の刺繍に負けないくらい繊細に一本一本針を刺しています。
前柄はこちらも吉祥柄の鼓。
鼓はその雅な音色が邪気を払うとされ、また豊かな音にちなみ見事な実がなるとして豊作の吉祥文様として愛されてきました。
お太鼓も前柄も華やかな刺繍です。
灯屋では他にも春らしい刺繍の帯をご用意しています。
ぜひお店でその美しさをご覧ください。
合わせた着物は縮緬地に小菊と縞が染められた可愛い着物。
軽くて着やすく、帯が映える着物です。


春駒に梅刺繍帯 129600円
小菊に縞縮緬袷 48600円
身丈:4尺1寸5分(約157.7cm) 裄:1尺7寸3分(約65.7cm)
田中
桜はまだ先と思っていても、最近の時の流れの早さには驚いてしまう、とスタッフ同士でもつい話してしまいます。
橙の花びらに青い葉の、大輪の八重桜が遠目にも目を引く、アンティークの贅沢な刺繍。
さくらの「サ」は山の神を意味するそうです。
春になると、田の神となって稲穂に宿るため、山から里に降りる。
その、山から里に降りゆく途中で座する場、つまり鞍(クラ)とした神聖な木を、「サクラ」と呼んだ…
山から里へ広がる春の気配を神にたとえたのか、それとも、春を引き連れて山から舞い降りる神の姿が、古代の人々には見えていたのでしょうか。
八重桜の刺繍名古屋帯 59400円
桜と楓文様小紋 (着物16-1-2) 151200円
身丈:4尺2寸5分(約161.5cm) 裄:1尺7寸5分(約66.5cm)
松田
2月に入り立春を迎えるともう春の気配。
夜、路地を歩いているとほんのり梅や花の香りに気づき、春がそこまで来ているんだなぁと感じます。
そんな季節を過ぎると、皆が待ち望む桜の季節です。
(突然ですが)桜の枝の固い蕾が徐々に膨らんでいくのを見るのは心躍るもの。お店にも既に桜の帯がたくさん揃っています。
たっぷりの豪華な刺繍の帯や、さらりとした染めの帯、華やかな地色に八重桜、山桜、枝垂れ桜、などなど。
写真の桜の帯は黒地に風鎮と枝垂れ桜の染帯。夜桜のイメージでしょうか。
桜の帯はちょっと・・・と言う方でも、さらりとお締めになれる帯です。
縦縞の刷毛目の着物に合わせてみました。
春らしい鶯色が春を呼びます。
風鎮と枝垂れ桜名古屋帯 (帯16-1-12)
刷毛目縞鶯色袷 21600円
田中
身に着けると、間違いなく楽しい気持ちにしてくれるスザニの帯。
確実に気分を上げてくれる贅沢な刺繍は、たくさんのお客様にご好評いただいております。
灯屋2の仕入部隊が集めてきた、ウズベクの素敵な布たちは、まだまだたくさんございます。
その柄の豊富さと多様さは、ひとつ持っていても、また違うものを欲しくなってしまうほど…
しっかりとしたモチーフで、色合いやデザイン、手刺繍には奥行きがありながら、意外にも様々な着物に合わせやすいのも特徴。
帯合わせに頭を悩ませてしまうような力強い紬にも、決して負けない存在感があります。
中央アジアの女性たちの素敵な感性を、お気に入りの柄を選び、身につけることで共有していると思うと、不思議な感動があります。
同じウズベキスタンの布、アドラスで仕立てた着物に合わせて、灯屋2らしい装いに。
アンティークスザニ名古屋帯 97200円
アドラス着物 129600円
身丈:4尺4寸(約167.2cm) 裄:1尺8寸(約68.4cm)
松田
お正月より本当にたくさんのお客様にご来店いただきありがとうございました!
心より感謝、御礼申し上げます。
今回は、松屋にて開催の池田重子展からお立ち寄りになられた、当店にははじめてお越しいただいたお客様にも、多数ご来店をいただきました。
店内にいらっしゃるお客様同士ですれちがうのも大変な混雑などもございましたが、お帰りになるお客様から笑顔で「楽しい時間を過ごさせていただきました。」というお言葉をいただけた事が、私達スタッフにとって何よりうれしく、励みになりました。ありがとうございます!
年の初めは、女性にとって何かとお忙しい時期。
お正月を過ぎたとはいえ、節分、お雛祭りと、これから行事はまだまだ続きます。
一息ついて、どうぞ春をお楽しみください。
華やかな紫に御所人形達もそれぞれが、遊びに興じご満悦。
しなやかな絹で織られた多色の丸帯は、四季の花尽しに帆かけ船の図。
まさしく自然と共に人々が生き、歓んだ美しい帯です。
御所人形縫い三つ紋色留袖 129,600円
身丈:4尺1寸3分(約156.9cm) 裄:1尺7寸(約64.6cm)
帆かけ船と四季の花々丸帯 64,800円
白井
いよいよ年の瀬、年越しの準備や、年賀状の仕上げなど、あわただしく時間が過ぎていきます。
ちょっとだけ現実逃避をして、のどかな春を探してみました?
きらびやかな晴れ着の中に、ほのぼのとした付下は1月3日からの「春のきもの展」でご紹介する中の一枚。
伽羅色(きゃらいろ)とでもいうのでしょうか、ぼかしの入った裾には、春の野があらわされています。
まとうと柔らかく、優しいこころもちになる一枚です。
緊張の多い一年を送ったかたに、心新たな年の初めにお召しになって頂きたいものです。
合わせるのは、可愛らしいひよこと、春の花の刺繍帯。
きびしい季節のあとには、ほっとするような春が来ると信じています。
木賊に春野の付下 (着物16-1-13) 108,000円
身丈:4尺3寸(約162.8cm) 裄:1尺8寸3分(約69.3cm)
ひよこの図名古屋帯 (帯14-1-33) 120,000円
海老沢
写真の帯は浦野理一の帯地やインテリアファブリックを半巾に仕立てた帯。どの生地も浦野理一らしいざっくりした糸味と大胆な配色です。
ホームページでもご紹介済みですが、ぜひ糸の美しさも見て頂きたいので、大きな写真を入れました。
紬などに締めて颯爽と街を歩いて頂きたいですね。

浦野理一作半巾帯 白地赤と藍太縞 (帯15-12-42) 64800円
生成色に藍と臙脂色の縦縞のすっきりした印象の帯。
藍系の着物に良く合います。
浦野理一作半巾帯 藍地に大格子 (帯15-12-45) 64800円
ざっくりとした撚りの少ない糸で大らかに格子を織りだしています。
多色で表現した格子は何とも言えない美しさです。
浦野理一作半巾帯 ベージュ地細縦縞 (帯15-12-46) 64800円
細糸の地に繋ぎ糸の技法(糸を途中で別の色糸につなぎかえる技法)で横糸に鮮やかな糸を織り込んでいます。
様々な色が調和して美しい景色を醸し出しています。
繋ぎ糸は黒、緑、オレンジ、ブルー、黄色など。
どんな色の着物にも合わせやすい帯です。
田中