春に向かって着たい、元気なイエローの小紋は昭和初期のもの。
一越縮緬の滑らかな糸味が気持ち良いです。
幾何学文様がモダンな雰囲気で、外国布の帯とも相性抜群。
橙やブルーが散りばめられたアドラスの帯を合わせて、明るく楽しくお召し下さい。
黄色モダン柄小紋 (着物12-5-7) 71,400円
身丈:4尺5分(約154cm) 裄:1尺7寸2寸(約65cm)
アドラス名古屋帯 48,600円
櫻井
春に向かって着たい、元気なイエローの小紋は昭和初期のもの。
一越縮緬の滑らかな糸味が気持ち良いです。
幾何学文様がモダンな雰囲気で、外国布の帯とも相性抜群。
橙やブルーが散りばめられたアドラスの帯を合わせて、明るく楽しくお召し下さい。
黄色モダン柄小紋 (着物12-5-7) 71,400円
身丈:4尺5分(約154cm) 裄:1尺7寸2寸(約65cm)
アドラス名古屋帯 48,600円
櫻井
大正時代のお嬢様をイメージした、ロマンチックなコーディネートをご紹介させて頂きます。
線描された八重桜と大きな蝶の対比が面白く、当時のお嬢様のお洒落をそのまま楽しめるような小紋。
鮮やかな紫の色味が楽しい、アンティークの錦紗です。
合わせた紺地の帯は、孔雀の地紋が華やか。
合わせてオリジナルの刺繍を入れています。
少しずつ糸の色味をグラデーションさせ、本物の羽根のような美しさを細やかな手仕事で表現しました。
帯揚げにも蝶々をちらり。
本パール、ルビー、銀を使った帯留を合わせ、ドレスアップした装いに。
今の時期なら長羽織と毛皮のショール、別珍の手袋を合わせて、春先にはレースのショールを羽織ってお出かけしたいですね。
八重桜と蝶々の小紋 (着物16-10-15) 48,600円
身丈:4尺(約152cm) 裄:1尺7寸(約64.6cm)
孔雀の羽根刺繍開き名古屋帯
銀と本パールの帯留
櫻井
寒さが少し緩んで、久しぶりに柔らか物に袖を通したくなりました。
ご紹介の付下は、ベニスの夕暮れをうつしたような図柄の付下。
肩のベージュのトーンとくっきりと描かれた風景がキリリとして知的な印象です。
合わせたのは、紙布の帯。
帯地の紙布は加賀二俣の作家もの。
作家は、1300年の歴史をもつこの和紙を大変な苦労をして芸術の域まで高めた。
その色合いと全体に入った皺の具合が何とも言えない気品をもっていて、着物の品を損なわない。
ベニスの夕暮れ付下 (着物17-2-5)
身丈:4尺1寸(約155.8㎝) 裄:1尺7寸(約64.6㎝)
紙布の開き名古屋帯 67,200円
メノウ帯留 8,640円
帯揚げ 4,300円
徳永
久しぶりの「映画の中の着物シリーズ」です。
細々と続けていますが、お客さまから暖かいお言葉もいただき、たいへんありがたく感じております。
また映画好きのかたに、私も未見の名作を教えて頂き、楽しみに探しているところです。
古い日本映画のなかの美や文化を、これからも皆さまと共感出来たら嬉しいです。
「流れる」
監督 成瀬巳喜男
原作 幸田文
出演 田中絹代、山田五十鈴、高峰秀子、岡田茉莉子、杉村春子、来島すみ子、他
この映画は必見中の必見!
何度見ても、新しい見つけものがある映画です。
舞台は花柳界の置き屋さん。
そこに住み込女中さんが、働き始めるところから始まります。
原作の小説では、しろうとである女中が、くろうとの女性を鋭く観察する様子が描かれています。
この映画では、女性の美しさ哀しさが際立ちます。
素晴らしい映像美。
人生経験を積むほどに、しみいる感動が味わえるでしょう。
くろうと女性の日常の立ち居振る舞いの見事さ。
年齢と経験でこそ、身に付く色っぽさです。
帯もちょっと斜めのお太鼓姿。
名妓である女主人は、まるで自分自身の華を知り尽くしているように、あっさりとした縞や暈しの着物が似合います。
そして流れゆくいきざまを悔いもせず、見つめる眼元はどんな濁りも涼しく変える強さ。
ほんとうの色気というのはそういうものなのでしょう。
ご紹介するのは、着尺の江戸小紋。
お手軽価格となっております。
抽象柄の帯で、引き算気味に着こなしてみて下さいね。
ご自身の華を、引き立てる装いとなるでしょう。


角通し着尺 59,400円
浦野範雄 焼き箔名古屋帯 108,000円
海老沢
枝先の雪は、今にもどさっと音を立てて落ちそうなほどたっぷりと積っていて、厳しい寒さの中に清浄な空気を漂わせています。
奥行きのある絵画を思わせる構図です。
凍えそうな波間に繋ぎ置かれた2艘の船は、これからどこへ向かうのでしょうか。
揺れ動きながら、持ち主の帰りを待っているようにも見えます。
美しい情景と品格がとてもよくマッチしています。
5つ紋の最高格の色留袖です。アンティークらしい長めのお袖丈と紅絹の胴裏で、当時のままの雰囲気になっています。
雪持ち松竹梅の図色留袖 43200円
身丈:4尺2寸(約159.6cm) 裄:1尺6寸5分(約62.7cm)
櫻井
まだまだ寒い日が続いていますが、間もなく立春です。
春らしい刺繍の帯と明るい縞の紬をご紹介します。
帯は菜の花と蝶の繊細な刺繍を施しています。
花芯と葉脈に金の刺繍糸をポイントに使い、華やぎをプラスしています。
前は二羽の蝶が楽しげに舞っています。
着物はくちなし色の縞紬。
風合いも良く着やすい一枚です。
翡翠の爽やかな帯留を合わせてみました。
こんなコーディネートで梅の名所にでもお出かけしてみてはいかがでしょうか。
縞紬袷 48,600円
身丈:4尺1寸5分(約157.7㎝) 裄:1尺7寸2分(約65.3㎝)
菜の花に蝶刺繍名古屋帯 (帯17-1-7)
翡翠帯留 31,320円
田中
毎日、結城のぬくもりに包まれながらの生活は、なんとも贅沢な気持ちになります。
ほっこりした質感と軽さを楽しみながら、日々のコーディネート。
ご紹介の着物は、本場結城紬。
焦げ茶色に灰色が混ざったような絶妙な色合いの地に、吉祥柄の石榴が桃色や青色の糸で織り出されています。
結城がヘビーローテーションで登場のこの季節、石榴柄も吉祥柄として楽しめます。
合わせた半幅帯は紅花染。
紅花で染められた糸の濃淡が自然にあらわれて、優しい気持ちになります。
半巾帯で軽い雰囲気でお出かけもいいものです。
本場結城紬 75,600円
身丈:4尺(約152㎝) 裄:1尺7寸4分(約66㎝)
紅花染半巾帯 16,200円
徳永
大寒も過ぎ、もう寒さの底から折り返しています。
これからは暖かくなってまいります、どうぞご安心くださいね。
さあ、花を見つけににお出かけしましょう。
気分はもう春です。
ショールの下は、カラフルなアドラスの羽織をまとって季節を先取りしてみませんか?
当店オリジナルのこの羽織は、表地がウズベキスタンのアドラス、裏はインドサリーの布で仕立て上がっています。
楽しく個性的な着こなしは、お洒落の先取りもお得意の女性にぴったりです。
生地もしっかりしていて適度な重みがあり、この季節にふさわしい羽織りもの。
進化し続ける灯屋2の羽織で、街角に明るい春をお呼びください。
身丈:2尺7寸(約102.6cm) 裄:1尺7寸5分(約66.5cm)
身丈:2尺6寸5分(約100.7cm) 裄:1尺7寸8分(約67.6cm)
海老沢