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外国布の帯展2013 その2 「インド木綿刺繍帯」

白のインドテキスタイル。
ふっくらとした刺繍は、チカンカリ刺繍。
インド北部中央ラクノ‐地方が発祥です。
サリーでもなくストールでもない布でした。
所々ドロンワーク(すかし)刺繍もレースにみえます。
異なる技法がはいり、日本にも染見本がありますが刺繍のテキスタイルサンプルのよう。
下絵がある訳もないのに、シンメトリーにみえながら柄の配置は自然に納まっています。
シルクにも似た海島綿のような木綿地は、色染めされていないからこその繊細な刺繍の存在感が美しいです。

インド木綿刺繍帯 インド木綿刺繍帯 

こちらの帯は、4月1日(月)の展示会より販売いたします。

斉藤

外国布の帯展2013 その1 「ジュイ工房の更紗帯」

「ジュイのトワル」と言われる、フランスのジュイ工房の更紗をコラージュした帯3点をご紹介。
「明治37年 裂帳」と明記された裂見本帳を2冊、ふとしたことで入手したことから今回の帯が完成しました。

ヨーロッパの産業革命に後押しされた染色技術の成長は、明治の日本人の目にどのように映ったことでしょうか。
鮮烈な色はトルコ赤、クロムイエローと言われる合成染料によるもの。

裂帳から一枚ごとに糊をはがし、接ぎ合せて、こんなにステキな帯に姿を変えました。
110年ほど前の裂帳なので、それほど多くの帯が作れなかったことが残念ではあります。

これらの帯は4月1日からの「外国布の帯展2013」にて展示致します。
ぜひ、ご来店いただきご覧いただければ幸いです。

ジュイエ工房の更紗帯

ジュイエ工房の更紗帯

ジュイエ工房の更紗帯

渋谷

銀座お練りの祭典

銀座お練りの祭典が昨日盛大に行われました。
降りしきる小雨の中を通りでは2時間も待つ人の波がゆれていました。
店内もワクワク顔のお客さまがぞくぞくと集合、その数40名ほどが、雛段よろしくお行儀よく声援をおくりました。
2時間待った見物客に傘を閉じるように促したうえ、役者が傘をさしてのお通りは少し興ざめでしたが…
お練りが通り過ぎた後は、高ぶってカラカラの喉を思い思いの飲み物でうるおし、のんびりと昼食会。
桜の開花が早すぎてお流れになったお花見よろしく、楽しい1日となりました。

銀座お練りの祭典 銀座お練りの祭典

灯屋2 渋谷・白井

羽織物セールへのご来場ありがとうございました!

連日たくさんのお客様にご来店いただき、本当にありがとうございました。
春の羽織は思わず振り返りたくなる華やかさ。
これから、まだまだ羽織の出番は続きます。
新作もお目見えいたしますので、どうぞ、お楽しみに!!

さて、先日ブログにてもご紹介させていただきましたが、27日(水曜日)の祝!歌舞伎座お練りは写真の歌舞伎座発祥の地近くよりスタートです!
イザ、ギンザ、カブキザ!の幟も、中央通りにはためいて準備も整いました。
灯屋2でも、お店をあげてお祝いいたします。
どうぞご参加ください。

祝!歌舞伎座お練り 祝!歌舞伎座お練り 祝!歌舞伎座お練り      

灯屋2   

銀座店 臨時営業のお知らせ

・3月27日(水) 9時~17時 
          歌舞伎座開場祝い~銀座のお練り~
店主渋谷も在店いたします。

3月27日(水曜日) ・祝!歌舞伎座開場~銀座のお練り~
4月から新たに生まれ変わる歌舞伎座開場式の27日、お祝に歌舞伎役者達、総勢60名が自ら花を添え、銀座通り口から四丁目交差点までの中央通りを約400m、纏い振りと木遣り唄に先導され約1時間のお練りを行います。
銀座で大規模なお練りを行うのは、歌舞伎史上初めて!!

この門出、銀座の花道をみなさんご一緒にお祝いいたしませんか!
予定時間は、10時ごろからと発表されていますが、また近くになりましたらブログにてお知らせいたします。
 
当日は、お昼のお弁当も予定しております。(要予約お1人様1500円)    灯屋2

※なお、先日お知らせいたしました「可ナル舎」でのお花見は、桜の開花時期が今年は大幅に早かったため、やむを得ず中止とさせていただきました。
 楽しみにしていただいたみなさまに、この場にてお詫び申し上げます。

コート、羽織セールのご案内

只今、コート・羽織が30%~10%offのセール、絶賛開催中です。
商品の一部をご紹介します。

コート、羽織セールのご案内

継久米島紬道中着 120000円 10%off 
裄1尺8寸(約68.4cm) 袖丈1尺3寸(約64.8cm) 身丈2尺6寸(約98.8cm)

絣の違う、昔の久米島紬を継合わせた道中着、裏には茜色も入ったインドのサリーを使いお仕立ていたしました。
軽く、あたたかな着心地を感じていただけ、お召しになる方だけの特別ないちまいとなる事でしょう。


コート、羽織セールのご案内

羽づくし文様袷羽織 168000円 20%off 
裄 1尺7寸(約64.4cm) 袖丈 1尺7寸(約64.6cm) 身丈 2尺6寸(約98.8cm)

地紋様のある鶸色(鶸の羽を連想させる色)に様々な羽が手で描かれ、刺繍もほどこされている、とても珍しい羽織です!
道中着は、他にも結城や大島など、灯屋2お薦めの羽織物がございます。

どうぞご来店の上、ぜひこの機会にご覧ください。

灯屋2

十華撰へのご来場ありがとうございました

新春3日より開催いたしました、「十華撰」へのご来場ありがとうございました。
今回も開店前から寒い中をお待ちくださったお客様、ご遠方より駆けつけてくださったお客様…
皆様年明けより灯屋2をご愛顧いただき、本当にありがとうございます。
たくさんのお客様のご来場、心より御礼申し上げます。

今後もホームページにて、春の新作をご紹介させていただきます。
ぜひ、ご覧くださませ。 

灯屋2

和やかな笑顔が、集い

年が明けて、新年会しましょうよ~!と急に予定が決まり、店主渋谷、スタッフもご一緒させていただき和やかな時間を過ごさせていただきました。

いつもお客様にお集まりいただくと、皆様の十人十色の着こなしに惚れ惚れいたします。
ご自分の良さを活かしたお色合わせや小物使い、なによりもお客様の輝く笑顔にときめきます!

集まると必ず出る話題ですが、「いつ頃からお着物を着はじめた?」との質問に「5年くらい」「8年くらい」「まだ2年~」と皆様それぞれのご返答。
どこからか「生まれた時からだから78年~!いつまでもおしゃれしたい心は、忘れないのよ~」とひときわ通る声。
一同「私達、まだまだよね~おみそれいたしました。」と、またまた、笑顔の花が咲きました。

「笑顔でいると元気になるね!」「またお会いしましょう!」とほんのひと時でしたが、ご参加いただいた皆様よろこんで頂いたと感じる新年会でした。
本年もどうぞよろしくお願い申しあげます。
次回は、春に企画いたします!皆様ぜひご参加くださいませ。

灯屋2新年会 灯屋2新年会  灯屋2新年会

白井

明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。
健やかなお正月をお迎えの事と存じます。

お正月は、3日より開店いたします。
新春企画といたしまして、灯屋2新春展「十華撰」を開催いたします。
江戸、明治期のお着物をはじめ、志村ふくみさん、浦野理一、範雄さん作品をふくめて展示販売。

本年も心に響く美しい物を皆様にお届けできる仕事をしていけるようにと、スタッフ一同努めてまいります。
どうぞ本年もご愛顧をくださいますよう、お願い申し上げます。

新春企画「十華撰」 インドシルク名古屋帯

灯屋2

※「十華撰」は新春企画のため、HPのみでのご案内とさせていただきました。

灯屋2小劇場③ ご来場ありがとうございました!!

灯屋2小劇場③灯屋2小劇場もおかげさまで3回目をかぞえました。
この日は寒さが増し、たくさんの方がお着物でご来場くださいました。
はじまる前の会場内は、お着物談義で和気合い合いと和やかな前奏曲となりました!

今回は、津軽三味線・五錦雄互(ごしきゆうご)さんをお迎えしての演奏会。
五錦さんは、都内各所、また日本のみならず海外でも活躍されている五錦流の若手演奏家です。
第1部は、よされ節・あいや節・十三(とさ)の砂山・新じょんがら節・旧じょんがら節・秋田荷万節の独奏です。
太棹と呼ばれるお三味線の音色が、深く、強く唸るようにも、少し物悲しいようにも、また魂の底から叫ぶようにはじかれ、静かな空気の中を走りぬけて行きます。
目をつぶると真っ白に降り積もった雪景色が、浮かんできます。

つい最近行かれたノルウェーでの演奏会のお話も交えながら(演奏家は、シャイな方が多いですが、五錦さんもそのようです。そして、あまり抑揚なくお話します)
なんだか、その語り口が会場の雰囲気と溶け合い、皆様の緊張がほぐれ少しずつ笑顔が増えていきました。

あっという間に40分が過ぎ、ここでしばし休憩。
お三味線を弾く五錦さんの姿は、左肩に向かって棹を上に向け、糸巻き(弦を調節する部分)をご自分の肩より高く置きます。
棹から横に張って出ている糸巻きが、まるで大きな簪(かんざし)を挿して日本髪を結っている女性のようにも見え、名称をお尋ねすると、「天神(てんじん)です。糸巻きの部分 は、簪とも呼ばれます。」とのご回答。
「えーっ!かんざしー」と驚きと共に納得です。
弦楽器を演奏するスタイルは、楽器により様々ですが、それぞれの音色が表現すると同じように、姿にも現れるものなのだと感心させられました。

灯屋2小劇場③さて、お待ちかね第2部。
実は、本番前に演奏プログラムをお聞きすると「書かないでその時に決めさせてください」と言われましたので、スタッフも 曲目を知らされておりませんでした。
第2部の始まりに「これをみなさんに…」と渡されたのが、

・斉太郎節(宮城県)・花笠音頭(山形県)・ソーラン節 (北海道)・炭坑節(福岡県)4曲の民謡歌詞カード。

「みんなで歌うのー?」と、驚きとも喜びともつかぬ皆様のお声!
まるでライブのようになってきました。

もともと津軽三味線はインドから中国を経て日本に渡り、津軽地方の民謡伴奏に用いられたのがはじまりと聞いています。
原点にもどり、皆で大合唱を楽しませていただきました。
お国自慢で、花笠音頭の踊りを曲に合わせてご披露いただくお客様もいらっしゃり、笑顔の花が咲きました。

灯屋2小劇場③大盛り上がり、このままでは終われないとお客様からのアンコール!!
五錦さん、今度は津軽三味線ならではの打楽器奏法と速弾きを聴かせて頂き、 もっと聞きたいほどの余韻を残して演奏会はお開きとなりました。
帰りがけのお客様から「旧じょんがら節が、お腹の底から響いたわー」とうれしいお言葉。
楽しかったわ!と言ってくださった笑顔が今も心に残っています。
皆様、ご参加くださり本当にありがとうございました。
心より御礼申し上げます。

また次回の小劇場が決まりましたらお知らせさせていただきます。

この場をおかりいたしまして
12月5日、偉大な功績を残した歌舞伎俳優・中村勘三郎さんが、57歳という若さでお亡くなりになられた事を心より痛み、ご冥福をお祈りいたします。
そして、勘三郎さんの皆を喜ばせてくださった姿をいつまでもわすれる事はありません。

白井