秋の音色

虫たちの刺繍明石縮に萩に桔梗刺繍絽名古屋帯長かった雨がようやく上がりました。
日が落ちると涼しさを感じるようになり、少しずつ秋の気配が漂ってきています。

今回は、そんな秋らしい風情あふれるコーディネートのご紹介です。

きりぎりすと蛍がさり気なく縫い取られた黒地の明石縮に、艶のある白い桔梗が美しい帯を合わせて。
静かなモノトーンの世界がそこに現れました。
かすかに聞こえる鈴のような虫の音に、感覚が研ぎ澄まされていくようです。

蛍の時期には帯を変えてお使いいただけます。

虫たちの刺繍明石縮萩に桔梗刺繍絽名古屋帯

萩に桔梗刺繍絽名古屋帯に象牙菊帯留

虫たちの刺繍明石縮 60000円+税
身丈:4尺2寸(約159.6cm) 裄:1尺6寸8分(約63.8cm)
萩に桔梗刺繍絽名古屋帯 70000円+税
象牙菊帯留 15000円+税

櫻井

夏の優雅

夏の優雅江戸から明治の夏衣装を直してお召しになられてるおふたり様。

しばし、放心してしまう優美さに気温が高いなど、まったく頭の中からなくなってしまいました。

大人の美しい夏衣装。

やさしいおふたりのお人柄が、風になってまわりの空気までかえてしまいました。

夏の優雅夏の優雅


白井

季節の半衿

灯屋2では、引き続き8月いっぱいはお買上価格10%の商品券を差し上げています。
夏の着物に合う帯留や小物も対象商品です。
オリジナルの麻の丸ぐけ、オリジナルで染めた帯揚げやアンティークの半衿などなど、たくさんご用意しております。

その中から、今回は華やかな染と刺繍の半衿をご紹介します。

染半衿
染半衿
(左から)

撫子と秋草絽縮緬半衿 2,500円+税
青紅葉絽半衿 2,400円+税
ススキに萩絽縮緬半衿 2,500円+税
松に松ぽっくり絽半衿 1,800円+税

刺繍半衿
刺繍半衿
(左から)

蝶刺繍たて絽半衿 11,500円+税
小花絽縮緬半衿 5,000円+税
桔梗刺繍半衿 12,000円+税
木の葉刺繍半衿 6,800円+税


田中

夏の宵の風情

縞に横段つなぎ小千谷縮に風鈴の染絽名古屋帯遠くから花火を打ち上げる音や、盆踊りのお囃子が聞こえてくる季節。

すだく虫の音、蚊取り線香の香り。
心静かに宵をすごすのも良いものです。

帯がおしえてくれる日本の夏。
風にそよぐすだれ、風鈴、ノウゼンカズラ、野菊がしっとり描かれています。

爽やかな小千谷縮とともに、たいせつな人と過ごすかけがえのない時間にお召し下さい。

風鈴の染絽名古屋帯
風鈴の染絽名古屋帯 45,000円+税
 
縞に横段つなぎ小千谷縮 (着物16-6-22) 100,000円+税
身丈:4尺2寸(約159.6cm)
裄:1尺7寸5分(約66.5cm)
お仕立て直し


海老沢

「宮古上布」

宮古の海7月の終わりに夏休みを頂き、宮古島に行ってきました。
毎年ダイビングを兼ねた夏の旅行として、沖縄本島や石垣島には行っていましたが、宮古島は今回が初めてです。
宮古島諸島は大きな山もなく、比較的平坦な島の多い諸島です。
島の周りには日本最大のサンゴ礁・八重干瀬(やびじ)が広がり、サンゴ礁の美しさは東洋一と言われています。

宮古島市伝統工芸品センターせっかく宮古島に来たのだからと、宮古織物事業協同組合が運営する「宮古島市伝統工芸品センター」を見学。
宮古上布は、今では年間の生産反数が30反以下と言われる大変貴重な麻織物で(平成24年26反)1975年に国の「重要無形文化財」に認定され、昔ながらの技術が受け継がれています。

●重要無形文化財・宮古上布指定の要件
①すべて苧麻を手紡ぎした糸使用
②絣模様をつける場合は伝統的な手くくり
③宮古の主な植物染料で染織
④手織りであること
⑤砧打ちでしわを伸ばし、布目を整えること

宮古上布は、今も昔と変わらぬ根気のいる工程でつくられています。
1反の着尺の糸を績むのに、3ヶ月かかり、染織は15~16回。
熟練した人でも1日30㎝、約3ヶ月かけて織上げます。
また、仕上げの砧打ちも10時間以上かけて織目を整えます。
組合の検査を受けたものは、何百万の値がつけられ市場に出ていきます。

私達の手元には、おそらくその2~3倍の値になって届くのでしょう。
センターの中では、古くからの図案や製作のための道具が展示されています。
研修生の一人の方が実演で、絣の細かな上布を織っていました。
(1日13㎝しか織りあげられないそうです)
彼女は7年目で、一人前になるのは10年経ってからと笑顔で言っていました。

宮古上布下地恵康作 宮古上布に科布縞の名古屋帯

下地恵康作 宮古上布

今回紹介の宮古上布は灯屋2にあります、伝統工芸士の認定を受けている、下地恵康(しもじけいこう)さんの図案のもの。
蚊絣をベースにさまざまな柄がパッチワークのように織り込まれた美しい柄です。
宮古上布の繊細な工程を知るほど、この上布の琉球藍の美しさや、緻密さを感じます。
また、途方もない時間をかけ、様々な人の手を通りこの1枚の美しい布が出来あがったかと思うと胸が熱くなります。

意匠 下地恵康作 宮古上布 (着物11-6-3) 600,000円+税
身丈:4尺2寸5分(約161.5㎝) 
裄:1尺6寸5分(約62.7㎝) 1尺8寸(約68.4cm)までお直し可

科布縞の名古屋帯 (帯17-5-52) 140,000円+税

田中

人気☆紅型風染め大振袖

四季の花々古典文様振袖鮮やかな水色と型染めのくっきりとした図案が目を引く振袖のご紹介です。

顔料を使ったいわゆる本紅型ではなく、染料を用いた紅型風の染めです。
きっちりとした輪郭が鮮やかな色合いを引き立たせています。
型のパターンも内袖と外袖で上手く配分されており、同じ図案が一度に見えにくいようになっていて、裾は絵羽の文様付けと刺繍で格調高く。
美しい古典文様が贅沢な大振りにまんべんなく施された様子は圧巻です。

ご自身が主役の成人式はもちろん、結婚式のご参列にもバランス良く晴れやかにお召しいただける、活躍の幅の広い振袖です。


四季の花々古典文様振袖 販売価格 160,000円+税
身丈:4尺2寸(約159.6cm)  :1約7寸3分(約65.7cm)

四季の花々古典文様振袖四季の花々古典文様振袖四季の花々古典文様振袖

櫻井

こちらの振袖は代々木店での取り扱いとなります。

レースの薔薇の単衣小紋

青暈しレースの薔薇に萩単衣小紋に花唐草織り単衣中巾帯編み出したレースのような薔薇に、ほぅ…とため息が出てしまう美しい小紋です。
秋らしさを主張しすぎることのない色合いで、大振りな萩の葉が季節を思い出させてくれるまで、いつまでもうっとりと眺めていたくなります。

世界観を壊さぬようそっと合わせたのは、落ち着いた鉄納戸色の中巾帯。
元は丸帯だったものからのお仕立てです。
名古屋帯のようにお太鼓は出来ませんが、半巾帯よりも前幅の調整が効き便利。
半巾帯と同じような結び方で扱って頂けます。今回はシンプルな文庫結びに。

白い薔薇の帯留を添えて、ただシンプルに、大人の女性の美しさを引き立たせるコーディネートにしました。
儚い夢のような繊細なアンティークをお楽しみください。

青暈しレースの薔薇に萩単衣小紋 90000円+税
身丈:4尺1寸5分(約157.7cm) 裄:1尺7寸5分(約66.5cm)
花唐草織り単衣中巾帯 10000円+税
白薔薇帯留 20000円+税

青暈しレースの薔薇に萩単衣小紋に花唐草織り単衣中巾帯青暈しレースの薔薇に萩単衣小紋

花唐草織り単衣中巾帯に白薔薇帯留

櫻井

朱色の菊尽くし振袖

菊花尽くし箔散しの図振袖鮮やかな朱色が目を引く戦前のアンティーク振袖です。
紅白のおめでたい組み合わせが、特別な一日を豪華に彩ります。

朱と白の潔い表情の中、菊は優美なぼかしで緻密に描かれています。
斬新な構図と、上質な手仕事を兼ね備えているのが、アンティークの着物の魅力。
「個性的だけど本物を着たい!」という方に是非おすすめです。
実際にお手にとっていただき、その美しさをご覧ください。

成人式はもちろん、帯周りを金や白でコーディネートすると花嫁衣装としてもご着用頂けます。

菊花尽くし箔散しの図振袖 販売価格 120,000円+税
身丈:4尺2寸(約159.6cm) 裄:1尺7寸(約64.6cm)

菊花尽くし箔散しの図振袖菊花尽くし箔散しの図振袖菊花尽くし箔散しの図振袖

こちらの振袖は代々木店での取り扱いとなります。

櫻井

双子の白鷺帯

双子の白鷺帯猛暑の街に涼しい風を吹かせるコーディネートのご紹介です。

変わり織りの縦絽のきものは、しっとり滑らかな手触りなのに纏ったときシャリ感があり爽やか。夏お召しのように感じます。

白の縦ぼかしと白の横縞の織りなすリズムが心地よく、モダンな雰囲気を醸し出しています。

深川鼠色の色合いがぴったりな、白鷺の名古屋帯を合わせました。
元々は着物だったと思われ、対の帯がもうひとつできました。
図柄はほぼ変わりませんので、お好みの物をお選びください。
刺繍の施されたつぶらな瞳が可愛い子たちです。

この白鷺たちの脚のように、お召しになった姿がすっと美しく映えることでしょう。

薄鈍色変わり縦絽小紋 60000円+税
身丈:4尺3寸(約163.4cm) 裄:1尺7寸2分(約65.4cm)

深川鼠色柳に白鷺絽名古屋帯 (帯17-8-4)
いずれも 40000円+税

薄鈍色変わり縦絽小紋に深川鼠色柳に白鷺絽名古屋帯薄鈍色変わり縦絽小紋

深川鼠色柳に白鷺絽名古屋帯深川鼠色柳に白鷺絽名古屋帯

櫻井

麻づくし

白地に藍越後上布と宮古上布に麻地コウモリの名古屋帯一年で一番暑さの厳しい、「大暑」の時期。
こんな季節には見た目だけでも涼しく着物を着こなしたいものです。
夏着物の中でも麻は格別の風合いです。
風が通って、さらりとして、美しい透け感。
写真のコオモリの刺繍の帯は灯屋2オリジナル。
麻そのものの色合いを活かした生地に、涼やかな黒いコオモリと柳。
こんな帯なら、宮古上布の藍にも、越後上布の白にもどちらにもぴったりです。
合わせた帯留はべっ甲に、細かな螺鈿細工の美しい帯留。

麻地コウモリの名古屋帯 (帯17-6-18) 100,000円+税

白地に藍越後上布 (着物16-5-13) 240,000円+税
身丈:4尺1寸(約155.8㎝) 裄:1尺7寸5分(約66.5㎝)

宮古上布 70,000円+税
身丈:4尺(約152㎝) 裄:1尺7寸2分(約65.3㎝)

べっ甲に螺鈿(らでん)帯留 21,600円

麻地コウモリの名古屋帯べっ甲に螺鈿(らでん)帯留

田中