たんぽぽの刺繍帯と格子紬

格子郡上紬に波紋にたんぽぽ刺繍名古屋帯先日、川の土手に土筆が生えているのを見つけました。
毎年おなじ場所に生えるのですが、いつの間にかひょろりと生えている姿をみると春が来たんだなぁと実感します。

写真の帯は刺繍とアップリケでたんぽぽを描いたもの。
赤茶の帯地に、抑えた色遣いの刺繍と金糸が使われています。
古い丸帯の生地で切り継いでいるので、可愛くなりすぎず紬にも合わせやすい帯です。

合わせた着物は、多色の格子の郡上紬。
さまざまな色が混じり合って、春の野の景色のような美しい着物です。
無地の帯でシックにお召しになるのもよいですが、かわいいたんぽぽの刺繍帯と合わせてほっこりお召しになるのも良いかも。
いまにも動き出しそうな蛙の帯留を合わせてみました。

格子郡上紬に波紋にたんぽぽ刺繍名古屋帯葉に蛙つげ帯留

たんぽぽ刺繍名古屋帯 86,400円
格子郡上紬 237,600円
着丈:4尺2寸5分(約161.5㎝)  裄:1尺7寸(約64.6㎝)
葉に蛙つげ帯留 10,800円

田中

サクラ開花

桜の帯全国で最も早く、東京でサクラが開花しました。
開花日は平年よりも5日も早いそうです。

いよいよお花見シーズンに向けてカウントダウンです。
お店には桜の帯や着物がまだまだたくさんございます。

さらりと帯を締めて、一年に一度の桜のシーズンを満喫してください。

桜の帯写真の帯は刷毛目暈しの背景に、桜が描かれています。
樹齢のある力強い幹から、薄ぼんやりと咲いている桜の光景は夜桜のようにも見えます。

もう一本の帯は、華やかな八重桜に雀が戯れている染帯。
お太鼓と前には部分的に刺繍をさしています。
気軽な紬にも、やわらかものにもお締めいただけます。

桜染名古屋帯 108,000円
八重桜に雀の図名古屋帯 43,200円

田中 

「彼岸花」の世界へ

「彼岸花」1958年 小津安二郎監督の初カラー映画「彼岸花」。
浦野着物の美しさが際立つ作品です。
京都からやってくる娘さん役の山本富士子さんが着用しているのが、ご紹介の2点。
映画の中では赤や黄の帯できっぱりと装っています。
こちらでは、蝶の帯と空色の帯で春らしい組み合わせにしてみました。
何度ご紹介しても、心ときめく浦野の布。
素敵ですね。
映画も是非ご覧下さい。

浦野理一作 紅葉に鹿紅型袷に浦野 空色経節名古屋帯

浦野理一作 紅葉に鹿紅型袷
291600円
着物16-12-21
身丈:4尺7分(約154.7cm)
裄:1尺7寸3分(約65.7cm)
お仕立て直し

浦野 空色経節名古屋帯
152,200円


「彼岸花」より

浦野理一格子柄袷に浦野 蝶文様絣名古屋帯

浦野理一格子柄袷 259,200円
身丈:4尺2寸(約159.1cm)
裄:1尺7寸5分(約66.3cm)

浦野 蝶文様絣名古屋帯
108000円
帯16-2-17

チューリップメノウ帯留
16,200円


浦野 蝶文様絣名古屋帯にチューリップメノウ帯留「彼岸花」より

海老沢

花の季節

藤と杜若訪問着に波紋に檜扇袋帯春の訪れとともに様々な花が咲き始めています。
菜の花、水仙、ヒヤシンス・・・
花は季節の移り代わりをもっとも感じさせるものです。
3月の終わりには、西から東日本は桜の季節一色になります。
そんな季節が終わると、杜若や藤の静かな花の季節が到来します。

ご紹介の着物は、そんな藤と杜若を薄鼠色の地に配した訪問着。

着物の裾柄は、尾形光琳の「燕子花図屏風(かきつばたずびょうぶ)」を思わせるような満開の杜若(かきつばた)。

花の部分に所々に刺繍を刺しています。
肩から背中にかけては、藤とつるが流れるように描かれたまさに大人の女性に着て頂きたい訪問着です。

着物の柄を引き立てるために合わせたのは、檜扇紋の袋帯。波紋地に四色の扇面が織り出されています。
桜が終わった頃のお出かけにいかがでしょうか。

藤と杜若訪問着に波紋に檜扇袋帯藤と杜若訪問着

藤と杜若訪問着 
身丈:4尺2寸5分(約161.5㎝) 裄:1尺8寸(約68.4㎝)
波紋に檜扇袋帯 (帯17-1-23) 70,200円

田中

万年青

万年青の帯「おもと」は漢字のとおり、一年中青い葉でいる強い植物です。

引越しの際に、荷物より先に万年青を引越し先に運び入れると運が開けると言われるそうです。
また、実のついた万年青は子孫繁栄の意味があり吉祥とされます。

ご紹介の帯は、万年青がお太鼓部分に大きく描かれたおめでたい帯。
お正月から春の草花と共に締めて華やかに装いたい帯です。
図柄の出し方によっては、大輪の菊を中心に秋も楽しめてそう。

万年青の生命力にあやかって、一年中楽しみたいです。

万年青の帯 108,000円

万年青の帯万年青の帯

3月中は代々木店にて写真撮影ができないため、新商品はブログにてご紹介いたします。
ブログの更新をどうぞお見逃しなく。

徳永

ジャワ更紗(バティック)の半巾帯

ジャワ更紗(バティック)の半巾帯ジャワ更紗はろうけつ染で染められたインドネシアの布です。
日本ではかなり昔からジャワ更紗の名で知られています。
何度も何度も蝋置きを繰り返しながら、染め上げていきます。
そんな手作りの温かみが感じられる布です。

(上から)
16,200円
10,800円
16,200円

ジャワ更紗(バティック)の半巾帯灯屋2ではそんなジャワ更紗の生地を現地で買い付けて、帯に日本で丁寧に仕立てています。
今回は手書きでありませんが、スクリーンプリントで染めた生地を半巾帯に仕立てました。
気軽に縞や無地の紬、綿の着物と合わせて粋にお締め下さい。

(上から)
10,800円
16,200円

田中

花に心を託して

くす玉に手毬文様小紋に緑地に花柄名古屋帯花の季節の着物展、盛況のうちに本日最終日となりました。
皆さまありがとうございました。

春は出会いと別れが交差する季節です。
よろこびのときもかなしみのときも、私達は花に心を託します。
手から手へ交わし合うことで、人を励まし慰めてくれる花。
語らずとも、やさしく思いを伝えてくれる美。
これからも皆様とともに、花を愛でていきたいと思っております。

緑地に花柄名古屋帯写真は身長のあるかたにも嬉しい、たっぷりとした寸法に出来上がった華やかな小紋です。
帯は春らしい緑色で、ふんわりと着こなしてみて下さいね。

くす玉に手毬文様小紋 (着物17-2-12) 86400円
身丈:4尺3寸(約163.4cm) 裄:1尺8寸(約68.4cm)
緑地に花柄名古屋帯 27000円

海老沢

花尽し

緑暈しに春の花尽し訪問着に露芝に百花刺繍開き名古屋帯先日通った道沿いに白木蓮の花が満開。
夜空に真っ白な木蓮の花がふわっと浮き上がって美しい風景でした。

ご紹介の着物は昭和中期の訪問着です。
縮緬地の中に金通しになった生地に緑の暈しが霞のように染められ、可憐な春の山野草が描かれています。
手描きで描かれた花々が優しい雰囲気を出しています。
あわせた帯も四季の花々が刺繍された華やかな帯。

花々が芽吹くのこの季節に纏ってみたい一枚です。

緑暈しに春の花尽し訪問着露芝に百花刺繍開き名古屋帯

露芝に百花刺繍開き名古屋帯

緑暈しに春の花尽し訪問着 (着物17-3-16) 64,800円
身丈:4尺(約152㎝) 裄:1尺7寸(約64.6㎝)
露芝に百花刺繍開き名古屋帯 (帯15-9-24) 64,800円
帯揚げ 4,300円 丸ぐけ  3,990円

徳永

春爛漫 ! 「花の季節の着物展」開催中です。

野の四季花々刺繍名古屋帯灯屋2では、春の花をモチーフにしたお着物や帯の展示会を開催中です。
HPでご紹介の商品以外にも日々沢山の商品が入荷してきています。
梅の季節も終わりに近づき、桜や牡丹、蒲公英や杜若。
店内はひと足先に春爛漫。

匠の技の刺繍の帯や、お花畑のような染めの訪問着などなど。
どうぞお店で手に取って、羽織って春を楽しんで下さい。

野の四季花々刺繍名古屋帯写真の帯は中でも刺繍の美しい名古屋帯です。
赤漆の糸とベージュの糸が交互に織りこまれた横縞の地に満開の桜、枝垂れ藤、可憐な菊が刺繍されています。

刺繍の部分は指で触ると膨らみがある部分と平らな部分があり、刺繍の刺す分量で遠近を表現しています。
今では考えられない技術です。

野の四季花々刺繍名古屋帯 (帯17-3-8) 

「花の季節の着物展」は明後日12日までの開催となります。
皆様のご来店、心よりお待ちしております。

田中

灯屋2より、銀座で開催中の展示会をご案内させていただきます!

花の季節のきもの展へ連日たくさんのお客様にご来場いただきありがとうございます。

灯屋2も展示会の最中ですが、銀座ご近所で現在開催している手工芸の展示会をご紹介させていただきます。

「瀬川敦子篆刻展ー常世の記憶Ⅳー」ひとつ目は、
「瀬川敦子篆刻展ー常世の記憶Ⅳー」

場所・奥野ビル4階にて
日時・3月11日(土)まで 11:30~18:30

金や鉄の短冊を使って、漢詩や心をともす言葉がパネルに刻まれた篆刻展。
パネルの大きさも小スペースに飾ることのできる物です。
ご自身の名前をアレンジして印を作るなんて、愉快な事も出来ちゃいます。
「花に座し月に酔う」・・花咲く処に腰を下ろし月をながめて酒を楽しむ。
春の宵を楽しめそうですね!

「ポケットにぐい呑を3」山田英幸仕覆展2つ目は、
「ポケットにぐい呑を3」山田英幸仕覆展
横森美奈子のNEW利休Bag展 Vol.16 同時開催。
場所・松屋銀座7階遊びのギャラリー
日時・3月14日(火)まで 最終日17時閉場

アンティークの酒器にそれぞれの物語、山田さんの手で縫われた古布のお仕覆が、美しく展示されています。
布好きには、たまらない愉しいスペースです。

New利休Bagは、横森さんプロデュースによる京都の職人さんによる手作りの伝統利休バック。
自由でポップなバックが、揃っています! 

3月12日(日)までの灯屋2「花の季節のきもの展」へもぜひご来場ください。 
各展示会のご案内状もございます。

白井