上村松園展

上村松園展東京にも少し朝夕涼しい風が吹き始めた今月9日、東京国立近代美術館において、誰もがよく知る上村松園展が始まりました。

私の知る作品は代表的な「序の舞」くらいで、どこかで出逢ってはいたのでしょうが、すれちがっていたようです。

その画業において一筋に人物を描いてきた氏は、
「私はたいてい女性の絵ばかり描いている。
しかし、美しければ良いという気持ちで描いたことは一度もない。」
と語っています。

外面の美以外のものを追求しただけに、その内面は、外面である「装い」に強く反映していると 感じました。

会期も半ばを過ぎ、秋の単衣が気持ちの良い季節です。
少しおしゃれして、美術鑑賞ならぬ「装い鑑賞を」楽しんでみてはいかがですか?

銀座店 酒井

上村松園展

東京国立近代美術館
2010年9月7日(火)〜10月17日(日)
午前10時~午後5時、毎週金曜日は午後8時まで
月曜日休館

その他詳細は公式サイト → http://shoen.exhn.jp/

おばけ?の着物?

雪だるま最近、銀座店に出没してしますアトリエ担当上杉です。

この模様を見たお客様は、「おばけ?」「おばQ?」と笑いながら言っておりました。

実は、雪だるまです。
今、私たちが目にしている雪だるま(大きい玉の上に小さい玉が乗っているもの)は西洋的な雪だるまだそうです。
だるまという名前からして、日本の雪だるまは”達磨”からきているのでしょう。
達磨を連想すれば「なるほど!!」と思って頂けるのではないでしょうか?

いつもはアトリエで着物を担当しておりますので、アトリエでこの生地を見たときからこの愛らしい図柄に、「当時これをお召しになっていた人はなんてユーモアのある人なんだろう」と思っておりました。
この、とぼけた顔が何ともいえずかわいいんです!!
時代を経て、現代でこのお着物をお召しになって頂く人はどんな方でしょうか。
渋いこげ茶の江戸小紋で、帯も合わせやすいと思います。
身丈 4尺2寸5分(約161.5cm)、裄 1尺7寸5分(約66.5cm)で仕立てております。

是非、銀座店にてこのお着物の全容を見にいらして下さい。

代々木店 アトリエ担当 上杉
(本日は銀座店におります)

秋色幻想

秋色幻想久しぶりにまとまった雨が降り、暑さも和らぎ、ほっと一息つけました。
これから日一日と秋も深まって行くのでしょう。

今日は一日雨が降ったりやんだりの薄暗い日でしたが、一枚の単衣を広げるとはっとほのあかりがともったような華やかな雰囲気になりました。
流水に杜若を織り出した薄いベージュの紋錦紗に繊細に描かれた蔦、朝顔、萩、松、撫子、桔梗・・・
一枚のきものの中で初秋のはかなげな美しさをみごとに表現しています。
白井も「もはや、幻想。」の一言。

こんな素敵なきものを作り出した人々は、身に纏っていた人はどんな人だったのだろう・・・
こちらも様々にイマジネーションがわいてきます。

その他、銀座店には秋の新作帯も入荷してきておりますので
ぜひおでかけください。

銀座店飯島

似ていますか?

従妹と一緒に
銀座店を訪ねて頂く御客様の中には、お友達同士のグループの他に親子さんや御姉妹、ご夫妻で仲良く御来店下さる方がいらっしゃいます。
じつは私にも着物の話を楽しく出来る従妹がおります。

ある時は良き相談者。
またある時は手強いライバル!

御主人様も着物好きなので、全員着物で食事会もめずらしくありません。
世の中不景気だったり、異常気象だったりと、私たちを取り巻く世界は決して明るい事ばかりではないようです。
こんな時だからこそ、身近な人と楽しい時間を過ごす幸せをかみしめています。
この日も従妹のまりちゃんには、工房から出来上がってきたばかりの名古屋帯を御買い上げ頂きました。
それはそれはいい感じの縮緬地に雀の素敵な物でした。
従姉としては、良く似合う姿は嬉しくもあり、悔しくもあり…
複雑です。

銀座店 酒井

絞り - shibori –

絞りの帯先日、自由ヶ丘にある岩立フォークテキスタイルミュージアムに足を運んでみました。
「絞り」をテーマにした展示会でした。

衣装からターバンまで 色とりどりの色彩に目を奪われる布ばかりです。
その昔、遊牧民が歩きながら砂粒・種子を拾いウールの布に括り付け、小さな水玉文を考えたのが始まりとのことです。

日本にも、その絞りの文化をみてとれます。
柳 宗悦の記しに、
「絞の美しさは、やはり人為であって人為を越える所にあろう。」
とあります。
染上がりの無限さにはっとさせられる、わくわくするような楽しみが魅力なのです。

画像は、ラハリアと呼ばれる絞り染ターバン(インド)・木綿藍絞り染(日本)
こちらの2点は、店頭にて名古屋帯にてご覧いただけます。
ぜひ お店にご来店ください。

銀座店 斎藤

秋の名古屋帯

秋の名古屋帯「今の時期何を着ればいいかわからないわ…」と来店されるお客さまからよく聞かれます。
9月にはなったけどこの残暑が一番つらいざんしょ…と笑い話です。

今こそ!と出番を待っている秋帯があるんです。
ほんの短いあいだですが、その風情や美しさが夏が終わった事を告げてくれます。

「まだまだ単衣を着る勇気はないのよね~」とこれもよく聞かれます。
無理があると見ている方も「なんだか暑そう…」と思ってしまうもの、茶のお席でも9月15日までのお昼間は、絽の着用でよいとされています。

という事は、むしろ素材を気にするより重ねる襦袢の色を工夫してみたり、図柄ではかない秋を演出してみてはいかがでしょうか。

写真はベージュ絽縮緬地に露芝に影絵のようにおみなえしが揺れている名古屋帯、紫錦紗地葉と秋の虫刺繍名古屋帯、葛の葉裏を表現した紫地のぼかしが美しい名古屋帯の3点です。

日本の美意識を楽しみにぜひご来店ください。

銀座店 白井

「薔薇模様の帯を作りませんか?」

薔薇の帯 製作中半年ぶりに創作帯を作りました。
私にとってものを作ることは生きる手段であり喜びでもありました。
それが突然やる気を無くしてしまったんです。
呆然と日々を送る私にそんな声がかけられたのは夏休みの直前でした。

何も予定がないまま長い夏休みを過ごすのを悩んでいたので、その提案を恐る恐るではありますが受け入れました。

人によってものを創る順番は違うと思いますが、私の場合まず材料が目の前になければ頭も体も動きません。
薔薇のイメージに合う西洋アンティークの布を探し歩き回っていましたが、なかなかイメージ通りのものは見つかりません。
周りの人々に声をかけて数日がたったある日知人から連絡があり、数年前まで銀座で西洋アンティークの店を経営していた方のお宅に行く事になりました。
ヨーロッパやアメリカを行き交えながら集めた大切な布を頂き、久しぶりの製作に心が高ぶりました。
夏休みに入り家でもの作りが始まりましたが、なかなか思うようには進みません。
ただいま打合せ中気品があり美しい薔薇のイメージを表現したいのに上手く行かず、部屋いっぱいに広がった数々の美しい布を眺めるだけの日々が続きました。
だんだんと気持ちが重くなる中で何枚かの薔薇のスケッチをする途中ふっと思いつきました。
自分に無いものを表現しようといるではないか、だから出来ないんたと。
自分にある、ありのままを表現しようと。

不思議に気持ちが楽になり製作の楽しさがよみかえってきました。
今回の薔薇のシリーズは沢山の種類の布を使ってます。
花弁、葉っぱ一枚一枚に友の姿を思い浮かびながら縫いました。
辛い時励んで支えてくれた人々からもらった、いま私の中にある友情のしるしです。

アトリエ担当 森

灯屋2の帯留

新入荷の帯留1こんにちは銀座店 白井です。
秋とはいえまだまだ暑い毎日ですが、みなさんおかわりございませんか。

ホームページでは着物と帯の新作をご紹介しておりますが、ブログでは銀座店の日々を紹介していきたいとおもいます。

いくつか帯留が入荷いたしました。
この小さき愉快な世界をお楽しみください。

新入荷の帯留2金と真珠の蛤、12代柿右衛門作 茄子のやきもの、白檀のまつぼっくり、銀細工 蓮とかえる、 かつおと大根おろし、 大田春影作 黄胴細工の鯰、がぼちゃとくわいのやきもの・・などなど
んんっ!!と 心躍るような発見があるのも帯留の魅力です。

キュートなガラス棚を覗いてご覧くださいませ。 

夏場は市場などがほとんどお休みとなり新商品がなかなか紹介することができませんが、ようやくお見せできる品物が集まってきました。
週明けには新商品をご覧いただくことができるかと思います。
また、ぜひ灯屋2のホームページにお立ちよりください。

銀座店 白井

銀座店開店から…

銀座店イメージ9月初めの土曜日、1か月振りに銀座店へ出向きました。

残暑と云うのもおこまがしく、ガンガンと気温も上昇してきて、それでも銀座通りを歩く人々は、なぜあんなに元気で輝いているのでしょうか。

新店舗の2階からは、まるで「逆飾り窓」のように、こちらからその光景を日がな楽しめます。

さて、6月末にオープンして、2カ月半が経ちました。
「銀座の小さな店は、蜃気楼のようにいつの間にかなくなっているからね」という噂をバネに、時代を経た美しい紬のようにこれからの時の重なりに報いてあげられる店舗作りをしたつもりです。

スタッフが毎日いて、心豊かに接客して差し上げる、正直な仕事ができる、そんな空間創りをめざしています。
暑いときも、寒いときも、ちょっとお立ち寄りになり、ほっと一息いれてくださいね。

店主 渋谷

アサヒエクストラコールドBAR

アサヒエクストラコールドBAR東京は35℃を超える猛暑日が続いています。
銀座店には暑い中、お着物でいらして下さるお客様がたくさんいらして下さいます。ありがとうございます。

さて、この暑い中、銀座中央通りには行列ができております。
灯屋2にいらして頂いた御客様は御存じだと思いますが アサヒエクストラコールドBAR が灯屋2の銀座店の並びに期間限定で出店しています。
生ビールを-2℃~0℃で飲めるスタンディングバー。
仕事帰りに1杯飲みたいところですが、朝からの行列。
長い時は1時間待ちだという事ですが、灯屋2のビルの前まで行列がくることも。
でも、この暑さの中飲む生ビールは格別でしょう!

灯屋2へお寄りの際は行列に並んでみてはいかがですか?

ちょうど列の終わり、バーから左3軒目が灯屋2のビルです。

銀座店 齋藤

ASAHI エクストラコールドBAR
9月30日までの期間限定
住所:〒104-0061 東京都中央区銀座2-6-3
TEL:03-3566-2822
営業時間:平日 17:00-23:00
       土     11:30-23:00
       日・祝日 11:30-21:30

http://www.asahibeer.co.jp/superdry/extracold_bar/