ペイズリー模様

ペイズリー模様 Paisley- どこか耳に残る響きを持つこの模様は、古今東西、年齢、性別を問わず愛され続けてきました。
勾玉に似たような形は、静けさの中に動きを感じさせるだけでなく、女性の子宮にいているとも言われ、私たちの中に眠る太古の記憶を呼び起させるかのよう。
その起源は古代ペルシャに見られ、その後17世紀のインドで今の形となり、スコットランドのペイズリーで量産されたことでこの名前が用いられるようになったそうです。

時間と空間を超え、無限に広がる想象の世界に導くかのような模様…
灯屋2では様々なペイズリー模様の帯、コートをそろえてお待ちしております。

どうぞお手に取ってご覧ください。

アトリエ 森

春を待つ着物

三寒四温の日々が続くと、春を待つ気持ちが一層高まってくるのは私だけでしょうか。
今回は寒い季節から暖かい季節へと移り変わる、2月から3月にぴったりの猫柳のお着物をご紹介致します。

猫柳の名前の由来にもなっておりますが、猫の尾に似ている姿からその名前がついています。
可愛らしさもありますが、こちらの付下は大人の雰囲気。
格式を出すので有れば袋帯、くだけた感じで楽しむのであれば名古屋帯を合わせてみてはいかがでしょう。
上前の刺繍もさり気なく、猫柳の思わず触りたくなるフンワリ感を出しています。
猫柳の花ことばは“気まま”“自由な心”だそうです。
紗綾形の綸子地に自由に枝を伸ばす猫柳の様に、自由な心でコーディネートを楽しんでみてはいかがでしょう。

猫柳付下 猫柳付下 猫柳付下

猫柳付下    65,100円   
身丈 4尺1寸(約155.8㎝)  裄 1尺7寸5分(約66.5cm)
花丸文袋帯  48,000円
花唐草開き帯 24,000円

アトリエ 上杉

蕨の帯にぜんまい紬

立春を迎えました。春の味覚が店頭に並ぶまであとどれくらいでしょうか。
早春にぜひおすすめしたい、璃寛茶(りかんちゃ)色の紬地に早蕨が刺繍された灯屋2オリジナルの帯。蕨の姿と良く似た、ぜんまいの紬と組み合わせてみました。
ぜんまい紬とは、ぜんまいの新芽から採取した綿毛に真綿や水鳥の羽毛を混ぜて糸を紡ぎ、経糸が横糸のどちらかに絹糸もしくは綿糸を使って織りあげた布。
こちらのぜんまい紬は手触りがしなやかで柔らかく、薄いグレーの中によく見ると銀糸も織りこまれ、角度によって光沢がとても美しい織物です。
ぜんまいの布は保温性や防水性に富み、また防虫、防カビ効果もある植物からの恵の布。

ちょっと薄めの色を着たい、でもまだまだ寒い、そんな時にとても活躍してくれそうな一枚。
春の味覚つながりなコーディネート、いかがでしょうか?

蕨の帯にぜんまい紬 蕨の帯にぜんまい紬

ぜんまい紬 94,500円
 身丈 4尺1寸5分(約157.7cm) 裄 1尺7寸8分(約67.6cm)
早蕨の図刺繍名古屋帯 99,750円

松田

銀座店周辺オススメ情報 – その①

銀座店周辺オススメ情報 灯屋2も銀座に出店して10年。
中央通りに進出して2年半になりますが、私の中で「銀座」への好感度がこの所ぐっと増してきています。
銀座というよりは「中央通り」の方が正確です。
すっと真っすぐ見通せる広い通りと秩序あるビル群。
程良い巾の歩道を歩く老若男女の自立した美しさ。
どちらから何しになど意に介せず、我が道を歩んでいます。
新宿や渋谷、原宿ではこうは行きません。

きょうは横道にそれて、山形物産館をご紹介します。
昼夜夏冬の寒暖差が激しい山形の物産は、東日本のなかでも「おいしい」に入ると思います。
雪の中から掘り出される青く若い野菜もおいしいです。
ここでの買物が銀座店に来る楽しみの一つでもあります。
2階には食材にこだわったレストランもありますので、次回 ご紹介します。

渋谷

おいしい山形プラザ
東京都中央区銀座一丁目5-10
ギンザファーストファイブビル1F・2F
http://oishii-yamagata.jp/

玩具柄帯

近頃少しずつ日が長く感じ、季節を分ける節分は春の一歩手前を感じます。
豆まきも、懐かしいですね。
雪国生まれの私は、雪積もる真っ白な庭に「鬼は外」と蒔かれた豆を兄弟で冷たいと言いながら、摘んで口にした幼い頃を思い出します。
そんな懐かしさを感じる帯を、1つご紹介。
日本の郷土玩具の張り子のような柄。
十二支がユーモラスです。
何気なく前柄には、くるりと巻かれた今年の干支のヘビ。
花浅葱色のダイヤ柄の市松がより楽しさを演出してます。

玩具柄帯 玩具柄帯

玩具柄名古屋帯 29,000円

斉藤

青い梅の花

春告草、好文木(こうぶんぼく)、風待草…と、梅には他にもたくさんの別名があるそうです。
こちらは黒の緞子地に、珍しい青い梅が咲いています。
つぼみが黄色だったり、がくが濃いピンク色だったり、この時代らしい大胆な色合いですが、締めてみると品の良い構図で青がほどよく効かせ色になり、意外にも合わせやすい帯だと思います。
黄八丈に青い梅の黒緞子の帯、こんな後ろ姿を見たら、失礼と思いながらも前に回ってお顔を見たくなってしまいそうです。

黄八丈に梅刺繍開き名古屋帯 梅刺繍開き名古屋帯

梅刺繍開き名古屋帯 ¥38,000
黄八丈 ¥294,000
 身丈 4尺2寸(約159.6cm) 裄 1尺7寸3分(約65.8cm)

松田

千草色のカシミールコート

昨日ご紹介いたしましたコートと同じく、こちらのカシミールもたくさんの色が織り重なり合い、この布の不思議な世界を作り出しています。
浅葱、灰白色、飴色が溶け合って全体を見ると千草と杏色のコートに見えます。
黒と赤の糸が、細かく入ってペイズリー文様をひきたてます。
Mサイズのお仕立てで、小柄な方にもお似合いに。

元は、インド最北端カシミール地方の毛織り物、ショール(語源はペルシャ語のシャルで、1枚の大きな布を意味したそう)は、インドで貴族達に愛用されヨーロッパに輸入される事により女性のファッションの流行を彩り、アジアの衣服の原点のひとつとまでいわれるようになりました。

この1枚の布が日本の女性に愛用され、お着物に羽織物として着用されているとはだれが想像したでしょう。

軽くて暖かなウールに包まれ、寒い季節をお着物お楽しみください。

千草色のカシミールコート 千草色のカシミールコート  千草色のカシミールコート

千草色のカシミールコート  147,000円

白井

インドカシミールコート

寒い毎日が続きます。インフルエンザも流行っていますので、充分気をつけたいものですね。
ところで皆様はお出掛けの際、羽織物どうなさってらっしゃいますか!
お着物は、纏っていてとても暖かですが、この時期は防寒コートをお召しいただくと外出時も寒さしらずで1日お過ごしいただけます。
お洋服ですと、寒い時期はどうしてもシルエットが膨らみますが、お着物は縦のラインがすっきりとしてとてもよい感じ。
横からはお太鼓のふくらみが、女性らしいやさしい背中をつくってくれます。

お写真のコートは、インドのショールでお仕立てしたコートです。
両脇にはポケットのある筒袖のデザインで、とても機能的とご好評です。
レンガ色に飛ぶペイズリーが、シンプルでモダンな素敵なコートになりました。

こちらのコート、身長165cmの方でもお召しいただけるサイズ。
コート裏は生成りに茜色のペイズリー、肌さわりのよい絹です。

ごらんいただいておりますコートのデザインは、灯屋2のオリジナル!
お袖口の内側に小さなボタンをつけてあり、ボタンを外せばお洋服の時でも厚手の素材なのにゆったりとお召しいただけます。
着こなしは、お召しになる方次第。

現代のカシミールでお仕立てしておりますので、軽くて暖かな着心地です。

どうぞご愛用ください。

インドカシミールコート インドカシミールコート  インドカシミールコート
 

インドカシミールコート 168,000円

白井

松竹梅|帯

裂全体に広がる松竹梅が、落ち着いた中にも華やかな帯。
水浅葱色の縮緬地には、染と共に刺繍も入っています。
まがきや笹には雪が積もり、いまにも重みで落ちそうに見えるほどの描写です。
この青の浅葱色に梅の白がプラスされると、より冬を感じますね。
そしてもう1点、梅つながりで次をご紹介します。
春蘭や椿も入っている花丸文の織りの帯です。
季節の幅が広がりそうな柄で、袋帯ですが金糸銀糸がないので普段の染着物にもお勧めです。

松竹梅の図名古屋帯 花丸文織袋帯  松竹梅の図名古屋帯と花丸文織袋帯

松竹梅の図名古屋帯 72,000円
花丸文織袋帯     48,000円

斉藤

羽織

春を待つ冬の季節感がある、早咲きの寒椿。
聖なる木ともされ、神事に欠かせない木だったそうです。
凍えそうな寒さに火をつけたような一重の赤い花に、気持ちだけは暖かくなりそうです。
辛子色に濃紺の地紙の染が、ぐっと大人びた印象。
このような大胆な羽織は、今では少なくなりました。
羽裏は、エジプトの壁画のような模様でユニークです。
他にも染羽織は様々な柄がありますので、店頭でお試しください。

椿柄羽織 椿柄羽織  椿柄羽織

椿柄羽織  65,100円
身丈 2尺8寸(約106.4cm)
裄  1尺7寸4分(約66.1cm)

斉藤