
長年のお客様が、転居される事になり、また元気でお会いしましょう!と皆様お集まりになりました。
そんなちょっとさびしいお別れの席、なんと、お客様同士双子の帯に遭遇!
灯屋2では、昔の丸帯をお仕立て直ししている物もございますので、ひとつの帯から2本の帯が誕生することも。
別れは、出会いのはじまりとまさしく素敵なご縁です。

皆様明るい笑顔の素敵なお客様ばかりで、いつもスタッフみんな心から感謝しております。
この次、お会いできる日を楽しみに、どうぞ変わらずお元気で。
お引っ越し先でもおしゃれなお着物姿で闊歩してくださいますように願っております。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。 白井
秋のきもの展 その2~アフリカからの風~
インド更紗付下
太めの縞が洒落た雰囲気の焦茶色のお召に、インド更紗をかるたのように散らした、灯屋2オリジナルの付下です。
古くから、絶大な人気を集めていたインド更紗は、シャム、ペルシャ、ヨーロッパその他各国に、その国の好みに合わせたものがデザインされ、輸出されたそうです。
この付下の更紗はペルシャ、ヨーロッパ風。帯もペルシャ風のものを合わせました。
「異国情緒」あふれるきものと帯には、東南アジアのとんぼ玉などを合わせると素敵ですが、秋の風情を求めて、ちょっと無国籍な雰囲気の柿の帯留をのせてみました。
更紗コラージュお召付下 126,000円
身丈:4尺2寸(約159㎝) 裄:1尺6寸7分(約63㎝)
インド更紗名古屋帯 89,250円
柿木彫り帯留 16,000円
松田
江戸期小袖解き帯

小袖は江戸期のオーダーメイドで「雛形本」ファッション誌を参考にしながら発注します。
このように帯のサイズになってもその刺繍、染めが全面に表現された華やかさは失われません。
贅沢品にもみえますがその後も形を変え襦袢にリメイクされたり、掛軸となったり、仏具として寺へ奉納されるなどその知恵なりは日本人のエコ精神を感じます。

薩摩藩使節団が明治維新前にパリ万博に行った時、同行の女性の着物姿が美しいと西欧の人々が小袖をドレスに仕立て直したそうです。
その頃の西洋はコルセットのファッションが主流。
着物は帯を締めてはいますが、様々な部分にゆとり空間があり、女性にやさしい服装にみえ新鮮だったのでしょうね。
秋~冬のこれからの時期、美術館や観劇なども多く魅力的なイベントも増えます。
いつもより少し特別な着物で出掛けてみたい時の帯には打って付けです。
鯉に牡丹の図刺繍名古屋帯(帯12-10-24) 336,000円
軍配に菊の図刺繍付帯 220,000円
明治期江戸小紋裂切継袷 189,000円
身丈 4尺1尺5分(約157.7㎝) 裄 1尺7寸3分(約65.7㎝)
斉藤
小さなお客様
錦紗の訪問着
儚いくらいに優しい色合いの、大正、昭和初期らしい訪問着。
錦紗のやわらかな感触が、肌に心地よくなじみます。
菊や色づいた楓が乗せられた、秋を運ぶ花車がとても雅で上品。
アンティークには珍しく、寸法も大きめにおつくりできました。
綸子地に菊花文が絞りで描き出され更に刺繍が施された帯は、丸帯を名古屋仕立てに直したもの。
大変凝った、華やかな帯です。
少し太めの丸ぐけを合わせましたが、帯留なども良く合いそうです。
数少なくなってきた錦紗の手触りを、ぜひお試しいただきたいです。

秋の花車模様訪問着 54,600円
身丈 4尺2寸(約159.6㎝) 裄 1尺8寸(68.4㎝)
綸子に絞り菊花刺繍名古屋帯 84,000円
松田
キジの図帯
こちらはもともと1つの丸帯を、2本にお仕立直しした帯です。
大正モダンを彷彿とさせるような独特の色彩は、山鹿清華へのオマージュに溢れているようにもみられます。
身に付けた時には出る事のない部分までも絵柄がつながれ、伸びやかでこの自由さは今では見ることの出来ない帯。
様々な刺繍の技法が駆使され、枝の部分は格子のような刺し方で木皮のよう。
枝から生えるキノコ、眼光がやや優しいキジが、手の込んだ裂でありながら硬さを感じさせない所でしょうか。
日本の国鳥、キジ。
日本画にもみられますが成鳥雄の証の顔の赤色、尾は極めて長く美しく文様に用いるには
最高の華やかさです。
この秋冬にはキジを、春にはメジロをと季節満載です。
キジの図刺繍開名古屋帯 168,000円
メジロの図刺繍開名古屋帯 168,000円
斉藤
展示会商品紹介
帯のがらゆき
上田義彦さんの写真が個人的には好きで、彼が撮る南麻布和食の「青草果」の料理写真を雑誌和樂でいつもみる事が楽しみのひとつ。
日本料理の「八寸」は限られた器サイズの中で起承転結を表す大事なもの。
季の気配を伝えます。
不思議と帯巾も同寸に近いですね。
帯にもお太鼓前柄とのバランス、文様の配置と物語性がみられ料理につながるものがあります。
今の時代旬というものも乱れがち。
少しでもその気配を着物・帯で伝えられたらと思います。
夏の涼から秋に求める暖へ一番季節の替わりを感じる頃。
銀座の風も秋をやっと感じられるようになり、ぐっと惹かれる一品を探しにお寄り下さい。
楓に鳥の図刺繍名古屋帯 86,000円
グレー地菊の図刺繍帯 71,400円
鶴に風景の図染名古屋帯(帯13-2-19) 84,000円
斉藤













