春の黄色

春の黄色春は黄色い花から…といわれるように、早春の山肌は、まずは黄色く彩づくそうです。
きれいな卵色の新機結城紬は、無地ですがつなぎ目に濃淡があり、色合いに深みを与えています。
若緑の織帯は、昔の丸帯を名古屋仕立てにしたもの。
このように多彩な文様が入る美しい色の帯は、なかなか出会うことができません。
今年は冷たい雪で立春を迎えました。



春の黄色でも、春を意識すると、自然とやわらかな色合いを選びたくります。
水ぬるむのはまだまだ先かもしれませんが、春色は解禁です。

卵色結城紬 68,000円
身丈 4尺5分(約154㎝) 裄 1尺6寸5分(約62.7㎝)
若緑色織名古屋帯 40,000円

松田

コート・道行20%OFFの価格にて提供中

浦野理一作 紺地縞コートカシミール織コートまだまだ寒い日が続いていますが、銀座店ではコート・道行などをお手頃価格で提供しています。

浦野理一紺地縞コートはざっくりした素材感が特徴で、インテリアファブリックをコートに仕立てたのではないかと思われます。

浦野らしい独特の縞の配色がたまらない逸品です。

浦野理一作 紺地縞コートカシミール織コート身丈がやや短めで着物だけでなくお洋服にも合わせられ、これからの季節重宝する1枚になりそうです。
良き昭和時代のファッションを彷彿とさせてくれますね。

また、灯屋オリジナルのカシミールのコートはふんわりした軽さと、大胆なペーズリー柄が目を引く個性的な一枚。
この他にカシミールコートは色柄が違い、サイズ違いを3点ご用意しています。
 

浦野理一作 紺地縞コート     84,000円から20%OFF
身丈:2尺9分(約79.5㎝)      裄:1尺7寸3分(約65.5㎝)

カシミール織コート(Mサイズ)    147,000円から20%OFF
身丈(背より):2尺7寸5分(約104㎝)  裄: 1尺8寸5分(約70㎝)

田中

布と肌と

布と肌とお客さまのなかに長くファッション界をけん引されてきた方がいらっしゃいます。
先日素敵なお着物姿でご来店されました。
そのおりに、裄はあえて短めで着用しますとお話されていました。
拝見すると確かに、やや短めな紬の袖口からしなやかな手首が伸びているのが、たいへん美しく颯爽とした印象で、卓越したバランス感覚はさすがでございます!と感銘を受けました。

正直、若い頃にはあまりピンとこなかったのですが、着物から覗く肌の色気とでも申しましょうか、いつも皆様から、胸にときめくものを受け取っている私です。
人の肌はとても美しい。
それが若いひとのいっぱい露出された手足ではなく、控えめに存在しているようでいながらも、しっかりと生活してきた手首足首、さまざまな事を考えたりいろんな表情をしてきた頭を支えた、そのうなじ!
たまらなくいとおしく感じるのは、私だけではないでしょう。
布と同じように、年月を経たならではの美があります。

布と肌とそんな肌と着物をつなぐ布
半衿、襦袢、裾除けは、ご存知の通りだいじな役目をしています。
刺激や汚れからお互いを優しくまもるだけでなく、差し色としての効果も重要です。
あじわいぶかい和服暮らしを一層豊かにしてくれます。

毎日私達の為に一生懸命頑張っているお肌です。
たいせつにたいせつに引き立ててあげたいですね。
足袋も、白だけでなく柔らかい色のものを御用意しておりますので
どうぞお試しになってみてください。

紬 126,000円
身丈:4尺1寸(約155.8㎝) 裄:1尺7寸5分(約66.3㎝)
二部式長襦袢 インドサリー 25,200円 (LLサイズ)
二部式長襦袢 蔦柄グレー 31,500円 (Mサイズ)
半衿 ブルーグレー 1,050円(丈短め)
足袋 ベージュ、生成り 2,600円(23.0~24.5㎝)

海老沢

縞紬

結城縞お仕立て直しに浦野理一紅型帯新春号のフィガロジャポンに掲載された、縞結城と浦野理一作経節紬の紅型名古屋帯。
スタイリングは原由美子さん。
この縞紬はすっきりとした強さのあるお着物、原由美子さんの着物を着せてみたいとずっと思っていた女(ひと)という、真木よう子さんのイメージによく合ったようです。

どんな帯でもというお着物ではありませんが、原さんが、「この帯といいみたい」と選んですぐ決まり、さすがです!
ショートの黒髪にすっきりと、まさしく凛々しさと色香の漂う頁となり、灯屋2としてもうれしいかぎりです。
掲載ページは、フィガロジャポン1月号71ページです。
こちらのお着物と帯は、銀座店にございます。

結城縞お仕立て直しに浦野理一紅型帯この結城は、ちょっと前(40年くらい)の物で、結城本来のしゃり感のがのこる気持ちの良い紬です。
浦野の紅型は、ゆうゆうとした波間に明るい色彩でふっくらとした貝がらと水鳥が画かれた、まるで夢のような海の絵。

以前、浦野範雄さんのお話で「浦野の色は、自然の中から生まれています。僕のアトリエは、キャンピングカーの中なんです」とおっしゃったのを思い出しました。

紅型に特に定義はない、浦野の紅型。
着こなしも型にはまらない、自由さが浦野流なのかもしれません。

昨年、浦野染織工房はアトリエを閉じられ、灯屋2でそのお手伝いをさせていただきました。
灯屋2では浦野さんの作品を皆様が驚くほど揃っております。

今年は、浦野理一さんと灯屋2のコラボが実現しそうです。

どうぞ、ご期待ください。  

結城縞お仕立て直し  95000円 身丈:4尺1寸5分(約157.7cm) 裄:1尺7寸5分(約66.5cm)   
浦野理一紅型帯 189000円

白井

華やか羽織

絞りに黄色い実刺繍羽織大胆な華やかさが楽しい、アンティークの羽織。
当店でも、凝りに凝った息をのむような羽織は、すぐにおしゃれなお客様方の手元に・・・。
最近は華やかな刺繍展なども銀座で催されましたが、すばらしいアンティークの羽織を纏った当店のお客様が、会場のあちらこちらでお声掛けをされ、展示会後、初めてのお客様が列をなしてご来店いただくという事態も(笑)

絞りに黄色い実刺繍羽織NHKのドラマでも、最近はアンティークの着物を目にすることが多いですね。
趣向をこらした染に、刺繍が贅沢に施された華やかな羽織は、当時の日本の威勢を感じさせてくれます。
もう少しすると、街中を袴姿が行き交う季節になります。
学生さんに、こんな可愛らしい羽織を袴に合わせてのおしゃれを、ぜひおすすめしたいです。

絞りに黄色い実刺繍羽織 62,000円
 裄:1尺7寸3分(約65.7㎝)

松田

季節を告げる春告花

季節を告げる春告花花の少ない時期に明るい黄金色の花を咲かせる福寿草は、江戸時代には元旦に必ず開く花とされ、「元日草」ともいうそうです。
旧暦のお正月はいまの二月頃なので、江戸時代には元日に咲いて、新年の祝い花として床飾りにして愛でていたのでしょうね。

亭主が春のおもてなしでしつらえたお茶会へ、贅沢な丸帯でお出掛けになってみませんか?
裏も表も贅沢に織りになった帯は、時代の古い物で少し短めですが、無地に締めても豪華な雰囲気にしてくれます。
お茶を主役に控えめな装いでのお出掛けは、もてなす側のご亭主にもまたよろこばれます。
まだまだ寒い季節ですが、あたたかなお茶を楽しみにお出掛けになって下さい。

藍錆地金糸唐花織り丸帯 58,000円
  長さ:1丈9寸5分(約414㎝)

砂色地染抜き一つ紋つき色無地(しつけ糸つき) 18,900円 
  身丈:4尺1寸(約155㎝)(4尺4寸可) 裄:1尺6寸7分(約63㎝)(1尺8寸2分可)   
  袖丈:1尺2寸3分(約46.5㎝)(1尺3寸可)

灰白色地共八掛つき色無地(しつけ糸つき) 22,050円
  身丈:4尺2寸5分(約161㎝)裄:1尺7寸5分(約66.5㎝)袖丈:1尺2寸7分(約48㎝)

徳永

新スタッフ紹介 その2

新スタッフ紹介 その2はじめまして、徳永真夕子と申します。
昨年12月より、スタッフの一員として銀座店に立っております。
何年も洋服の世界におりましたが、やっぱり着物が好きでおもいきって飛び込みました。
まだまだ知らない事ばかりで、お客様に教わりながら、学びながらお仕事させて頂きます。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

お店では、お花を担当させて頂いております。
ご来店いただいた皆様に、わずかながら季節を感じて頂けたらと思います。

歳寒三友

格子紬に歳寒三友雪景色名古屋帯薄藍色の空より、里の庭に降りしきる雪。
冬化粧をほどこされた、寒さの中でも生命力に溢れた木々が、控えめながらもモダンな色合いで華やかに描かれています。
アンティークの染丸帯を名古屋帯にお仕立て直ししました。
江戸小紋など、格のあるお着物にはもちろん、紬などに合わせても洒落た雰囲気でお召しいただけます。
歳寒三友(さいかんのさんゆう)である松竹梅に、しなやかさと強靭さを持つ柳。

寒に耐える自然の風情が、格調高くも優しげに描かれた素晴らしい帯です。

歳寒三友雪景色名古屋帯 前柄

歳寒三友雪景色名古屋帯 72000円
格子紬 68000円
身丈:4尺(約152㎝) 裄:1尺7寸(約64.6㎝)

          松田

春の木綿

コブシと窓から望む銀座少しずつ日が長くなってきています。
コブシの白い花は凍てつく空気も柔らかくしてくれるようです。
そんな春を感じる時に木綿を手に取ってみたくなりました。

綿が浸透するまでは冬にも麻を日常着にしていたと聞きます。
人々が初めて木綿の衣を肌に通した時はその暖かさにさぞ感動した事でしょう。
木綿は絹や麻とも異なる柔らかい線を女性の着姿にもたらしたと、柳田国男氏の「木綿以前の事」に書いてあったのを思い出しました。
皆様もご存知の名著、また読み返したくなりました。

そんないにしえの木綿を彷彿とさせる、和更紗の帯と大正更紗の切継ぎの羽織をご紹介します。
あくまでも優しい肌触り、木綿の良さがこんなに生きているのは、布を大切にした先人たちの愛情がそのまま残っているからでしょう。

久米島紬に、
早春をおもわせる可愛らしいビーズの丸ぐけを合わせて、木綿をあたたかく纏いながらゆっくりと春を待ってみませんか?

春の木綿 春の木綿

和更紗名古屋帯  64000円 
大正更紗切継ぎ長羽織  90000円
裄:1尺7寸(約64.5㎝) 身丈:2尺6寸(約98.5㎝)
久米島紬 148000円
裄:1尺7寸5分(約66.3㎝) 身丈:4尺(約151.5㎝)
ビーズ丸ぐけ 8400円

海老沢

新スタッフ紹介 その1

新スタッフ紹介 その1はじめまして、田中 淑恵(としえ)と申します。
今年の一月より、スタッフの一員として銀座店で接客を担当させていただいております。
美術大学でテキスタイルを専攻し、現在に至るまで無類の布好きです。
古い布を見ると愛おしくてたまらなくなり、ずっとながめていたくなります。
お店でそんな帯や着物、小物に囲まれて、今は本当に幸せです。
まだまだ、知識が無くお客さまに的確なご説明をできないのが歯がゆいですが、一人一人のお客さまに誠実に対応する事をモットーに頑張ってまいりますので、今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
どうぞ、銀座においでの際はぜひ一息つきにいらして下さい。

       
                                 田中 淑恵