久米島切継袷と刺繍帯

久米島切継袷に尾長鳥に木の実刺繍名古屋帯2月21日からはじまります「寄せ裂と刺繍の美」の企画展ための商品が、次々とお店に入ってきています。
今回はその企画展に先駆けて切継の着物と刺繍の帯のコーディネートをご紹介します。

何枚かの味わい深い久米島紬を切継した袷は、程良くこなれた優しい風合いで着る方を優しく包み込んでくれます。
微妙に違う久米島紬の色合いが美しい景色をつくりだし、帯によって様々に変化する着こなしを楽しみたい一枚です。

黒繻子にお太鼓と前に鳥と実の刺繍を施した遊び心あふれる帯。つがいの尾長鳥が楽しそうに実を啄んでいる様子が刺繍されています。
刺繍の緻密さが素晴らしい帯です。
こちらの帯以外にも、企画展には素晴らしい刺繍の帯が沢山並びますので是非いらしてください。

久米島切継袷 (着物15-2-11) 189000円 
身丈:4尺3寸8分(約166.4cm) 裄:1尺8寸(約68.4cm)
尾長鳥に木の実刺繍名古屋帯 (帯15-2-18) 97200円

久米島切継袷に尾長鳥に木の実刺繍名古屋帯久米島切継袷

田中

梅の花香る

光琳模様訪問着に扇面に椿、梅、小菊刺繍袋帯各地の名所で、梅まつりが催される頃になりました。
私の中で印象的な梅といえば、以前住んでいた家の近くの道端の、一本の梅の木。
比較的立派で、道端の木だけに誰の手も入らず、夏場は蔦に勢いよく全体を覆われて全貌が見えなくなるような白梅の木でしたが、季節になると枯れた蔦の隙間から白い花をのぞかせ、野生的に梅の頃を感じさせてくれました。
あのワイルドさを、懐かしく思います。

光琳模様訪問着に扇面に椿、梅、小菊刺繍袋帯広げてみると、梅の香りがいっぱいに漂ってきそうなきものに、絵巻物のようなすばらしい刺繍の袋帯。

玉のような梅の蕾も愛らしく、清らかな品の良さは、晴れのお席にとてもおすすめです。

光琳模様訪問着 (着物15-1-1) 75600円
扇面に椿、梅、小菊刺繍袋帯 (帯15-2-22) 91800円
(2月21日より開催の「寄せ裂と刺繍の美」で展示販売)

松田

春の企画展「寄せ裂と刺繍の美」 黒猫と弘法麦の刺繍名古屋帯

黒猫と弘法麦の刺繍名古屋帯黒い毛並みと金色の目、風になびく弘法麦の穂が気になるらしく、無心に手先で遊んでいるようです。
少し小柄であどけないしぐさは、まだ成猫にまでなっていないのでしょう。
桃色鼻の横っちょからのびのびとはえた髭が、春をよろこび楽しむようすを伝えてくれています。
どこかで見た事がある帯?と思われるかもしれませんが、昨年9月にHP掲載と同時に売約済となった帯の色違いバージョンです。
黒猫は、おおらかで性格が良く、人なっつこいのも特徴のよう。
まるでお花の絨毯のような丸い菊の細かな織りの帯地の上で麦と遊ぶのが終わったら今度は、細長い自分のしっぽと遊びだしそうですね。
見ているだけで、あんまり可愛くて、何度も笑ってしまいました。
狐、兎、犬や小鳥の愛らしい刺繍にも心癒される思いです。
ぜひ会いにいらしてください。

黒猫と弘法麦の刺繍名古屋帯黒猫と弘法麦の刺繍名古屋帯

黒猫と弘法麦の刺繍名古屋帯 帯15-2-15 140,400円

白井

春の企画展「寄せ裂と刺繍の美」もうすぐ開催です!

春の企画展「寄せ裂と刺繍の美」もうすぐ開催「寄せ裂と刺繍の美」というタイトルを聞いた時、スタッフでありながら、胸が高鳴りました。

少しづつ出来あがってきた着物や帯を目にした時、そのときめきは皆様にお喜びいただけるというはっきりとした確信に!!

そんな着物や帯たちを、今回は、テーマごと数回にわたりご紹介させていただきます。

帯5の1 「動物刺繍帯」:動物達の愛らしい刺繍に思わず…
帯5の2 「お花の刺繍帯」:可憐で美しいお花の華やかな刺繍
帯5の3 「寄せ裂帯」:日本のみならず、海を越えて集まった世界の時代裂を心を込めて1つに…
帯5の4 「切継ぎ帯」:染め、織り、刺繍…と雰囲気も技法も異なる布たちをコラージュ
帯5の5 「帯さまざま」:展示会直前に仕上がり予定のお勧め帯をご紹介

着物も2回ほど紹介させて頂く予定です。

掲載を本日2月14日(土)から来週の「寄せ裂と刺繍の美」開催日前日20日(金)まで、随時掲載予定。
みなさま、ご期待ください!

灯屋2

工芸手織 伊兵織

ざざんざ(伊兵織)高麗納戸色袷に真綿紬名古屋帯伊兵織はざざんざ織から暖簾わけされた屋号の一つ。
ざざんざ織の魅力は太く大らかなな糸にあります。
2匹のさなぎが寄り合って一つの繭を作り上げた玉繭から手紡ぎし、玉糸を一般の紬の4倍ほどの太さに撚り合わせた糸を使用。
玉糸を紡ぐ時に、糸が絡まり合って出来る自然な節と、太めの糸が、本来の絹らしくない素朴さと立体感のある手織物を生みだしています。
ざざんざの中でも伊兵織は縞や格子、絣などの日本人の培ってきた伝統的な美しさが素朴な織りの中にモダンに表現されています。
伊兵織を一度手に取ると糸の力強さと美しさに魅了されます。
写真の伊兵織は納戸色に金茶縞の入ったモダンな柄。手で触れると工芸品であることが充分わかる1枚です。
縞の伊兵織に合わせたのはこちらもシンプルな格子の真綿紬の帯。
横節が美しく力のある伊兵織にも負けない味わいのある帯です。

ざざんざ(伊兵織)高麗納戸色袷 (着物14-2-16) お仕立て直し 189000円
身丈:4尺1寸(約155cm) 裄:1尺7寸5分(約66.5cm)
真綿紬名古屋帯 43200円

ざざんざ(伊兵織)高麗納戸色袷真綿紬名古屋帯

田中

インドシルクのきもの

インドシルク袷着物に月夜にミミズクの図開き名古屋帯グリーンの濃淡で小紋のような連続柄が織りだされた、インドシルクでお仕立てした当店オリジナルのきもの。
外国裂の趣がとても洒落ていて、上品な光沢にフォーマル感があるので、付下、色無地のような感覚でお召しいただけます。
帯は松葉と小花が地紋に入った素晴らしい丸帯に、月とみみずくを刺繍した幻想的な帯。
こちらも当店オリジナルです。
きものなのに、きものとはまた違う、不思議な魅力を楽しんでいただきたいです。

インドシルク袷着物に月夜にミミズクの図開き名古屋帯インドシルク袷着物

インドシルク袷着物 97200円
身丈:4尺4寸(約167cm) 裄:1尺8寸(約68cm)
月夜にミミズクの図開き名古屋帯 (帯15-1-10)  140400円

松田

春を呼ぶ

黒地霞ぼかし四季の花紋羽織寒さ厳しい毎日です。
寒い日が続けば、春がやって来るという事で、すんだ冷たい空気も今しか味わえません!
暦の上では、立春。
谷間から山里に姿を見せてくれる黄鶯の清らかな鳴き声を聞けるのも、遠い事ではないでしょう。

江戸時代の御所解文様が、昭和初期に流行ったそうです。
この羽織は、その流行りを受けて作られた御所解文様の写しが型友禅されています。
時代は昭和初期よりは、後になるかと思います。

ぼかしの中に明るく優しい色合いで水仙、梅、牡丹、松、紅葉、笹と現実では、同じ季節には咲かないお花達が華やかに染められています。
着心地が、とても軽く、着ている事を忘れるほど。
この頃の布巾で裄が、短めなのが、弱点です。

モダンな更紗模様の羽裏もこの羽織の魅力。
お着物や四季を問わず、お召しいただけます。
他にも素敵な羽織をご用意しております。
どうぞ、ご来店ください。

黒地霞ぼかし四季の花紋羽織黒地霞ぼかし四季の花紋羽織

黒地霞ぼかし四季の花紋羽織 (着物12-10-3) お仕立て直し 71400円
身丈:2尺8寸(約106.4cm) 裄:1尺7寸(約64.6cm)

白井

桃の花色の帯

青緑紬袷着物にウズベキスタンアドラス名古屋帯灯屋2のエントランスでは今、お雛さまと桃の花で皆様をお迎えしております。
桃の花をながめて、こんな色の帯があったら可愛いなと思っていたら、もちろん当店にはありました、桃の花のような色の外国裂の帯。
青みがかった緑の紬は無地にして、帯は絣の縞、衿もとは当店でも毎年大人気のチューリップのオリジナルビーズ刺繍半衿がとても映えそうです。

青緑紬袷着物にウズベキスタンアドラス名古屋帯、チューリップビーズ刺繍半衿を添えて

ウズベキスタンアドラス名古屋帯 (帯14-5-1) 59400円
青緑紬袷着物 126000円
チューリップビーズ刺繍半衿 7350円

松田

江戸小紋の楽しみ

小宮康孝作 牡丹色厄除け江戸小紋に川島織物 糸屋輪宝 開き名古屋帯4日から22日まで、銀座店の近くの教文館ステーションギャラリーにて、町人文化と型染文様の世界「江戸文様こよみ」展がひらかれています。
早速足を運ばせていただき、展示されている伊勢型紙の精緻さに感嘆しました。
日本の職人の技はほんとうに素晴らしいですね。
細かい模様のすべてに名前があり、江戸の人々が好んだ風物が表現されています。
見れば見るほど、知れば知るほど楽しくなってきます。
当店でも江戸小紋はお客様に大人気です。
明治時代の美しい布を仕立て直した着物や羽織から、切継ぎの創作や帯、小物まで多数ご用意しております。
小宮康孝作 牡丹色厄除け江戸小紋ぜひ実物を手にとって身に着けて下さいませ。
写真の着物は小宮康孝作の厄除け、共八掛は芝梅雨の図となっております。
帯は川島織物製の名物裂、糸屋輪宝を合わせました。
伝統的でありながら可愛らしく華やかな装いになりました。

小宮康孝作 牡丹色厄除け江戸小紋 (着物14-2-23) 126000円
身丈:4尺4寸(約167.2cm) 裄:1尺8寸3分(約69.5cm)
川島織物 糸屋輪宝 開き名古屋帯 48600円

海老沢

お客さまのご厚意で、小紋の正しい名称をお教えいただきましたので訂正させて頂きました。

蝶々の帯

ブルー繻子蝶々刺繍名古屋帯都会では、なかなか見ることも少なくなりました。
昔から、蝶々は人の魂にたとえられることがありますが、思いがけずふっと現れて、ひらひらと舞う姿を見かけると、なんだか良いことが起こるような気がします。

緑地蝶々織名古屋帯お手頃価格の可愛い蝶々を集めてみました。
ロイヤルブルーの色が珍しい繻子の帯には、シックな色の蝶が精緻に刺繍され、少し高貴な雰囲気。
大きく蝶々が織りだされて、鮮やかなめいっぱいの緑色が際立つ帯はコーディネートのアクセントに。
野の花とまるい羽根の蝶々の染帯も、モチーフと色遣いがとてもかわいらしくおすすめです。

野の花に蝶々縮緬染名古屋帯

ブルー繻子蝶々刺繍名古屋帯 32400円
(刺繍部分の糸が少し弱いです)
緑地蝶々織名古屋帯 32400円
野の花に蝶々縮緬染名古屋帯 38000円

松田