野菜の帯

結城切継ぎ着物に小蕪の名古屋帯シルバーウィークは久々の秋晴れに恵まれましたが、また雨の日がやってくるようです。

先日の集中豪雨では、たくさんの被害が出てしまいました。
今も復旧活動が続いていると思います。
被災された皆さまが、一日も早く落ち着いた日常を取り戻せますよう、心よりお祈り申し上げます。

ときに非情な姿をみせる自然ですが
雨も川の流れも、古くから人の生活に欠かすことのできないものでした。
銀座界隈にも、たくさんの川が流れていたと聞いております。
江戸時代、物資の輸送や流通のためにに多くの運河が作られたのです。

たとえば、銀座店のすぐそばに残っている京橋。
今は埋め立てられてしまいましたが、かつては京橋川が流れ、日本橋から東海道を通って京へとむかう、最初の橋として名前が付けられたそうです。
河岸としても賑わいを見せ、大根の入荷が多かったことから、大根河岸とも呼ばれたそうです。

そんなかつての京橋に思いをはせて、今日は野菜の帯を集めてみました。
個性的ですが、私達にとって身近な安らぎのある柄ばかりです。

結城の切継ぎ着物には、小さくてかわいらしい蕪の帯。
江戸のおかみさんのイメージで選んでみました。

結城切継ぎ着物 147,000円 身丈:4尺3寸(約162.8cm) 裄:1尺8寸(約68.2センチ)
小蕪の名古屋帯 32,400円

野菜の図名古屋帯秋の味覚染名古屋帯茄子と蓮根、ピーナッツなど色々野菜名古屋帯

(左から)
野菜の図名古屋帯 帯11-9-40 47,250円
秋の味覚染名古屋帯 帯13-10-7 68,000円
茄子と蓮根、ピーナッツなど色々野菜名古屋帯 75,600円

海老沢