日別アーカイブ: 2017年11月18日

「インド布の旅レポート」 その3

あこがれのベナレスサリーをもとめて、今ではワラナシと呼ばれるこの聖地までやってきました。
気高く、エレガントなそのサリーを3枚ご紹介します。

黒いのは130年まえのアンティーク、日本で言うと明治初期の物。
工房の主人は5代目で、これはマハラジャの奥様のものだったそうです。
ハサミをいれるのには、相当悩みそうです。

ダークグリーンのものはペーズリーも美しく、帯になる運命のようです。

赤いのもまた本当にかわいらしく…

あと1日、どんな布との出会いが待っているのが、ぜひご期待ください。

ベナレスサリーベナレスサリーベナレスサリー

「インド布の旅レポート」 その2

山羊の毛を紡いだ糸から織られたパシュミナやカシミヤ。
厳しい寒さから身を守るストールやショール。
大胆で美しく、触れるとよりいっそう引き込まれます。
このパシュミナショールは、山羊の顎毛を紡いで織り上げるのに2ヶ月、その上に4年かけて刺繍したそうです。
目を酷使する為にひとりの人が、一生のうちにつくる数は、限られているようです。

パシュミナショールパシュミナショール

インドにあるカシミールショールは、多種多様。
糸のクオリティ、刺繍そして織のデザインは、限りなく生まれ、その中から素敵なショールをセレクトします。
ベテランのショール売りのおじさんたちが、よろこんで向かえてくれました。
「そーれ、どっこいしょ!」と日本へ送るために目方を計ります。

カシミールショール

ショールのお店で日本への発送準備