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縞と格子とイカット


ご存じの方も多いと思いますが、「イカット」とはインドネシア語で絣を意味します。
織地のものはこの縞、格子、イカットの3つ技法により、島々によって独自の布文化が伝えられてきました。
用途としては、お祭りや儀式の際に使用する布、肩掛け布、衣服、として大切に受け継がれてきました。
素材としては手績みの木綿を用いることが多く、素朴で優しい感触、使い込むほどに肌馴染みが増す糸味のよさが魅力です。
絹を用いた織物もあり、スマトラ島のバンカ族が織る「リマール」という緯(よこ)絣は、草木染による繊細で深みのある色彩が大変美しい布です。
カリマンタン島のイバン族の布などは、今では非常に手に入れることが困難になっておりますが、精霊を信仰し、狩猟生活をする民ならではの動物や太陽をモチーフにしたプリミティブでどこかユーモラスのある文様が特徴です。

織物を帯に仕立てる際には布の厚さが決め手となりますので、魅力的なたくさんの布の中から帯に適した織物を捜してきました。
しなやかな糸味の質感、文様の楽しさ、この二つが織物が魅力。
素材の違いを引き立てる石の帯留など、小物でスパイスを加えて楽しんで頂ければと思います。

アンティーク着物の灯屋2TOP > 外国帯説明 > 縞と格子とイカットの帯

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