満開に咲いた大輪の牡丹が目を引く素敵な黒振袖。
立てば芍薬座れば牡丹…と詠まれるように美しいもののたとえとして古くから愛されてきた牡丹の花。
芍薬は縦にすらりと伸びた茎の先に花を付け、牡丹は枝分かれした先にいくつかの花を付けるため、美しい人の姿を二つの花に例えたものです。

こちらの振袖はしっかりとした張りのある絹地に雲取り文様が金箔で表され、紅色、薄紫、白、水色の色とりどりの牡丹の花が大胆に配されています。
葉や茎は瑞々しく描かれ、まるで日本画のような仕上がりです。
落ち着いた黒地ですが、大きく描かれた花は可憐で華やかな印象。
上品な雰囲気を感じさせつつも、主役らしい存在感があります。

当店では大変人気の高い黒振袖ですが、こちらのように1種類の花だけがモチーフになったものは珍しく、また身丈が大きいため、身長172cm位の方までお召し頂けます。
成人式や式典、パーティーなど晴れやかな場所にお召し頂きたいお勧めの振袖です。
裄は無料のお直しで1尺8寸(約68.4cm)まで大きくすることが可能です。