インド仕入れ旅行 その1

こんにちは 銀座店白井です。
気持ちのよいこの季節
秋空にお着物でご来店くださるお客さまの美しい笑顔と着こなしにスタッフの心もはずみます。
 
先日、5日間の日程で店主渋谷と2人でインドに行きました。
今回はこの仕入れ日記を紹介いたします。
この時出会った布達が帯に仕立てられ、お店にたくさん並びはじめました。
ご覧くださった時、ふと思い出してお楽しみいただければうれしいです。
 
1日目  11:50am 定刻より10分早く成田国際空港を出発 
今日の最終目的地コルカタまでほとんど1日かけて行きます。
最初の目的地デリー国際空港までまずは8時間30分の空の旅です。
ちなみにインドと日本は3時間半の時差があるため、日本時間は21時を過ぎていてもデリーはまだまだ夕方です。

16:55  デリー空港到着 ここで国内線に乗り換えます。
コルカタに向かうフライトまでの3時間は空港内で待機です。
椅子にすわりぼんやりしていると、サリーを着た女性達の姿が目にはいりインドに来たんだ…と嬉しくなりました。
 
空港内にはインド最新の足専用マッサージ機が設置されていて、さっそく体験してみました。 
なんとなく得した気分で足どりも軽くコルカタ行きへ乗り込みます。
コルコタのインフルエンザ検査


22:10 コルカタ空港到着  
インフルエンザ対策の完全防備の服装で迎えてくれました。入国する人の額に小さなピストルのような物(たぶん体温計)
を当ててピッ! という音が鳴ったらセーフのようです。入国を許可され、タクシーでホテルへ向かいます。

23:55 もうすぐ日が変わります。東京から14時間…
ホテルに無事到着  明日からのワクワクする布との出会いを夢にみながら就寝します。
二度の機内食のカレーはどれもおいしかったなあ

2日目  6:30am 起床  
 
カルカッタ(現在はコルカタ)と聞くと皆さん何を思い浮かべますか?

1946年  ヒンズー、イスラム教徒による宗教対立が起き、また翌年インドはイギリスより独立。 
同時にパキスタン国が成立しました。その時、東パキスタンからものすごい数の難民がカルカッタになだれ込み行き場のない人々は路上生活をはじめます。
そのスラムに自らが入り 生活しシスターテレサは奉仕活動をはじめます。
マザーテレサと皆から呼ばれるよなった後も生涯かわらず。

マザーハウス

 

ここコルカタにはマザーテレサ(1910年-1997年)の残したマザーハウスがあります。 
今日の仕事は朝10時からスタートの予定。9時からの朝食前にひとりでマザーハウスに行ってきました。

午前7時過ぎにホテルを出ると制服を着たかわいい子供達に会います。コルカタの町はちょうど通学の時間。 
日本のように友達と並んで歩く生徒もいますが、父兄が付き添い登校する家庭、そして学校の近くは人力車(リクシャー)の送迎ラッシュで驚きました。 

朝の登校ラッシュ

 

38歳のマザーがたったひとりスラムでの奉仕活動を始めた時 まず最初にスラムの子供達への教育活動として青空学校をつくりました。
現在も子供達みんなが学校に通えるわけではありません。けれど子供達の瞳は希望の光を失ってはいません。
学びたいと願う子供の希望が叶う世界へ、皆が平等に教育を受けられるようにと願います。

可ナル舎5周年大特価セールのお知らせ

 

灯屋可ナル舎5周年大特価セール開催!!
最大50%割引!!

灯屋2の姉妹店、和家具、和箪笥、骨董の可ナル舎が開店5周年を迎えます。
5周年を記念して最大50%offの大特価セールを開催いたします。
店舗は府中市の甲州街道から10mと車でのアクセスには最高のロケーション。
ぜひ、秋の行楽のお帰りにでもお立ち寄りください。

以下、可ナル舎からのお知らせです。


可ナル舎は皆様のご愛顧に支えられ、開店五周年を迎えることが出来ました。
つきましては日頃の感謝の思いをいっぱいにつめ込んだ「大セール感謝祭」を行います。
最大50%の割引!を初め盛り沢山の特典をご用意してお待ちしております。
お誘い合わせの上、是非お越し下さい。

     ◇ 期間 ~ 10/30(金) 31(土) 11/1(日) 2(月) 3(火)
     ◇ 会場 ~ 可ナル舎店舗 (駐車場あります)
     ◇ OPEN ~ 10:00~19:00

詳しくは和家具、和箪笥、骨董の可ナル舎のサイトをご覧ください。

※灯屋2のセールではございません。

秋晴れの日

日本の花嫁さん

先日、当店にてお支度をさせていただいたご新婦、ご新郎様です。
髪を日本髪に結い上げて、手の込んだ刺繍が一面に施された貝合わせに貝桶文様の花嫁衣裳を纏われると、その姿はまるで昔の美人画からそのまま抜け出してきたようでした。
小さなお顔にきりっと涼しげな目元が印象的で、日本髪が本当によくお似合いでした。

とても美しい「日本の花嫁さん」をお支度させていただき、スタッフ一同もうっとりと幸せなひとときとなりました。
末永いお幸せを心よりお祈り申し上げます。

レンタルフロア 北島 着付け  松田

カメラマン 島田麻未さま

囲碁フェスティバル

明日、10月12日(日)六本木ヒルズで行われる「IGO FESTIVAL~囲碁のある生活~」というイベントに灯屋2が衣装協力で参加いたします。六本木ヒルズの広大なアリーナを舞台に、いろいろな催しが開催されます。
ご興味のある方は是非ご来場ください。

囲碁フェスティバル 公式ページより
2009年は碁界を彩る4名の女流棋士に、男性棋士2名を加え、トーナメント形式で優勝を争います。2手10秒のスリリングな展開のなか、プロ棋士の研ぎ澄まされた頭脳と洗練された感性を皆様にご披露します。
妙花はメインステージにて開催いたします。

詳細はこちらをご覧ください。 http://www.igoamigo.com/igofes/index2.php

小宮染色工場訪問記

小宮染色工場

先日、小宮染色工場を見学させていただいた時の様子をご紹介したいと思います。

灯屋2では小宮さんの江戸小紋を扱う事もあり、シミ抜きや洗張をお願いするうちにご縁が出来まして見学をさせていただける事になりました。
工房は昔ながらの土間の作業場で、天井には張り板が整然と並べられています。
正に、職人さんの聖域という感じです。私たちが見学したときはクーラーも入れていただいて、窓からの光も差し込む快適な工房といった感じでしたが、実際は湿度90%、真っ暗の工房内で裸電球の灯で手元だけを照らし、夏は噴き出す汗と闘いながら作業をなさっているそうです。
主に説明していただいたのは小宮康正さん。
江戸小紋の型を合わせていく事が難しいのかと思いがちですが、型を合わせていくのはそれほど難しいわけではないそうです。


小宮康孝さんそれよりも1反(約13m)を長さを力加減を均等に型づけしていく方が難しいそうです。
江戸小紋というと、型づけのイメージが強いのですが、それだけではない作業が沢山ある事に驚きました。
今では染めの技術は科学的に証明できると思いますが、昔は経験と感覚、それこそ五感やそれ以外の感覚を研ぎ澄まして行われる作業なのでしょう。

その後、小宮康孝さんの染めに関するお話を伺いました。
染料の研究を長年重ねてきて、色ヤケしない、色落ちしない染料に辿りついたそうです。
小宮さんの江戸小紋は染めが良いのでシミなどがついてシミ抜きをしても、元々の江戸小紋の染めは落ちないという事です。


染色風景たとえて言うと、腕の悪いシミ抜き屋さんが作業してもシミだけが落ちるそうです。
色々な布を見せて説明をしていただきましたが、どれも美しく素晴らしいものでした。
越後上布に染めた布は本当に美しく、皆写真を撮ったほど。
小宮さんは、職人である以前に、物を見る目が素晴らしいのでしょう。
自然界の中の美しい物、それも人が気に留めない物でも見出す力のある方なのだと思います。

物の中に存在する美しさを見いだし、それを美しいと思える心のある方なのだと思います。
小宮さん曰く、「美しい物は自ら輝いている。」と。
小宮さん自身が輝いているのだとスタッフ一同思ったに違いありません。

工房の片隅にオードリーへップバーンがこちらの工房を訪れた時のお写真がありました。
奥さん以外に手を握ったのは彼女だけだと言った笑顔も輝いていました。

小宮さんは後世になっても価値が下がらない物を残していきたいとおっしゃっていました。
着物は新品でない限りは“古着”という扱いになってしまします。
そのためにも、色落ち、色ヤケしない江戸小紋を作りだしたのでしょう。
いつまでも美しい色を放っている着物なんて本当に素敵ですね。

最後になりましたが、お忙しい中お時間を作っていただいた小宮染色工場の方々に御礼を申し上げます。
訪れたスタッフにとって、とても思いで深い1日となりました。

アトリエ担当 上杉

成人式☆振袖レンタル&販売 ご予約好評受付中!

成人式振袖イメージ2010年度成人式振袖レンタルならびに販売用振袖、ご予約受付中です。
近頃、「他店にていろいろ試着してみたけど気に入るものが見つからない」、「アンティークの振袖を着てみたいけど着物のことが全然分からない」、「レンタルはまだ間に合うでしょうか…」というようなご相談を多く受けます。

9月も半ばを過ぎ涼しくなり、新春にお召しになる着物のイメージが湧きやすい季節になってきましたので、振袖レンタルをご検討中の方は是非一度、灯屋2へご来店ください。

新入荷の振袖も多数入り、約80点の商品の中からお好きなものをお選びいただけます。
まずはお好きな振袖をお選び頂き、ご希望のイメージで帯と帯揚げ・半襟などの小物をイメージに合わせてコーディネート!ビーズバッグや草履もお好きな物をお選びいただけます。

成人式当日の着付け&ヘアメイクもまだ若干名様のご予約が可能となっておりますので、ご希望の場合はお早めにお問い合わせくださいませ。

写真の振袖 販売価格157,500円

振袖レンタルはこちらのページをご覧ください。
新商品を加え、現在50着ほどの振袖を紹介しています。

今ならなんと、メダカ付き!| 灯屋 可ナル舎

可ナル舎外観

先日灯屋2の姉妹店、時代箪笥・和箪笥のお店、可ナル舎へ行ってきました。

車で甲州街道を一直線、府中の手前「白糸台交番前」の交差点を右折してすぐ。
新宿から約30分程で到着します。

多磨霊園へと続く参道沿いに、庭のある広々とした店舗を持ち、都内から30分とは思えないほどゆとりのある空間がつくられています。



可ナル舎店内風景今回は店で使う衣装箪笥を下見に行ったのですが、あまりにたくさんの箪笥のストックに圧倒され決断には至らなかったので、他のものを物色。

自分の自宅用に陶製の器を気に入って購入しました。

その後スタッフとの会話の中で「庭の水瓶でメダカが繁殖して増えすぎているんだよなぁ~」という話を聞いて、突如メダカを頂戴することに。
買ったばかりの陶器にメダカ数匹と水草を入れてもらい、予定外のおみやげをもって帰宅となりました。


我が家のメダカ今では私の自宅の出窓が居場所となり、近づくとエサをもらえると思って水面に上がってきます。

なかなかかわいいもので、起床後のエサやりが毎日の日課に。

メダカ飼育を検討中の方(あまりいないとは思いますが…)、今ならメダカを水草付きでお分けしているそうなので、是非お出かけしてみてはいかがでしょうか?

本日より可ナル舎は平和島での「平和島全国古民具骨董まつり」に出店いたします。
すがすがしい秋の日のお出かけに、ぜひお立ち寄りください。
 
第130回「平和島全国古民具骨董まつり」
会場:東京流通センター(東京モノレール 流通センター駅より徒歩1分)
日時:9月18日(金)~9月20(日)
AM10:00~PM5:00(最終日はPM4:00まで)
灯屋可ナル舎は81・82番ブースに出展します。

青山「FUCHISO」 -ふうちそう-

FUCHISO先日の休みの日、久しぶりに表参道~青山へ出かけました。
今や観光名所となっている明治通りのH&M、Foever21をのぞこうとしましたが、あまりの人混みに近づくこともできず遠くから眺めるのみ。
夏休みシーズンの今は原宿周辺はものすごい人で溢れています。
気を取り直し、今日のテーマであるインテリアショップ巡りを開始。
店舗に飾るアンティークのランプを探すはずだったのですが、ヨーロッパのアンティーク家具やらかわいい雑貨やら他のものに目を奪われずいぶん寄り道してしまいました。


FUCHISOキラー通りの「ロイドアンティーク」で空想の旅を楽しんだ後、少し先にある「FUCHISO」というショップを訪ねました。
そこは以前姉妹店だった「西梵ギャラリー(2006年閉店)」に勤務していた元同僚が開いているお店で、彼女の独自のセンスで選び抜かれた各国の染色品、陶器がそれぞれの光を放ちながら美しく並んでいました。
小ぢんまりとした古いマンションの一室なのですが、中に一歩入った瞬間から時の流れが違うような素敵なお店でした。
8月9日(日)~8月15日(土)の期間、古布と革を使ったオリジナルのバッグ展を催すそうですので、お近くへお越しの際は是非のぞいてみてください。

「FUCHISO」Tel03-5474-7107 
http://www.fuchiso.net/

ハッピーバースディ

浴衣で誕生日をお祝い

浴衣レンタルをご利用頂いたお客様です。
今日は彼氏さんのお誕生日ということで、お二人で浴衣をお召しになりお出かけ♪
楚々とした色合いながらもキュートなかわいさ漂う彼女さんと、藍色の浴衣が逞しさがさらに引き立ち凛々しくお似合いの彼氏さんのとても素敵なカップルさんでした。
浴衣でデートなんて、ちょっとした非日常を味わえる夏ならではのイベントで素敵ですね。
お二人がお出かけになられた後、「いいね~、うらやましいねぇ~」と共感し合うスタッフ一同でした。
浴衣でデート、私もこの夏の目標にすることにします!

レンタル担当 北島

ドバイ・トルコ旅行 終章

カッパドキアを2日はさみ、イスタンブールへ戻ってきました。

旅行にの楽しみといえば食事。
カッパドキアでもいろいろとおいしいものを食べてきましたが、イスタンブールでもおいしい食事に出会うことができました。

街角のデリにてツアーでは味わえない本当に地元の人しか行かないお店に行ったり、食に関してはとても充実した旅になりました。
私たちの行ったお店のほとんどは、出来上がっているお惣菜が店頭に並んでいるいわゆるDeli。

その中でもおいしかったのが、いかにも『地元一筋!』のお爺ちゃんが作っているお惣菜のお店。
やはり、いいお店は清潔感があります。お爺ちゃんにも清潔感と一本筋の通った料理人の姿勢が感じられます。
恥ずかしがるお爺ちゃんを説得して写真を撮らせてもらいました。
いい顔してます!

多分、何を食べてもおいしいのだと思いますが、一押しはモロッコいんげんのトマト煮。
そしてマッシュポテト。ほかにもサバの塩焼きや、グラタンなど全種類食べたいくらいでした。

この旅行一番のお土産...朝食を済ませた後、ホテルの屋上テラスでのんびり。ふと見ると隣のお家から女の子がこちらを見ています。
傍らではお母さんがお掃除中。
年齢は二歳くらいでしょうか、窓から出たり隠れたり、時には声を出して笑っています。
写真を撮られるのも嫌がらず、最後には手を振ってくれました。

どこに行ってもやっぱり子供はかわいいですね。

この旅行の一番のお土産になったかな。

アトリエ担当 上杉