成人式振袖レンタルのお客様 | 2008年以前のお客様

   

2008年以前の成人式のお客様です。

こちらでは成人式の振袖をレンタル頂き、当日当店で着付けをされた方の写真を紹介しています。

成人式振袖着付のお客様です  成人式振袖着付のお客様です  成人式振袖着付のお客様です


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成人式振袖着付のお客様です    

成人式振袖レンタルはこちらのページをご覧ください。

トルコ・ウズベキスタン仕入旅行 その3

拡大写真の左右をクリックすると前後の写真がご覧いただけます。

ウズベキスタンで仕入はサマルカンドとブハラ周辺で行いました。
写真はサマルカンドから1時間ほどのところにある、シャフリサーブスのバザールの布市場の様子。
いろいろな布が軒先に吊るされ、露店が立ち並ぶ中からいくらでも帯用の布を探せそうに見えるかもしれませんが、この布は残念ながら実は洋服用の化繊。

シャフリサーブスと言えば昔はスザニの産地として知られていて、以前はこの市場もスザニが所狭しと並んでいたのですが、時代の流れはウズベキスタンにも確実に影響を及ぼしているようでした。


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ブハラで滞在したAKBAR(民宿)にはスザニのミュージアムが併設されていました。
このミュージアムは日本で言う博物館、美術館というような大きな規模のものではなく、個人が経営しているショールームのようなもの…
そういえばラオスでも個人経営の「ミュージアム」がいたるところにあったことを思い出しました。

エジプトなどは観光客用のお土産物屋にも「ミュージアム、ミュージアム」と言って連れて行かれます。
どこに行くかをタクシードライバーに聞かれて、ちゃんとした美術館に行くと言うと、「そのミュージアムは今日は休みだ。俺が知っているミュージアムに連れて行ってやる」と言われ、お土産物屋に連れて行かれるのは海外ではよくある話…

個人旅行の際にはご注意ください。

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このミュージアムでは、非売品の伝統衣装も展示していて、実際に着てみることも出来ます。

ウズベキスタンの伝統的な衣装を身に纏って、悠久の昔に思いをはせてみるのもまた一興。

伝統衣装や踊り、歌などが大好きな銀座店店長の白井は、上機嫌でポーズをとっていました。

白井だけでなく、4人全員が伝統衣装を纏ってポーズを決めているのですが、ブログではスペースの関係上全部紹介できないのが残念…

銀座店のPCに旅行中の写真を入れておく予定なので、ご興味のある方はご来店の際にお訊ねください。


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ウズベキスタンで仕入をするにあたって、一番苦労したのが実はお金。
ウズベキスタンはインフレが続いてきたので、通貨の単位が以上に大きくなっています。
通貨の単位はスムと言って、私たちが今回行ったときのレートが1ドル=約1500スム。
なのに、流通している紙幣の中で一番金額が大きなものが1000スム…
普通はインフレが進むにしたがって、高額紙幣がどんどん発行されていくものなのに、ウズベキスタンはそれがない。

100ドルを両替すると15万スムになるのですが、500スム札を渡されることも多く、結局300枚ほどの紙幣を渡されることになってしまいます。
お財布になんて入るはずも無く…バッグ1つがすべてお金で埋め尽くされることに…

支払いのときにお金を数えるのがとにかく大変でした。

写真はお金を数えることが苦痛になり始めて苦笑を浮かべる3人…

でも、今回の仕入旅行でいろいろな布を仕入れてくることが出来ました。
トルコ、ウズベキスタンの布で作った帯は、12月はじめごろから店頭、ホームページにて紹介していく予定です。

店主 渋谷

トルコ・ウズベキスタン仕入旅行 その2

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トルコからウズベキスタンの首都であるタシケントを経由してサマルカンドへ。
このサマルカンドは紀元前からシルクロードの中心都市として栄えてきたソグド人の都。

ただ、現在のサマルカンドは13世紀にモンゴル軍によって壊滅的な被害を受けて荒野となった土地に再建されたもので、当時の技術の粋を尽くした建築を今に伝えています。

サマルカンドは雨の少ない気候で、抜けるような青空が広がり(写真ではちょっと分かりにくいのですが)、メドレセの青いドームと相まって、「青の都」との別名でも呼ばれています。

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トルコと比較すると高い建物が少ないウズベキスタンは、どこに行っても青空が広がっています。

写真はパンを売っている屋台。湿度の少ないウズベキスタンでは、それほどパンがかびたりということも無いらしく(パン自体が塩が強めに作られているというのも一因かもしれませんが)、写真のような大きなパンを買って、家で保存して少しずつ食べていくんだそうです。

本当かどうか分かりませんが、ガイドブックなどによるとパンは2年くらい保存できるとのこと…

さすがに試してみる気にはなりませんでしたが、現地の風土、気候に合わせた文化の発展を感じました。

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トルコにしてもウズベキスタンにしても、イスラムの文化圏に行くと決まって目にするのが広場や店先に集まってチャイを飲みながらタバコをすう男性の姿。

ほとんどの方が目が合うと満面の笑みを返してくれ、イスラム圏のおおらかさを感じさせてくれます。
この前サッカーのワールドカップ予選でウズベキスタンと日本が戦ったばかりなので、サッカーの話題でも盛り上がりました…

いよいよ明日はウズベキスタンでの仕入の様子を紹介いたします。

銀座店店長 白井

トルコ・ウズベキスタン仕入旅行 その1

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10月31日から11月7日までの8日間で店主渋谷を筆頭に、灯屋2スタッフの4名がトルコとウズベキスタンに仕入に行ってまいりました。

今回はかなりうまくスケジュールが組めたため、当初ウズベキスタンのみのはずでしたが、急遽トルコ、イスタンブールまで足を伸ばすことに…

実際はかなりの強行軍になってしまったのですが、みんな体調をくずすこともなく無事に帰ってきました。

<写真はホテルの屋上から見た『ブルーモスク』>


どのくらいのスケジュールだったのかというと…
トルコ、ウズベキスタンと2カ国4都市を実質6日で廻ったわけですから、だいたいご想像がつくのではないでしょうか。

拡大写真の左右をクリックすると前後の写真がご覧いただけます。

トルコに着いたのは10月31日の23時。
ホテルにチェックインしたのが明けて1日の深夜1時でしたから、日本との時差が7時間ということを考えると実に24時間以上移動に費やしたことになります。

それでも「ちょっと疲れを取ってから」などといっている時間は無く、ホテルの屋上にあるレストランでブルーモスクを見ながら朝食を取るや否や、イスタンブールの町に出かけていきました。

イスタンブールにはウズベキスタンのスザニなどを扱う店が街中に点在しているのですが、それら1軒1軒を廻って数多くある布の中から帯に仕立て直す布を探し出します。

また、トルコ国内でもイカット(絣)をデザインしているところがあって、その問屋に行ったり…
1日があっという間に過ぎていきます。


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また、イスタンブールの街中にはグランドバザールという大きな市場があって、写真のようにスザニを軒先に広げて売っている店も見られます。

この市場はアンティークから食べ物までいろんなものが売られているので、イスタンブールの町の縮図が見えるようでとても興味深いものです。

なにより日本人にはトルコ料理はとても合うので、美味しいものを求めて町を歩くのも一興。

ヨーロッパとアジアを結ぶ都市『イスタンブール』。

オスマントルコの時代より受け継がれてきた、その目もくらむような伝統と文化にはただただ魅了させられずにはいられません。

私たち灯屋2スタッフの大好きな町の1つです。

大好きなイスタンブールに滞在することわずか30時間。
明日はウズベキスタンの首都タシケントに向かいます。

銀座店店長 白井

木婚式おめでとうございます!

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先日、着レンタルをご利用頂いたお客様です。とても素敵なご夫婦だったので、ご紹介させて頂きます。
結婚5周年の記念にお二人で、着物でお食事をされたそうです。

ご主人様は藍の重ね(ご自前のもの)をさらりと着こなし、奥様はバラ柄の小紋に博多帯という気取り過ぎず、普段着感覚のコーディネート。着物でお食事というとどうしても堅苦しくなりがちですが、こんなに風にさりげないフォーマル感を楽しむのが今らしくおしゃれです。

着付けを担当させて頂いたスタッフ松田も、お二人の幸せにあやかるべく一緒に記念撮影!

お見送りの後、「素敵、いいなぁ…」と思わず羨望のつぶやきが漏れていました。


灯屋2の着物レンタルはこちらをどうぞ

ウズベキスタン仕入に行ってきます。

前回のウズベキスタン仕入

突然ですがウズベキスタン仕入に行ってきます。
メンバーは店主渋谷、銀座店店長白井、代々木店製作担当の森と伊藤の4名。
今回のウズベキスタン仕入では、タシケント、サマルカンドとブハラのウズベキスタン各地とちょっと足を伸ばしてトルコ、イスタンブールを1週間で回ってくるかなりハイペースなスケジュールとなる予定です。

今回のウズベキスタン仕入旅行の様子は、メンバーが帰国後ブログにてその様子を紹介いたします。
灯屋2のスタッフの中でも「行ってしまえばなんとかなる」という、よく言えばポジティブ、どちらかといえば「行き当たりばったり」的な4人ですので、きっと面白い土産話をたくさん持って帰ってきてくれるはず…

もちろん一番の土産となるはずの仕入れた布は、帰国後すぐに製作にかかり12月はじめには店頭にてご覧いただける予定ですので、ぜひお楽しみに。
上の写真は前回のウズベキスタン仕入のものです。

アンティーク着物の灯屋2

可ナル舎セールのお知らせ

拡大写真の左右をクリックすると前後の写真がご覧いただけます。
府中市にある灯屋2の姉妹店、和箪笥、和骨董の店「可ナル舎」が開店4周年を記念して最大35%OFFの大特価セールを行います。

期間は10月31日(金)から11月3日(月)までの4日間。

店舗は甲州街道沿いにございます。秋の行楽のお帰りにでもお気軽にお立ち寄りください。

詳しくは可ナル舎のホームページをご覧ください。


以下、可ナル舎のセールのご案内状からの引用です。

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お蔭様で開店4周年を迎えます。
いつもご贔屓「アリガトウゴザイマス、感謝!!」の思いを込めて4日間限りの大特価セールを行います。
お誘い合わせの上お早めにお越し下さいます様お願い致します。
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灯屋2のセールではありませんのでご注意ください。

ポニー公園

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展示会も終わり、一段落といいたいところですが10月に入ってレンタルフロアがいよいよ活気づいてきました。
10月に入って、卒業式の袴レンタルの受付が始まったのに加え、七五三のご予約がそろそろ本番といったところ。

灯屋2代々木店は明治神宮までタクシーで1メーターの距離にあるので、七五三のお子様にも負担が少なくてご好評です。

代々木店から近いのは明治神宮だけではなく、子供の遊び場としても最適な代々木公園もありますし、七五三のレンタル予約と公園でのピクニックをかねてお出かけになってはいかがでしょうか?


拡大写真の左右をクリックすると前後の写真がご覧いただけます。

さらに代々木公園よりも子供向けなのが、徒歩5分のところにある代々木ポニー公園。
ここでは4歳から小学校6年生までの子供をポニーに乗せてくれます。
一応、4歳からという年齢制限はありますが、子供が怖がらなければ4歳未満でも乗せてくれるのでぜひお子様と一緒に出かけてみては…

ポニーに乗った後はニンジンタイムがあって、持参したニンジンをポニーにあげることが出来ます。
ニンジンはぜひお忘れにならないようご注意ください。



乗馬は平日は午後のみ、土日は午前と午後の2回です。
詳しくは代々木ポニー公園のホームページにてご確認ください。

代々木ポニー公園のホームページ
〒151-0052 渋谷区代々木神園町4-1
電話番号:03-3373-9996(不在時は、隣接する東京乗馬倶楽部に転送されます)
休園日:月曜日(ご注意ください)

灯屋2七五三レンタルのページ

インド仕入れ旅行 その2

第3日目

車をチャーターし布屋さんめぐり。ドライバーは前回と同じ青年、シャシュくん。
彼はカシミールに近い北部の出身で、とても素朴で優しい新婚さん。
実家には、牛、山羊、羊、鶏、犬、猫…たくさんの動物がいて自給自足に近い生活をしているそう。
いつか彼の田舎を訪れてみたいものです。

クリックすると大きな写真がご覧いただけます。

デリーには各州特産のサリーを集めたデパートメントがあり、地方色溢れる布を一日でみてまわることができます。
砂漠の広がる西部では、ミラーワークや厚地の木綿に刺し子をほどこした衣裳など、乾燥した強い日射しに映える色鮮やかな布が特徴。
山間の北部では、山羊の毛で織ったパシュミナ、ウールやヤクの毛から織ったショールなど、寒さから身を守る衣裳が多く、
南部では薄手の木綿に絞りで染めた風通しのよいサリーを着ています。


広い国土ならではの多様な衣裳が、同じ着物という布を纏う文化をもつ私たちには、とても魅力的に映ります。
デリーに行かれた際には、是非、「一日で各州の布をたどるツアー」をしてみてください。

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訪れたショップのマネージャーさんが、手にヘナペイントをほどこしていました。
ヘナとは植物染料を使って、手にペイズリーなどの文様を描く女性のおしゃれです。
一ヶ月も色落ちせずにもつとのことで、私も是非トライしてみたかったのですが、残念ながら時間がなくできませんでした。
インドの女性は本当に、着飾ることが大好きです。
ちなみに私は赤系のフレンチネイルにラインストーンがのった少し派手めなネイルをしていたのですが、会う人皆に大人気でした。インドにはネイルサロンがないのよ…と残念そうでした。

向こうでの食事は、もちろん全食カレーです。
なすやオクラなど、野菜オンリーのカレーが多く、食欲旺盛な私たちは毎食大満足。
次はインド西部の都市コルカタへ向かいます。

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インド仕入れ旅行 その1

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先日、店主渋谷とが、インドへ布を仕入れに行ってきました。
5000年に及ぶといわれる染色の歴史を持つインド。
悠久なる歴史から紡ぎ出される高尚な文化と、街の喧噪、怒濤のごとく溢れる人、人、人…。
その全てが確固たる存在感をもちながら混ざり合い、不思議なハーモニーを奏でて成り立っている気がします。
今回ブログでは菊池が、インド旅行記をお届けします。

第1日目
夜、タイ経由でデリーに降り立ちホテルへ到着。
荷物を解いたときにはすでに日付が変わっており…
明日からの布達との出会いに胸を膨らませつつ、就寝…。

第2日目
終日ニューデリーの布屋さんで布探し。

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一日に6~7件のお店へ行くのですが、どのお店でも、年に2回訪れる私たちのことをきちんと覚えていてくれて、うれしい再会に盛り上がります。
インドの人は数学的知能がとても高いらしく20×20までの九九を暗記しているといいますが、記憶力が非常によいと思います。前回はこの布をこれだけ買った、などと本当によく覚えていて驚かされます。
たくさんの布の中から素敵な帯に仕上がりそうなものを探しだし、メートル単位で仕入れます。


ポイントは、写真のように帯の寸法に布を置いてみることです。
どうです、帯になったときのイメージが涌きませんか?

クリックすると大きな写真がご覧いただけます。

今回メインに仕入れたものの一つに、インドの東部ウッタル・プラデーシュ州のベナレス(ヴァラナシ)という街で織られたベナレスサリーという絹サリーがあります。

ガンジス河が流れる聖地として有名な所ですが、古くから織物産業の中心地として栄え、織物に従事するカーストが多くいます。今回は行かなかったのですが、私が以前(10年近く前になりますが)行った際には、ガンジス河を取り巻くように人々が生活し、生きる者と死にゆく者が同じように受け入れられていることに、とても衝撃を受けました。

河のほとりで河を眺めていると、木を組んで作られた簡素な担架で次々と死者が運び込まれ、川辺の火葬場で薪を組んで火葬されます。その周りでは、子供達が遊び、犬達が戯れ、牛が草を食し、死を待つ老人が道に横たわっています。

数時間後、遺灰は河に流され、聖地を目指して長旅をしてきた巡礼者達はその河で身を清め、水を壺に入れ大切に持ち帰ります。当たり前のように繰り返されていくその営みに、ショックを受けたものでした。

そんな聖地で織られたサリーは、深みのある地布に金糸や銀糸、いくつもの色糸が織り込まれたとても繊細なサリーです。
一枚を織るのに2ヶ月程かかるものもあるそうで、その長い行程を思うと溜息がでます。現在アトリエではそのサリーから何本かの素敵な帯が仕立て上がっていますので、店へお寄りの際には是非ご覧頂ければと思います。

インド仕入旅行はまだ続きます。

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