月別アーカイブ: 2012年5月

伝統の手仕事を感じさせる婚礼小物たち

婚礼小物
菊に菖蒲、牡丹などの花々に丹頂鶴をモチーフに色彩豊かに織り出された大正時代の丸帯。
鶴は万年と言われるように、花嫁の永遠なる幸せを願って作られた婚礼の日のためだけの特別な装い。

贅沢な手刺繍をふんだんに施した筥迫(はこせこ)。
江戸時代、武家の身分の高い女性が懐紙や化粧道具を身につけて持ち運ぶために胸元に挿したのが始まりですが、女性の美しくさの象徴として婚礼の装いに用いられてきました。
江戸の頃より、鶴や亀、花文様などの可憐な図案を手刺繍で施し、その豪華さを競い合うように女性たちに愛されてきました。

婚礼小物近年においては作り手の減少とともに略式の結婚式が多くなり、本物の婚礼道具を目にする機会も少なくなってきました。
生涯における大切な記念日、結婚式にはぜひとも古くから受け継がれる意匠を汲む婚礼小物を身に付けて特別な日の装いをご堪能ください。

写真の商品:全てレンタル専用品

灯屋2の黒引き振袖レンタルはこちらをご覧ください。

七五三レンタルのお知らせ

七五三レンタル2012年度秋の七五三レンタルは、6月25日(月)よりご試着開始となります。
ご試着はごゆっくりとご覧頂くために、お一組様ずつご予約制となっております。
6月25日からのご試着ご予約を、6月1日(金)午前11時よりお電話にて、メールでのご予約は6月2日(土)より承ります。
(最新の予約状況をお伝えできるお電話にてのご予約をお勧めいたします)

現在ホームページに掲載されている衣装の他に、3歳女児のみ数点未掲載のものがございますので、ご来店の際にご覧くださいませ。
5歳男児、7歳女児につきましては、掲載商品が全てとなります。

ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
ご予約お待ち申し上げます。

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単衣の季節がはじまります

単衣の訪問着まもなく6月に入ると着物の世界の衣替え、袷(あわせ)から単衣(ひとえ)に変わります。

単衣の着物は、胴裏、八掛という裏地がなく一枚仕立てなので、軽くて涼やか。
透け感のある絹素材なので、長襦袢の上に羽織るとうっすらと襦袢が透けて見た目もはんなり涼やか。

7月に入ると絽(ろ)という素材に変わるので、たった一か月だけの期間限定で楽しめるおしゃれな着物。
単衣の着物は季節の柄を写したものが多いのが特徴で今だけの短い季節を愛でる、日本ならではの美意識が堪能できます。

単衣のレンタル訪問着多数取り揃えておりますので、6月の結婚式参列、結納などに是非お召しください。

写真右:蔦にあじさいの図刺繍訪問着 一式52,500円
   左:菖蒲に芙蓉の図友禅染訪問着 一式47,250円

素敵なご夫婦

ご参列のお客様をご紹介いたします。
素敵なご夫婦素敵なご夫婦春らしく、華やかにとお選びいただいたのは黄色地の訪問着。
シンプルにデザイン化されたやわらかな花文様に、斜めに入った水色の「雲立涌(くもたてわく)」が、なんとも良く効いたモダンな着物。
明るい日差しによく映えてとてもよくお似合いです。

コーディネートが決まるまで、一緒にご来店いただいた旦那様ととても仲好く、そして真剣に!お選びいただいた、こだわりのお着物姿です。
いらっしゃるだけで店内がほんわかとする素敵なご夫婦でした。
ぜひまたお二人でご来店ください!

吉田

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