浦野理一作 絹紬地唐花文様小紋
着物19-2-28
身丈:4尺3寸(約163.4cm)
裄:1尺6寸8分(約63.8cm)
ご売約済
縦絹糸で、緯糸に強いシボのかかった紬糸の織りを、浦野さんは、絹紬と称しています。
唐花のこの色は、何という濃い紫でしょうか。
日本色彩研究所編の「日本の伝統色」によると、「濃色」となっています。
古来より、色といえば紫と決まっているのだから、紫の濃い色は、濃色で良いそうです。
浦野さんは、色の魔術師のように、自在に色を表現していますが、積年の研究の賜物なのでしょう。
相棒のベンガラ色とのコンビもおしゃれです。