橙色と紫色のコンビネーションが可憐な印象の振袖、こちらは現代物リサイクル品となります。
天空に浮かび優雅に漂う雲の図案は神々や龍の住む場所として古来より崇められてきた空を意味し、渾々と湧き出でる雲は生命の源として人生の広がりを意味する縁起の良い文様。
絞り染めのような疋田文様を用いることで立体感を出しています。

全体に配された御簾文様は、身分の高い貴族の優雅な暮らしを描いており、華やかな雰囲気を醸し出しています。
上前の菊花文様には金刺繍がほどこれされ、豪華な仕立てとなっています。

白地の振袖なので、帯を合わせやすく色々なコーディネートが楽しめる一着です。