陽光遊ぶ池

古くは「あやめ」と呼ばれ、「菖蒲」の字を当ててから、「しょうぶ」という呼び名が生まれたそうです。

端午の節句🎏には、長寿のおまじないとして、華やかな紫の花に真っ直ぐな緑の葉を目にする事は、自然な習わしになっています。

立ち姿の美しさに見る者の気持ちまで、シャンとして邪気が退散していくのも納得です。

この刺繍帯は、陽光降りそそぐ池の中を光の玉がキラキラと遊ぶ中、微笑むようにスッと立つ華麗なあやめの花が、刺繍されています。

お花の色だけならず、葉っぱの色もまさしく菖蒲色。

これから、先どりでお召しいただくのにちょうど良い塩瀬の帯地です。

上段 19-5-24 菖蒲の刺繍名古屋帯60,000+税