風物詩

 

 

 

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平安時代、牛車の車輪を乾燥防ぐ為に外して、鴨川の流れに浸し、半分隠れて見えなくなったありさまを取り入れた片輪車の文様とツバメが、描かれています。

松や扇面の漆装飾が施された立派な車輪は、御所車に使われていた物でしょう。

その時代の雅な風景が、浮かびます。

波立つ際を飛ぶツバメたちの身体からも歓びを感じる勢いのある図柄。

背に綺麗な刺繍ひとつ紋が、あります。

華やかな地色は、まさしく季節にふさわしく、美しく爽快な単衣羽織です。

20-04-21大波に片輪車と燕の単衣羽織 60,000円+税 裄1尺7寸袖丈1尺6寸3分身丈2尺5寸5分