ご縁を感謝する結婚式

今日は、仏前式を挙げられたお客様をご紹介いたします。

式場は、愛宕神社近くにある青松寺。

日本で式を挙げるなら、神前式か仏前式がいいとおっしゃっていたというカナダ人のご新郎様。
日本より宗教が身近にある国の方なので、その挙式スタイルの背景にある思想や歴史などもしっかり勉強され、お二人で仏前式を選ばれたそうです。

両家のご先祖様に、自分がこの世に生まれ相手に出会えたご縁を感謝し、結婚を誓う仏前式は、教会式や神前式に比べてまだ知名度は低いですが、大変魅力的な挙式スタイルです。
ご縁を大切に思うカップルの間で、今後少しずつ増えていくかもしれません。

お式当日の素敵な写真を送ってくださいました。

ご新婦様は、落ち着いてしっとりとした佇まいながら、大変華のある方でした。
荘厳なお寺の雰囲気と、美しいご新婦様を引き立たせるために、小物は金と白を選び気品あふれる花嫁姿に。
とても気に入っていただいた重厚な黒引き振袖は、ご参列の方に「静かな迫力のある着物」と褒めて頂いたそうです。
アンティークの色合いや柄裄すべてが、大変お似合いでいらっしゃいました。

ご新郎様も、どっしりとした紋付き袴姿を披露してくださいました。
海外からいらっしゃったご家族も、「日本の着物や伝統は本当にすごい」と感激の言葉を連発されていたとのこと！

素晴らしいお式のお手伝いをさせて頂いたことを本当に嬉しく思っております。
末永くお幸せに…心よりお祈り申し上げます。

Photo by エスマーレ

代々木店　冨永

灯屋2の黒引き振袖レンタルはこちらをご覧ください。

卒園式・入学式などの改まったシーンは是非着物姿で！

満開に咲き誇る桜の下で迎える祝典。
まもなくご卒園、ご卒業、入学式シーズンですね。

現在灯屋2代々木店では、式典にご列席されるお母様おための着物レンタルご予約受付中です。
普段は以外に着物をお召し頂く機会が少ないものですが、入学式などの記念日に着物をお召し頂くのもまた素敵です。
ご家族の思い出として、お子様の晴れの日にふさわしい装いとして、是非ご利用ください。

灯屋2の訪問着レンタルはこちらをご覧ください。

「思い出のお着物」

ご婚礼小物をレンタルのお客様をご紹介いたします。

ご試着当日にお持ち頂いたのは、おばあ様とお母様がお召になったという思い出のお振袖。

個性的なお色の着物に合わせて、伊達衿を2枚重ねて現代風にしつつも、アンティークのはこせこと半襟がしっくりとお着物になじみ、格調高くコーディネートを引き締めます。

実は、着物に合う婚礼小物をお母様と一緒にいくつも見てまわられ、それでも合うものが見つからなからずお困りだったとのこと。
やはり時を重ねたお着物には、同じように時を重ねた小物が似合うのかもしれません。
当日のお写真もお送りいただき、新しさと伝統がほどよくマッチし、本当によくお似合いでいらっしゃいます。
おばあ様にも大変お喜びいただいたとの事でした。

ご結婚おめでとうございます！心よりお祝い申し上げます。

吉田

灯屋2の黒引き振袖レンタルはこちらをご覧ください。

気軽に小紋で！スタッフ冨永のお出かけ着物♪

少し前のものになりますが、スタッフ冨永の着物姿をご紹介させていただきます。
着物コーディネーターとして、いつもお客様のコーディネートを担当させて頂いております冨永ですが、この日は友人の結婚式2次会にお招きされ、お気に入りの着物姿に変身！
この日のために選んだのは、シックなグレー地に牡丹と菊が染められたアンティークの小紋。
博多織の縞の帯に鎌倉彫の帯留を合わせ、普段着の小紋をぐっと粋にパーティー仕様に。

牡丹の葉と同系色である抹茶色の帯揚げ、黒台の草履を合わせ、渋好みの彼女らしいテイストを盛り込んだ着物姿となりました。

着物：牡丹菊文様錦紗小紋　レンタル料金一式36,750円
草履・バッグ　各3,150円

骨董美術「灯屋」のご紹介

お客様からよく、「どうして灯屋2（ツー）なんですか？」とお問い合わせを頂きます。

この場でお答えさせて頂きますと…

灯屋2の本店、「灯屋」は実は骨董品を扱う店です。
時代箪笥、白磁のお皿、木工品、諸国の染織品など幅広い骨董品を展示販売しております。
日常使いというよりも、コレクションアイテムとしての上質なものをセレクトし、眺めるだけでも心豊かになるような空間です。
着物の灯屋2からは徒歩3分程の距離で、同じ西参道沿いの参宮橋駅寄りにございます。

参宮橋へお越しの際は、是非のぞいてみてください！

また、より普段使いの古道具を扱う店舗「可ナル舎」もあります。
次回のブログにてご紹介させていただきます。

骨董美術「灯屋」はこちらをご覧ください。

旬の着こなし

先週末、当店で着付けをされたお客様です。
お選び頂いたのは、梅尽くしの訪問着。

梅文様は、おめでたい文様として通年お使いいただけますが、
このような梅尽くしの着物は一月から二月にお召頂くと、より季節を感じる着物姿を楽しむことができます。
寒い空気の中、春の訪れを告げるかのようにぽつりぽつりと奥ゆかしく咲きはじめ、桜とはまた違う雰囲気を楽しませてくれる梅。
本物の梅が咲くよりほんの少しだけ先駆けて…
この時期ならではの旬な着こなしです。

お客様は、俳句の会にお出かけになるのだそうです。
お若いのに風流な趣味をお持ちですね！とお話したところ、今は若い方も多くいらっしゃるとのこと。
俳句も着物も、日本の季節を丁寧に受け止めている点では同じです。
しっとりとした雰囲気をお持ちのお客様に、この季節は特にお似合いだなと感じました。

冬空の下、梅の花をまとった佇まいがとても素敵でした。

代々木店　冨永

灯屋2の訪問着レンタルはこちらをご覧ください。