松の力強く大地に根付く様や、四季を通して葉の色が変わらないことから縁起良い植物として、古くからたくさんの意匠に使われています。
その様子から多くは荘厳な印象で描かれることの多い松文様ですが、こちらの振袖は優しいく可愛らしい白と朱色の松葉が枝全体に広がり、様々な四季の花々が描かれた扇面が舞う、華やかな一着。
どこか上品で淑やかな印象もあり、肌馴染みのよいアンティークならではの墨黒地がよりクラシカルな雰囲気を演出してくれます。