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灯屋2旅行記
小宮染色工場訪問記
- 2009-09-21 (月)
- 灯屋2旅行記
先日、小宮染色工場を見学させていただいた時の様子をご紹介したいと思います。
灯屋2では小宮さんの江戸小紋を扱う事もあり、シミ抜きや洗張をお願いするうちにご縁が出来まして見学をさせていただける事になりました。
工房は昔ながらの土間の作業場で、天井には張り板が整然と並べられています。
正に、職人さんの聖域という感じです。私たちが見学したときはクーラーも入れていただいて、窓からの光も差し込む快適な工房といった感じでしたが、実際は湿度90%、真っ暗の工房内で裸電球の灯で手元だけを照らし、夏は噴き出す汗と闘いながら作業をなさっているそうです。
主に説明していただいたのは小宮康正さん。
江戸小紋の型を合わせていく事が難しいのかと思いがちですが、型を合わせていくのはそれほど難しいわけではないそうです。
それよりも1反(約13m)を長さを力加減を均等に型づけしていく方が難しいそうです。
江戸小紋というと、型づけのイメージが強いのですが、それだけではない作業が沢山ある事に驚きました。
今では染めの技術は科学的に証明できると思いますが、昔は経験と感覚、それこそ五感やそれ以外の感覚を研ぎ澄まして行われる作業なのでしょう。
その後、小宮康孝さんの染めに関するお話を伺いました。
染料の研究を長年重ねてきて、色ヤケしない、色落ちしない染料に辿りついたそうです。
小宮さんの江戸小紋は染めが良いのでシミなどがついてシミ抜きをしても、元々の江戸小紋の染めは落ちないという事です。
たとえて言うと、腕の悪いシミ抜き屋さんが作業してもシミだけが落ちるそうです。
色々な布を見せて説明をしていただきましたが、どれも美しく素晴らしいものでした。
越後上布に染めた布は本当に美しく、皆写真を撮ったほど。
小宮さんは、職人である以前に、物を見る目が素晴らしいのでしょう。
自然界の中の美しい物、それも人が気に留めない物でも見出す力のある方なのだと思います。
物の中に存在する美しさを見いだし、それを美しいと思える心のある方なのだと思います。
小宮さん曰く、「美しい物は自ら輝いている。」と。
小宮さん自身が輝いているのだとスタッフ一同思ったに違いありません。
工房の片隅にオードリーへップバーンがこちらの工房を訪れた時のお写真がありました。
奥さん以外に手を握ったのは彼女だけだと言った笑顔も輝いていました。
小宮さんは後世になっても価値が下がらない物を残していきたいとおっしゃっていました。
着物は新品でない限りは“古着”という扱いになってしまします。
そのためにも、色落ち、色ヤケしない江戸小紋を作りだしたのでしょう。
いつまでも美しい色を放っている着物なんて本当に素敵ですね。
最後になりましたが、お忙しい中お時間を作っていただいた小宮染色工場の方々に御礼を申し上げます。
訪れたスタッフにとって、とても思いで深い1日となりました。
アトリエ担当 上杉
ドバイ・トルコ旅行 終章
- 2009-06-06 (土)
- 灯屋2旅行記
カッパドキアを2日はさみ、イスタンブールへ戻ってきました。
旅行にの楽しみといえば食事。
カッパドキアでもいろいろとおいしいものを食べてきましたが、イスタンブールでもおいしい食事に出会うことができました。
ツアーでは味わえない本当に地元の人しか行かないお店に行ったり、食に関してはとても充実した旅になりました。
私たちの行ったお店のほとんどは、出来上がっているお惣菜が店頭に並んでいるいわゆるDeli。
その中でもおいしかったのが、いかにも『地元一筋!』のお爺ちゃんが作っているお惣菜のお店。
やはり、いいお店は清潔感があります。お爺ちゃんにも清潔感と一本筋の通った料理人の姿勢が感じられます。
恥ずかしがるお爺ちゃんを説得して写真を撮らせてもらいました。
いい顔してます!
多分、何を食べてもおいしいのだと思いますが、一押しはモロッコいんげんのトマト煮。
そしてマッシュポテト。ほかにもサバの塩焼きや、グラタンなど全種類食べたいくらいでした。
朝食を済ませた後、ホテルの屋上テラスでのんびり。ふと見ると隣のお家から女の子がこちらを見ています。
傍らではお母さんがお掃除中。
年齢は二歳くらいでしょうか、窓から出たり隠れたり、時には声を出して笑っています。
写真を撮られるのも嫌がらず、最後には手を振ってくれました。
どこに行ってもやっぱり子供はかわいいですね。
この旅行の一番のお土産になったかな。
アトリエ担当 上杉
ドバイ・トルコ旅行 その3
- 2009-06-06 (土)
- 灯屋2旅行記
賑やかなイスタンブールを後に奇岩でしられるカッパドキア地方へ。
イスタンブールから国内線でカイセリ空港まで約1時間20分の短い空路の旅。
そこからカッパドキアの奇岩が広がるギョレメまで車で揺られること1時間30分。
ギョレメでは現在も、奇岩をくり貫いた家に人々が暮らしています。
おとぎ話に出てきそうな不思議な村ですが、かつてローマ帝国の弾圧を逃れたキリスト教の修道士たちが、カッパドキアに移り住み、柔らかい岩をくり抜いて住居や教会を作ったのがその起源で、幻想的な風景はその弾圧の歴史を今に伝える遺産でもあります。

カッパドキアにはそれらの遺跡を利用した洞窟ホテルがたくさんあり、意外と手頃な値段…
ホテルに着くなり2人も「かわいいっ!!」と大はしゃぎ。
ギョレメ村の高台にあるTraveller’s Cave Hotelというホテルに宿泊しました。
目の前にはローズバレー、夜には洞窟ホテルの小さい窓の明かりが広がるとても眺めのいいホテルでした。
ギョレメの村をブラブラ散策し、お腹も空いたのでお店を探していると壺焼ケバブのお店を発見。
壺を割って中身を食べるテスティ・ケバブ。
ガイドブックにもあまり載っていなかったのでどんなものかと注文。
野菜とお肉たっぷりの煮込み料理。
とってもおいしかったです。
壺を割って食べるというパフォーマンスも楽しめるのでお勧めです。
ギョレメ2日目はカッパドキアツアーに参加しました。
カッパドキアの見所はそれぞれが比較的離れている場所にあるので、徒歩やレンタサイクルで回るには広すぎるので、レンタカーを借りるか、ツアーに参加するかになります。
ほとんどが10人くらいの小人数のツアーでライトバンに乗って周ります。
ギョレメ屋外博物館・ギョレメパノラマ・ウチヒサル・パシャバー地区・ウフララ渓谷などを見学しました。
もちろんガイドは英語。
正直、解説を理解することはできませんでしたが・・・
いろんな国の人と出会うことができ、仲良くなれば英語で会話しようと必死になれたことがとても勉強になりました。
レンタルフロア 北島
ドバイ・トルコ旅行 その2
- 2009-06-04 (木)
- 灯屋2旅行記
1日半のドバイ滞在を満喫した後は、いよいよ今回のメインの目的地トルコへ。
トルコでの予定はイスタンブールに2日、その後カッパドキアに2日、再びイスタンブールに戻り帰国という日程。
イスタンブールもドバイに引き続き快晴!
そして湿気がないので気温は高いものの、とても過ごしやすい。
そういえば、この旅行中に雨に降られたことは1度もなかったっけ・・・
私は雨具の用意すらしていきませんでしたが。
まずはアヤソフィアへ。
現在一部修復中でしたが、それでも圧倒的な存在感は変わらず。
何百年も前からこの空気感は変わらないのでしょう。
そんな中、普通に猫がアヤソフィアの中を横切ったりしているのがおかしい感じ。
これも昔から変わらない光景なのでしょう。

内部の美しさは言うまでもありませんが、私が一番感動したのは何千万人という人たちが踏みしめたであろう、石畳。
差し込む光と反射する光も昔と同じ光景なのでしょう。
こういう物にこそ歴史の重みを感じずにはいられません。
そしてその石畳を歩いた一人になれた事にも。
トルコにはバザールが沢山あって有名なグランドバザール、エジプシャンバザール、ブルーモスク脇にあるアラスタバザールなど買い物には事欠きません。
それこそ一日いても飽きません。
歩いているだけでいろんな所から呼び込みの声がかかります。
そんな中、私たちもひょんなことから沢山の布を見せてもらえる事に。
部屋に案内されてびっくり!
これはを全部見るのは一日がかりの量です。
今回の旅は買い出しではありませんが、これほどの布の中から選ぶ大変さを痛感。
気に入ったものがあったからといって、そこから値段交渉など、大変なパワーを使います。
今回の旅行で仕入れた生地もそのうち帯になって灯屋2の店頭に並びます。
もし皆様の目に触れる機会がありましたら、少しでも愛着を持っていただけると嬉しいです。
アトリエ担当 上杉
次は奇岩の里 カッパドキア地方へ向かいます。
ドバイ・トルコ旅行 その1
- 2009-06-02 (火)
- 灯屋2旅行記
先日、ドバイとトルコに旅行に行ってきました。
今回の旅行はレンタルスタッフの北島と私の2人だけ。
いろんな人たちとの出会いもあり、思いもかけない出来事もあったりで予想以上に楽しい旅行になりました。
ほんの少しですが、私たちの旅行をご紹介。
まずは1日目のドバイ。
ドバイ国際空港に着いたのは朝の4時半!
本来なら5時半の到着予定のはずが、1時間も早い。
とりあえず両替などを済ませ
空港内のコーヒーショップで休憩しつつ、ドバイ攻略を思案する。
そんな事をしていてもなかなか時間は潰れず、とりあえずホテルに荷物を預けようということに。
ホテルに着いたのは朝の7時ごろでしたが、チェックインOKとの事。
プラス、ホテルが予想以上に可愛くて一気にテンションが上がる二人。
とりあえず写真撮影。
少し休憩したあとに外を歩いてみようという事になりました。
が、ホテルの周りを散策しただけでもうギブアップ・・・
当たり前ですが、ドバイは暑い!気温41℃。となってましたが確実に体感温度は50℃を超えていると思う。
ドバイで食べたアイスクリームよりおいしいアイスクリームにはもう出会えないかも。
結局、夕方からのデザートサファリまでホテルで休むことに。
夕方、デザートサファリのツアースタッフがホテルまでピックアップに来てくれました。
ランクルーザーに乗り込み、いざ砂漠へ!
途中、ガソリンスタンドにてほかのツアー同行者と合流。
約10台のランクルが砂漠に向かいます。
砂漠の疾走は殆どジェットコースター。
よく転倒しないものだと思うくらい。でも楽しー!!
30分くらいの疾走の後、サンセットタイム。
夕日がおおきいっ!!
砂漠に沈む太陽は生まれてはじめてです!

そして思わず、砂漠の山を駆け上がってしまった。
駆け上がる途中、北島はデジカメを砂にうずめてしまい、デジカメが旅行1日目にして故障。
みんなが1番盛り上がっているところで一人テンションが下がってましたが(笑)
靴の中に砂が入る~。でもそんな事気にしてられない。
駆け上がった山の上から見る太陽もまた良いのです。
この後、砂漠の中の野外テントへ移動。
ラクダに乗ったり、ヘナペインティングなどのレクリエーション。
私たちもしてもらいましたが私たちより、インドの女の子の方がやっぱり似合ってます。
そしてBBQのディナー。
私は羊が食べられないので、慎重にえらんでチキンをいただきました。
最後にベリーダンス。結構ふくよかな女性ですがあの腰の動きはすごい!!
やってみてわかりましたが、あの動きはなかなか出来ませんよ。
ダンサーと一緒に踊りましたが私たちはなぜか子供チームに。。。
まぁ、若く見えるという事で(苦笑)
最後は全員で輪になって踊ってフィナーレ。
オーナーの渋谷がいたらノリノリで踊るんだろうなぁ、な~んて考えながら。
こうしてドバイの夜はベリーダンスとともに終わるのでした。
そういえば、ドバイの超高層ビルは遠目に見ただけだったなぁ。
イスタンブール編に続く
アトリエ担当 上杉
タイ・インド仕入旅行 その3
- 2009-05-20 (水)
- 灯屋2旅行記
カルカッタのお店で随分と長居をしてしまったので、デリーまでの飛行機の時間まであまり余裕がなくなってきました。
いそいでお店を出てタクシーを拾い空港へ…
インドでは国内線を乗る時も出発時間の2時間前に行かないとゲートが閉まることが珍しくないのです。
(あまり定刻で出発することはないのに、ゲートだけは時間どおり2時間前に閉まるという不思議な現象が起こるのですが…)
以前もぎりぎりの空港到着で冷や汗をかいた経験があったので今回は余裕を持て行くつもりでしたが、結局いつもと同じく時間との勝負をする羽目に…
渋谷は以前のフィリピン仕入でも国内線に乗り遅れ、フライトと日程の変更を余儀なくされたという経験があるにもかかわらず、なぜかいつも呑気なもの。
急いで拾ったタクシーは、これまたエアコンの代わりに熱風を吐き出す走るサウナ。
車内の温度は40℃を超えているはずなのに、緊張感で暑さを感じなかったのは私だけだったようで、渋谷は道沿いで販売していた水を購入するために車を止めさせ、おいしそうに冷たい水を飲んでいました。
デリーでは何件ものお店を梯子しながら仕入れを行いました。
すでにお互いに顔を覚えていて積極的に色々な布を見せてくれたり、いろんな説明をしてくれたり、和やかなムードの中で良い布を探してくることができました。
以前のブログでも菊池が書いていましたが、サリーにもその年その年の流行があるため、毎年新しい生地が出回って新鮮さを感じさせてくれます。
多くの女性がサリーを着る国にふさわしくいろんな素材、色、模様のサリーがあります。
薄いシャツ一枚で汗を流している私達の目には彼女らの涼やかなサリー姿が不思議で仕方がないのですが、様々な種類のサリーを身にまとい爽やかに動いてる姿はとても優雅で幻想的。
サリーこそがインドの魅力の一つと言っていいのではないでしょうか。
灯屋2の外国布の帯はこんな風にして日本にやってきて、着物や帯に姿を変えて、皆様のもとに届きます。
そう考えると皆様がお持ちのインドやウズベキスタンの帯も、いつもよりちょっとだけ愛おしく見えるのではないでしょうか?
今回 仕入れたサリーや、インドシルク、カンタは今、単衣の着物、羽織、帯に仕立てている真っ最中。
何点かは既に出来上がり、皆様にご覧いただくのを今か今かと待っています。
5月下旬には店頭に並べることができる予定ですので、皆様にお見せできる日を楽しみにしています。
余談ですが、帰国後私は1週間ほど体調を崩し、なかなか本来の状態に戻ることができませんでした。
インドは優雅で、幻想的で、そして何より過酷です…
アトリエ担当 森
タイ・インド仕入旅行 その2
- 2009-05-19 (火)
- 灯屋2旅行記
チェンマイからバンコクを経由して、インド東部の町カルカッタに着いたのは夜2時。
とりあえず眠い目をこすりながら、何とかホテルにチェックインしたのはすでに3時を回ったころ…
もうほとんど早朝と言っても良い時間です。
やっとベッドにもぐりこんだのも束の間、7時には起きて朝食を取ってカルカッタの街に出発。
カルカッタでの目的のお店はたった1軒。
その1軒を目指して行くものの…
いたるところ人、ひと、ヒトだらけ、そして長い長い車の列。
ホテルからそう遠くないはずのお店まで、日本では想像もつかないような時間がかかります。
この強烈な人と車の多さに、何よりインドに来たことを実感させられます。
インドで一番体力を使うのがこの移動。
外を歩けば40℃を超える暑さと陽ざしに、タクシーに乗っても壊れているのか、エアコンらしきものから吐き出される熱風に体力をどんどん奪われます。
1時間余りの移動ののち、やっと目的のお店に到着。
いざ仕入れが始まってしまえば、エアコンも効いているし、チャイも出してくれるし、何より素敵な布を探すことができる至福の時間。
さらに、もう何年もこの店に通っている渋谷は、カウンターの中に入って好きなように布を出してみることが許されています。
現地の人ですらカウンターの外側から店員に布を取ってもらわなければならないので、他のインド人からは不思議そうな目で見られていますが、そんなことはもちろんお構いなし。時間の許す限り布を探します。
このお店は時代の流れの中で失われつつあるインドの伝統的産業を復興させるべく、優れた職人達を集め伝統の技術を現代に調和するように教え、良いモノを作らせて正当な値段で売ることで大勢の職人達の生活を支えている女性活動家が経営するお店です。
織物、染め物、数々の布を広げ、眺めていたらその美しいさにため息が出ます。
国内はもちろん世界の有名なデザイナー達のニーズに応える製品を作り上げるまでの道のりは平凡ではなかったでしょう。
現在は布だけでなく音楽、演劇、踊り等文化全般に力を入れているそうです。
どの国も自国の伝統文化を愛し、守り、育てていくための運動が行われていることを頼もしく思い、そしてその恩恵にあずかれることはとても幸せなことだとつくづく感じます。
カルカッタでの滞在時間は約20時間。再び機上の人となり、インドの首都デリーを目指します。
アトリエ担当 森
タイ・インド仕入旅行 その1
- 2009-05-16 (土)
- 灯屋2旅行記
先日、店主渋谷に同行してタイのチェンマイ、インドのカルカッタ、デリーの2国3都市を4泊7日という日程で回ってきました。
灯屋2の仕入旅行はいつものことですが、今回も弾丸トラベラー並みのタイトなスケジュール…
まず、最初の目的地であるタイ第2の都市チェンマイ。
去年のタイ、ラオス研修旅行で仕入れた竹籠が大好評であっという間に売り切れ。
その後もお客様からのお問い合わせが多く、それではということでチェンマイを経由することに。
成田を朝10時に出発して、バンコクに到着したのが午後2時。すぐさま国内線に乗り換えてチェンマイに到着したのが夜8時。それからすぐに仕入開始です。
今回の目的は、前回の仕入れで籠を買い付けた店の本店に行くこと。
昨年の仕入れとはまたひと味もふた味も違った素敵なデザインの籠と会いました。
着物にはもちろん洋服にも似合うよう一点一点丁寧に選んだ籠←をご覧ください。
7~8年前に初めてチェンマイに行った時、町は数々のアンティーク店が多くありましたが、今はずいぶん減っていて古き良き時代のモノがだんだん少なくなってきているのを実感せずにはいられませんでした。
またアンティークショップの店長によれば、一連のタイの騒動で観光客は激減。
チェンマイ名物のナイトマーケットも、随分店が少なくなっていました。
そんな中、数少ないアンティーク店で素敵な竹かごとラオスの布に出会えたのは何よりの収穫です。
チェンマイは1泊(滞在時間はほぼ24時間)で仕入れを終え、日本を出て2日目には深夜便でカルカッタへと向かいました。
「明日はカルカッタに到着します」。まさに世界の車窓からの気分です。
タイ・インド仕入旅行 その2 につづく
アトリエ担当 森
今回仕入れたラオスの布で仕立てた帯は、5月下旬から店頭で展示いたします。
また、5月20日ごろ帯の仕上がりが遅れているため25日ごろ灯屋2の帯のページでも紹介予定です。
トルコ・ウズベキスタン仕入旅行 その3
- 2008-11-17 (月)
- 灯屋2旅行記
ウズベキスタンで仕入はサマルカンドとブハラ周辺で行いました。
写真はサマルカンドから1時間ほどのところにある、シャフリサーブスのバザールの布市場の様子。
いろいろな布が軒先に吊るされ、露店が立ち並ぶ中からいくらでも帯用の布を探せそうに見えるかもしれませんが、この布は残念ながら実は洋服用の化繊。
シャフリサーブスと言えば昔はスザニの産地として知られていて、以前はこの市場もスザニが所狭しと並んでいたのですが、時代の流れはウズベキスタンにも確実に影響を及ぼしているようでした。

ブハラで滞在したAKBAR(民宿)にはスザニのミュージアムが併設されていました。
このミュージアムは日本で言う博物館、美術館というような大きな規模のものではなく、個人が経営しているショールームのようなもの…
そういえばラオスでも個人経営の「ミュージアム」がいたるところにあったことを思い出しました。
エジプトなどは観光客用のお土産物屋にも「ミュージアム、ミュージアム」と言って連れて行かれます。
どこに行くかをタクシードライバーに聞かれて、ちゃんとした美術館に行くと言うと、「そのミュージアムは今日は休みだ。俺が知っているミュージアムに連れて行ってやる」と言われ、お土産物屋に連れて行かれるのは海外ではよくある話…
個人旅行の際にはご注意ください。
このミュージアムでは、非売品の伝統衣装も展示していて、実際に着てみることも出来ます。
ウズベキスタンの伝統的な衣装を身に纏って、悠久の昔に思いをはせてみるのもまた一興。
伝統衣装や踊り、歌などが大好きな銀座店店長の白井は、上機嫌でポーズをとっていました。
白井だけでなく、4人全員が伝統衣装を纏ってポーズを決めているのですが、ブログではスペースの関係上全部紹介できないのが残念…
銀座店のPCに旅行中の写真を入れておく予定なので、ご興味のある方はご来店の際にお訊ねください。
ウズベキスタンで仕入をするにあたって、一番苦労したのが実はお金。
ウズベキスタンはインフレが続いてきたので、通貨の単位が以上に大きくなっています。
通貨の単位はスムと言って、私たちが今回行ったときのレートが1ドル=約1500スム。
なのに、流通している紙幣の中で一番金額が大きなものが1000スム…
普通はインフレが進むにしたがって、高額紙幣がどんどん発行されていくものなのに、ウズベキスタンはそれがない。
100ドルを両替すると15万スムになるのですが、500スム札を渡されることも多く、結局300枚ほどの紙幣を渡されることになってしまいます。
お財布になんて入るはずも無く…バッグ1つがすべてお金で埋め尽くされることに…
支払いのときにお金を数えるのがとにかく大変でした。
写真はお金を数えることが苦痛になり始めて苦笑を浮かべる3人…
でも、今回の仕入旅行でいろいろな布を仕入れてくることが出来ました。
トルコ、ウズベキスタンの布で作った帯は、12月はじめごろから店頭、ホームページにて紹介していく予定です。
店主 渋谷
トルコ・ウズベキスタン仕入旅行 その2
- 2008-11-16 (日)
- 灯屋2旅行記
トルコからウズベキスタンの首都であるタシケントを経由してサマルカンドへ。
このサマルカンドは紀元前からシルクロードの中心都市として栄えてきたソグド人の都。
ただ、現在のサマルカンドは13世紀にモンゴル軍によって壊滅的な被害を受けて荒野となった土地に再建されたもので、当時の技術の粋を尽くした建築を今に伝えています。
サマルカンドは雨の少ない気候で、抜けるような青空が広がり(写真ではちょっと分かりにくいのですが)、メドレセの青いドームと相まって、「青の都」との別名でも呼ばれています。
トルコと比較すると高い建物が少ないウズベキスタンは、どこに行っても青空が広がっています。
写真はパンを売っている屋台。湿度の少ないウズベキスタンでは、それほどパンがかびたりということも無いらしく(パン自体が塩が強めに作られているというのも一因かもしれませんが)、写真のような大きなパンを買って、家で保存して少しずつ食べていくんだそうです。
本当かどうか分かりませんが、ガイドブックなどによるとパンは2年くらい保存できるとのこと…
さすがに試してみる気にはなりませんでしたが、現地の風土、気候に合わせた文化の発展を感じました。

トルコにしてもウズベキスタンにしても、イスラムの文化圏に行くと決まって目にするのが広場や店先に集まってチャイを飲みながらタバコをすう男性の姿。
ほとんどの方が目が合うと満面の笑みを返してくれ、イスラム圏のおおらかさを感じさせてくれます。
この前サッカーのワールドカップ予選でウズベキスタンと日本が戦ったばかりなので、サッカーの話題でも盛り上がりました…
いよいよ明日はウズベキスタンでの仕入の様子を紹介いたします。
銀座店店長 白井
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